TOP » SF » ターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ/Terminator: The Sarah Connor Chronicles

ターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ/Terminator: The Sarah Connor Chronicles :: 1-06 :: Dungeons & Dragons :: ネタバレ

transターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ/Terminator: Sarah Connor Chronicles。シーズン1の6話。ネタバレ。
view: 14736
SPOILER!!!
ネタバレです!!!
---------------------------

前回重傷を負ったデレク・リースだが、チャーリィが緊急処置。今週のエピでは、瀕死の状態で生死をさまようデレクの記憶をたどって、未来の出来事が明かされます。リース兄弟がサラたちを守るという使命を与えられ、過去の時代にタイムトラベルすることになった物語。

2027年。

リース兄弟はレジスタンスである。壊滅した街の中で這いずり回ってスカイネットと戦う日々。男たちが会話してるシーンで「カイル・リースはジョン・コナーといっしょに捕まったけど、いっしょに逃げてきたんだよな」「無傷でコナーを救ったんだぜ」とワーワーしゃべっているので、カイルは有名人みたいである。

現在のシーンでキャメロンがジョンに話したことによれば「カイルとジョンは2015年に敵に捕まり、Century Sector Work Camp(収容所みたいなもん?)に送られたが、2021年にふたりはいっしょに脱走した」といっていた。カイルはサラの写真を持っていた。これは収容所時代にジョンにもらったんだろうと思われ。映画『ターミネーター』の中にもそういうシーンが出てくる。ジョンとカイルは6年間もいっしょに過ごしたから仲良くなったんだな。

ある日、デレクは戦闘中に敵に捕まった。弟カイルの安否はわからない。デレクは仲間数人とどっかの家に連行され、鎖で繋がれた。なにをされるわけでもなく、ただ監禁されてるだけ。ときどきターミネーターがやってきてひとりづつ地下室に連れていかれる。しばらくすると戻ってきてまた鎖につながれる。戻ってきたら誰もが怯えた表情をしている。地下室からピアノのメロディが聞こえる。やがてデレクの順番がきて、彼も地下室に連れていかれた。彼もまた他の者たちと同じように極度に怯えた顔で戻ってきた。いったいなにを見たのでしょう。

デレクたちが監禁されてる場所には、飛行機のジェットエンジンみたいなもんが運ばれてきていた。スカイネットはそれでなにかをしようとしているらしい。地下室にあるものと関係しているのかな。詳細不明。人間の恐怖を燃料にする新武器開発とか?

ところでこの監禁場所で、デレクは未来のアンディ・グードと出会った。アンディも囚人のひとりで、彼はビリー・ウィッシャーという偽名を使っていたが、じつは自分はスカイネットをつくったアンディなのだと明かした。彼はものすごく後悔していて、デレクに自分の過ちを告白して、許しを請うた。

ある日ターミネーターたちは急にいなくなった。デレクたちは鎖でつながれていたが、部屋の中に斧が置かれてある。これで鎖を切って出ていけということみたい。なぜ敵はデレクたちを監禁したのか、そして逃がしたのか。謎である。デレクたちは大急ぎで自分たちの隠れ家に戻った。したらばそこは壊滅的に破壊されていた。生き残りがいて、4日前にスカイネットの攻撃を受けたのだと教わった。

攻撃を受けたとき、ジョン・コナーはある重要な任務のために不在だった。カイルもその作戦に参加したというので彼は捕まらなかったとわかった。ジョンは、カイルを含むチームを率いてTopanga Canyonにあるスカイネットの施設を攻撃したそうである。なぜその作戦が重要なのか、だれも教えてもらえなかった。

ジョンはカイルといっしょにその施設の中枢内部に侵入した。他の者たちは外で見張ってろといわれた。しばらくするとジョンだけが戻ってきた。そして「この施設を完全に破壊しろ」と命じた。以後、カイルの姿を見た者はいないという。

という話を聞いたデレクはなんじゃソレ!と弟を心配して、ジョンに直接問いただそうとしたらば「機密事項である」と制止され、ジョンにも会わせてもらえなかった。その施設にはきっとタイムマシンがあったんだと思われる。カイルはサラ・コナーを守る任務を与えられて過去に旅立ったのだろう。デレクはそれを教えてもらえないのだが。

この後、デレクは基地内をT-888がウロウロ歩き回っているので仰天した。それはキャメロン。「敵だ!」とわめいたら「あれはプログラムし直したからいまは我々の味方である」と聞かされて驚いた。デレクが知らないあいだにターミネーターを『re-program(再プログラム)』して、善良ターミネーターにつくりかえる技術が開発されたのであった。ところが、それはまだ不完全みたいであり、基地内でターミネーターが大暴れして人々を虐殺するという事件があった。襲われたデレクはキャメロンに救われたが、このときの彼女の台詞が意味深である↓

They sometimes go bad. No one knows why.

ときどきうまくいかない。なぜだかだれにもわからない。

ある日デレクはジョンに呼ばれた。タイムマシンがあった。「4名のチームで20年前に行け」と任務をもらった。4名のレジスタンスたちは1997年にタイムトラベルした。これがあの隠れ家のレジスタンスの始まりだったのだな。サラたちが発見した3人の死体はデレクが殺したのだろうか。デレクがジョンと出会うシーンでは、初めて未来版ジョン・コナーが出てくるのかと思ったら、そこにチラリと現れたのはトーマス・デッカー演じる少年のジョンだったので不思議である。ちょうどこのとき、生死をさまようデレクのベッド際にジョンがいたのでその姿とダブっただけなのか。あるいは『少年ジョン=未来版ジョン・コナー』ということなのかよくわからなかった。

以上がデレクの記憶物語である。

そしていまは2007年。

チャーリィは8年前に失踪した元恋人サラを見て仰天した。聞きたいことが山ほどあるが、いまは瀕死デレクを救うのが先決である。チャーリィは救急隊員なのでテキパキと応急処置をしてくれた。デレクは生死のあいだをさまよっている。「輸血をしないとデレクは死ぬ。運悪く、彼の血液型はドナーの少ないAB-」というんで困ったと思ったら、ジョンの血液型がマッチした。

治療を終えたチャーリィは「さぁ話してくれよ」とサラに質問する。サラは渋々ながらすべてを話した。チャーリィはスカイネットがどーのこーのというSF物語を聞いて仰天し、死体袋に入ったT-888を見てギョッとした。このT-888は前回サラたちを襲ってきたヤツである。

キャメロンはT-888の死体(?)を完全処分するという仕事をした。「エンドスケルトンを再起不能にするには、thermiteていうケミカルを使って摂氏2500度で焼却すればいいのだ」といって、彼女は既にその準備をしていた。彼女がエンドスケルトンを焼却するところにチャーリィが怖々寄ってきて「これかー。んで、君も中身がコレなわけ?そんなかわいい顔してこわいロボット?」と聞いたら、キャメロンは「あっちにいけ」とこわい顔でいった。サラはキャメロンがチャーリィを殺しちゃうんじゃないかと思って「そういうことを考えるのはやめろ」と強く禁じた。

キャメロンはT-888の片腕がなくなっていることに気づき、それをサラに話して「ぜったい見つける」と約束した。サラは「ボルト一本残すな」と命じた。ところがキャメロンはこっそりT-888のメインチップだけをポケットに入れた。その意図は不明。T-888の片腕はFBIのエリソンが持っていったのだが、今週は彼はお休みでした。

チャーリィはサラとジョンのことをすごく心配しているが、サラの心境は複雑である。彼を巻き込んじゃいけないと思ってるんだな。ふたりが別れ際に話すシーンでチャーリィがいう "There is no fate but what we make." は映画『ターミネーター』の有名台詞である。カイルがサラに残した人生のレッスンであり、サラの墓碑銘にも刻まれる台詞。余談ですが、"I'll be back." なんかよりこっちのほうがぜんぜんいいキャッチだなと私は思うんですが。"I'll be back." ってなんかバカっぽいもん。

チャーリィは別れ際、サラに自分のところにきたFBIの名刺を渡して危険を知らせた。このFBI捜査官はロバート・ケスターと名乗っているが、その中身はT-888であることを私たちは知っている。チャーリィは "There's a storm coming." と言い残して去った。これも映画『ターミネーター』にあった台詞である。ラストシーンでスペイン語少年がサラにいった言葉だ。

デレクは目を覚ました。ジョンはデレクにカイルのことを話した。「彼は勇敢にぼくを守ってくれた。そして死んだ。ヒーローだった」とまで話したが「カイルはぼくの父である」というのはナイショにしている。サラに口止めされたから。サラは「彼はまだストレンジャーだ」と慎重である。デレクが100%味方であるとは信じていないようだ。

そしてラスト。

アンディを殺したのはじつはデレクなのだったと明かされた。彼は「自分はTurkを盗みたかっただけである。そのためにアンディの部屋にいったら既に殺されていて、Turkは消えていた」と話したがそれは嘘だった。なぜ彼は嘘をついたのだろうか。Turkにどこにいったのか。謎。

疑問その1。デレクに輸血をしなくちゃのシーンの会話で「サラの血液型はO-。ジョンはAB」と出てくるんだが、tv.comにもimdb.comにもこれはgoofだと書いてあったけどそうなのかな。goofっていうのはドラマの中でよくある制作者のポカミスという意味です。なにかの伏線かもと思ったんだけど、あの会話の時点で「あんたらが親子のわけない」という台詞がないこと自体がへんなので、やっぱりgoofなのかな。わかりません。

疑問その2。デレクが監禁部屋の地下室で見たものはなんだったのか?tv.comのフォーラムを見てたらおもしろいセオリがあった。もしかしたらデレクはそこでキャメロンを見たんじゃないのかという説である。デレクが基地に戻ってキャメロンに会ったとき、彼はすぐにソレがT-888だと見抜いた。てことは、過去にどこかでキャメロンに会ったからではないかというのがその理由。なるほど。ソレあるかも。

もしかして、あの地下室でデレクたちは脳をどーにかされてターミネーターにされちゃったのではないかというのを思いついた。普通のターミネーターならチャーリィが気づくはずなので、もっと精巧にできた新型ターミネーターですよ。人間と同じ生体組織を持ってて、本人さえ気づいてない。ブレードランナーのレプリカントみたいなもん。それはなにかのトリガーで行動を起こすようにできていて、あるときとつぜん人間の敵になる。ゆえにデレクは3人の仲間を殺した。しかし彼もまたいつかそうなる危険があるみたいな。未来の人間がターミネーターをre-programしたのであるなら、こんどは逆に、ターミネーターが人間をターミネーター化してるというセオリ、どうすか。

疑問その3。キャメロンはなぜこっそりT-888のチップを隠したのか。彼女は1-04 :: Heavy Metalで、コルテンを盗んだことを私たちは知っている。アレと組み合わせてなにかをつくろうとしてるのかな。盗んだコルテンは1本だけだったので、それだけでターミネーターを1体制作するのはムリっぽいが、小さいロボットとか?そういうのがでてきたらおもしろいな。

未来でキャメロンがデレクにいった台詞、"They sometimes go bad. No one knows why." が意味深だったと上に書いたけど、それが単に「たまに失敗することもある」というだけならたいしたことないが、それがキャメロン自身のことを指しているとしたらゾゾゾである。彼女がチップを隠し持った動機と関連してるかも。

疑問その4。なぜデレクはアンディのことでサラに嘘をついたのか。彼はアンディ本人から「自分がスカイネットをつくった張本人」と告白を聞いたからソレをやったのだと思うが、それならそうといえばよいのに。消えたTurkを持ち去ったのはどこのだれか。謎。

ところで、アンディが名乗った偽名、ビリー・ウィッシャーは映画『ターミネーター』『ターミネーター 2』の脚本家のひとり、ウィリアム・ウィッシャー / William Wisherからきている。「スカイネットをつくったのは脚本家」というのは間違いないな。ははは。

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ

TOP » SF » ターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ/Terminator: The Sarah Connor Chronicles