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プリズンブレイク/Prison Break :: 3-13 :: The Art of the Deal :: ネタバレ

transプリズンブレイク/Prison Break。シーズン3の13話。さーていよいよシーズンフィナーレ(じゃないかもしれない)。ネタバレ。

あとから修正加筆。シーズンフィナーレと書いちゃいましたが、断定しちゃうのもナンだなと反省したので修正しときます。秋に続きをやるかもヨ〜と匂わせといて、そのままたち消えみたいなのが多いじゃないですか。なんかそのパターンかなと思って、つい断定しちゃいました。失礼失礼。やるかもしれないしやんないかもしれない。Foxの公式な発表があるまではだれにもわからないというのが現時点の状態です。
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SPOILER ALERT!!!
ネタバレです!!!

前回ラストでウィスラーが逃げだした。兄弟は追跡。カーチェイス。ウィスラーは市街に入り、彼はクルマを捨てて走る。マイケルたちも走る走る。ウィスラーは走り回って追跡をフリ切った。通行人女性にケータイを借りた。通話先はグレチェン。「逃げたぞ。迎えにこい」「どこ?」としゃべってるところに横からパンチ。リンクであった。

兄弟は怒り爆発。こいつはなんてインチキヤローなんだ。リンクは電話を取りあげた。グレチェンは倉庫に人質を連れてきたところだったが、こうなれば予定変更である。「後でかけ直す」と切った。ウィスラーはここにきてさえ「だれも傷つかないためにやったのだ」と善人ぶるので腹が立つ!パトカーのサイレンが聞こえた。

こちらはマグレディ。パパの運転でコロンビア国境を目指しているが、道路の先に検問が見えた。マグレディは「SONAには戻りたくないヨ」とピーピー泣いていたが、パパは「だいじょうぶだから」と答えてそのまま前進。兵士に止められ「SONAの脱獄犯を探している」と似顔絵を見せられた。「知らない」といったら、クルマを調べるといわれた。助手席のマグレディはいつのまにか消えた。どこにいったんでしょう。

こちらはスクレ。フェルナンド・スクレはマイケルの友達っていうのがバレちゃったので激しく拷問されている。「スコフィールドはどこに逃げた?」と聞かれる。知らないといっても信じてもらえません。彼には長い一日になりそうだ。一方、T-BagはSONAに戻されたが、彼は兵士のひとりを捕まえてなにか話している。なにを企んでいるんでしょうか。

グレチェンに着信。相手はマイケルだった。「おぉ。歩く天才くんか。やっとあなたの声が聞けたよ」と女王様口調である。マイケルは低い声で応じた。「Plaza de Franciaにこい」「人ごみの中で取引したら安全だと思ってるんだね?ふん。それはそうだろうが、ポリスもいるから脱獄犯には危険だわよ」「10分でこい」。ガチャン。

オープニングテーマ曲〜♪

T-BagはSONAに戻された。そしたらそこは大騒ぎのありさまだった。囚人たちがギャーギャーわめいてやりたい放題。乱闘。強奪。怒声。鬱積する彼らの不満はすべてリチェロに向けられる。リンチだ。リチェロは肩を撃たれて重傷を負ったが、治療なんかしてもらえない。囚人たちは手負いのライオンをいたぶるようにリチェロをケトばして遊んでいた。ほっとけば死ぬだろう。

それを見たT-Bagの次の行動が不思議である。「リチェロには恩がある!助けなきゃ!」と似合わない台詞を吐いた。私はイスから落ちそうになったぞ。ベリックが「やめとけ。死ぬぞ」と止めたが、彼はリンチする集団を相手に勇猛果敢に切り込んだ。片手男の必死の気迫に押されてチンピラたちは逃げた。

T-Bagはベリックを手伝わせて、リチェロを大急ぎで運んだ。そこはかつて彼の城だった場所だが、ここにもハイエナたちが入り込んで好き勝手に暴れていた。銃で脅して追い払った。リチェロはソファにドテッと倒れ込む。かなり痛そう。アブラ汗をかいて死にそうだ。とりあえず居場所は確保したが、この先どうするんでしょう。ベリックが「ど、どうするんだよ!殺されちゃうよ!」と泣きわめいたら、T-Bagは「コイツが切り札なんだよ」と答えた。やっぱりなにか裏があるんだな。T-Bagがタダでひとを助けるわけがない!

マホーン。彼はバーに入ってクラブソーダを頼んだ。愛想のいい店主に「アメリカ人?調子どう?」と聞かれた。「いろいろあっていまは失業中」「それはお気の毒。いいことがあるといいね」「もうすぐそうなりそうだ」というマホーンの視線の先には銀行がある。強盗でもやるのかな。

マイケルとグレチェンは人ごみ雑踏の中で顔を合わせた。ふたりの後方にはそれぞれの人質がいる。リンクはウィスラーとテーブルにいて、LJとソフィアはグレチェンの子分といっしょにいる。というようすはグレチェンが手配した狙撃者によってひそかに遠くから狙われている。狙撃者はリンクの頭にピタリと照準を合わせている。

グレチェンは「あなたの明晰さは大したものだわ。さすがね。いっそカンパニーで働いたらどう?そしたら追われる心配もなく、たくさんお金をもらえるよ」なんていうが、当然無視である。マイケルはLJを見、そしてグレチェンを正面から睨む。グレチェンは「さ、交換しちゃいましょ」といった。が、慎重マイケルは次の手を打つ。

マイケルがリンクに目配せしたらば、リンクはウィスラーを連れて離れていく。狙撃者は標的を見失った。グレチェンは怒る。「オイオイ。どこにいくんだ」「ここでは交換しない。無事を確認できればそれでよい。おまえはクルマに戻れ。5分後に次の場所を知らせる」ということなのだった。グレチェンはいいように振り回されておもしろくない。ふだんの彼女なら痛烈に言い返すところだが、マイケルはいちだんと低い声で次の言葉をいった。

Michael: And when the exchange is over and LJ is safe, you and I are gonna spend some quality time.
Gretchen: When the exchange is over, you better run for your life.

こんな意味↓

マイケル:この交換が終わり、LJが無事に戻ったら、その後にはおれとおまえは有意義なときを過ごすであろう。
グレチェン:この交換が終わったら、あなたは逃げたほうがよい。

マグレディ。彼は検問をパスした。パパがあらかじめトラックに細工をし、助手席の裏側に隠れる場所をつくっといたんである。兵士たちはトラックの荷台を調べたが、そこには土があるだけだった。ふぅ。パパは「これから寄るところがあるよ」といった。どこに行くんでしょう。

SONA。瀕死のリチェロは、T-Bagとベリックといっしょに自分の城にたてこもっているが、暴徒と化した囚人どもがいつなだれこんでくるかもしれない。3人ともなぶり殺しにされるであろう。リチェロは「おれは怖くなんかない」とつぶやき、銃を離さない。T-Bagが傷を消毒してやった。が、これは気休めであろう。ほっとくと彼は死ぬ。

T-Bagが彼を助けた理由を明かした。兵士のひとりと話をつけ、カネを払えば逃がしてくれるという約束をしたんだという。リチェロは信じない。「あいつらはぜんぶうそつきだ。どうせおれはここで死ぬんだ」とセセラ笑った。T-Bagは彼を説得した。「あんたは死ぬのに大忙しで気づかなかったかもしれないが、colonelが代わったのだよ。カネを払えば応じるヤツもいる」「信じられんな」「信じなければあんたはここでオダブツだ。お気の毒」

マイケル。グレチェンから離れて再コール。「こんどは博物館にこい」という。グレチェンは振り回されてイライラ。「サッサと終わらせないと、だれかが死ぬよ。わたしゃそんな場面を何度も見てきた」とピーピーいうが「5分でこい」と命じて、会話を終わらせた。ここでマイケルは、博物館の土産物の小さなかけらをひとつもらった。展示品のレプリカと思われる。そういうの博物館によくあるでしょ。化石とか骨とか。私も以前に水族館でシーラカンスのウロコのレプリカをもらったことある。そのとき本物のウロコにさわったよ(ちょとじまん)。余談ですません。

グレチェンは言われた通りに博物館にきて、その意味を理解した。フロントのゲートに金属探知器があるからだった。「あったまにくるわね!」と銃を部下に渡し、男たちを博物館の出口を見張るようにいいつけた。そしてLJとソフィアを連れて中に入る。LJが笑った。「ぼくの伯父さんを出し抜くのはたいへんだよね。ははは」。グレチェンはキーッ。

中に入るとまた着信。「1F南西コーナーの展示室にこい」といわれたグレチェンはいい加減頭にきちゃったようであり「ガイドツアーは飽きた。私はウィスラーを連れてサッサと帰りたい。さもなくばLJの首を折る。ほんとにやっちゃうからな」とムカムカ顔である。こんどはグレチェンのほうがガチャンと切った。このひとたちはどっちが先に通話を終了するかを競い合ってるみたいである。グレチェンは部下に「ちゃんと見張っとけ」と連絡した。博物館の外では、銃を持った男たちが非常扉をがっちり見張っている。

SONA。T-Bagはワイロに必要な金額を述べた。それは5万ドル。リチェロは「そりゃむりだ。おれのためにカネを運んでくれるやつはもういない」といったが、T-Bagは「あのひとがいるでしょ」と答えた。たぶんながらくご無沙汰のあの方が出てくるんだな。

マイケルたち。目の前にグレチェンが現れた。LJとソフィアもいっしょ。いよいよ人質交換だ。マイケルは「LJが先だ」といった。グレチェンは応じた。リンクはやっとこさ息子を取り返した。長かったなー。そしてウィスラーもアッチ側にいった。人質の交換はスムーズに行われた。グレチェンがウィスラーを連れてサッサと出ていこうとしたらば、ソフィアが噛みついた。

「あなたがいってたGPSの座標値はどうしたんだ?あれを渡さなくていいのか?わたしの前で破ったアレだ」と質問した。グレチェンは「この女はバカじゃないのか」といった。ウィスラーが「ここを出たら彼女に渡すんだ。はやくここから出よう」と促すが、ソフィアは納得しない。恋人に対する疑念をいまこそ晴らすと思ってるんだな。「わたしはいまそれを見たい。あなたが破ったメモを出せ」と大きな声をだした。

マイケル、リンク、LJはこの口論をポカンと見守った。グレチェンがバラした。「お姫様の相手をするのはウンザリである。あのな、ソフィア、座標値なんか最初っからないんだよバーカ」といった。ソフィアはやっぱりそうかと悲しんだ。ウィスラーはオロオロと弁明口調になる。ソフィアは彼がインチキだとやっと気づいて、きっぱりお別れ。彼女はマイケルたちの側に着いた。

マイケルたちがボケーとそこにいるのを見たグレチェンは「そこでおまえらはなにをやってるんだ?」と聞いた。「おれがおまえなら非常扉を部下に見張らせておくだろう。おれたちが一歩外に出たらば蜂の巣だ」「ふん。それならどこのドアを使っても同じじゃないか。わたしは正面玄関から出る。あんたらはそっちの非常扉から出ていけばいい」「あの非常扉は緊急時にはロックダウンされるだろう」「緊急時ってなんだ?」。マイケルは「これだよ」と答えて、目の前の展示品のショーケースを叩き割った。警報が鳴る。「これでぼくらは正面から出ていける。おまえといっしょに」

あたりは騒然となり、警備員がワンサカ出てくるが、彼らは泥棒探しに夢中である。ひとりづつボディチェックを受けるが、脱獄犯がそこにいても気づかない。一同はそろって正面玄関から出た。

ボディチェックの際、マイケルの顔を見た警備員がぢーとその顔を見るのでヒヤリとしたらば、別の警備員が「ナンジャこれ!」とウィスラーのポケットからなにかを見つけた。それは先にマイケルがゲットした化石のレプリカ。どこかで彼のポケットにスルリと入れたんだな。

グレチェンがそれがプラスチック製のオモチャだと気づいて教えてやった。サッサと去ろうとしたらば、警備員はウィスラーに「IDを見せろ」と命じた。トラブル発生てわけで、グレチェンの部下が銃を出したが、別の警備員に制止され、狙いがそれた。銃弾は横にいたソフィアに命中。いきなりの銃撃騒ぎにあたりはパニック。悲鳴。怒鳴り声。

ポリスがくるんでマイケルたちはサッサと逃げた方がいいのだが、リンクがソフィアを心配して彼女の側を離れない。LJが「ぼくがちゃんと彼女をみるからパパはサッサと行け」とアシストした。またあっちでは、ウィスラーとグレチェンがケンカを始めた。「おまえをいますぐ殺したい。彼女をあんな目に遭わせやがって」と首シメ攻撃。グレチェンが「わたしはやるべきことをしただけである。ジェイムズ、アレを忘れるな」と脅した。ふたりは部下たちといっしょに走り去った。というようすをマイケルは銃を持って見ていた。彼はここでグレチェンを撃とうとしたが、ポリスがバンバン撃ってきて無理だった。

ウィスラーが車内で「本をなくしてしまった」と告白したらば、グレチェンは「なんだばかやろうこのマヌケ」と怒っているので、座標は関係ないが本は必要ということらしい。詳細不明。鳥の図鑑はいまT-Bagが持っている。

こちらはそのT-Bag。彼はイライラと部屋で待っていたが、電話が鳴った。T-Bagが出て「了解」と答えた。どうやらカネの算段がついたようである。「もうすぐカネは届くよ」といった。リチェロが「それをどうやって兵士に渡せばいいんだ?」と聞いたら「あんたはおしまい」といわれた。やっぱりな。リチェロは反抗する気力も萎え「どうせなら早く終わらせろ」と命を投げ出した。T-Bagはクッションを顔にあてて窒息死させた。最後の言葉は "Adios, homey."

カネを届けたのはリチェロの愛人なのだった。このひとはながらくご無沙汰で、3-05 :: Interference以来の登場である。あのとき、というのはマイケルが電子レンジEMPをやって兵士たちがドバーとSONAに入ってきたとき、T-Bagは彼女を守ってやった。怯える彼女を「リチェロがあなたを捨てるはずがない」と慰め、"We're all prostitutes. You're a queen." という名台詞をいったときです。思いだしましたか。

彼女はあんときからT-Bagを好きになっちゃったのだ。だいたいからして、ソフィアといい、この尼さんといい、パナマの女の人はチョロすぎるのではないか、ていうか、田舎の人間はみんな純情だというアメリカ人脚本家の思い込みがあるんじゃないか。という話はさておき、彼女はT-Bagを信頼してるので「リチェロは死んだ」という話をコロリと信じた。もちろんT-Bagが殺したというのはナイショである。

彼女はドルがガッポリ入ったバッグを持ってきた。リチェロの有り金をかき集めてきたのだろう。彼女はそれをT-Bagに渡す気でいる。でもSONAはいま暴動でたいへんだから彼女は中に入れず、差し入れすることはできないようだ。T-Bagはカネの一部だけ受け取り「残りは数日間あなたが保管しておいてくれ」と頼んだ。「もしあなたがそれを持って逃げたら本当に怒るよ。おれがキレるとどうなるかわからない」とこわい台詞で脅したら、彼女は「そんな心配はしなくてよい。わたしはあなたを待っている」とラブラブ視線である。金網越しに右手と義手をあわせた。T-Bagはなんともいえない顔をした。

マグレディ。パパといっしょに家族のもとに戻った。親戚一同だろうか、たくさんのひとたちが彼を待っていて、大喜びで歓迎してくれた。ああよかったですね。彼は完璧にハッピーエンド。

一方こちらはバッドエンドのスクレである。彼はずっとダンマリなので、外に連れ出されてスコップを渡された。自分の墓穴を掘れといわれてしょうがなくやりだした。生き埋めにされちゃうんだろうか。死を覚悟したところでSONAのボスがきた。「しゃべらんな。もういいわ」と拷問は中止。ここでスクレのケータイが鳴った。拷問兵士は「うまいこと相手の居場所を聞き出せ」と命じた。スクレは懐かしいマイケルの声を聞いた。「LJを取り戻したし、みんな無事」と聞いて彼は安心した。マイケルは大心配であり「だいじょぶなのか。どこにいるんだ」と聞くが、スクレは「ほんとうによかったな。おれはだいじょうぶさ」と答え、ケータイを踏みつぶした。SONA入り決定。

T-Bag。SONAの中庭で演説大会。

Lechero is dead! Lechero is dead! I come before you now to bury the man... not to praise him, for there is nothing praiseworthy about his rule here. Having one of our own dictate to us? Well, that's just not the natural order. All cons are equal! I have the last remnants... of lechero's cruel empire in my hand. An empire which I willingly participated in and witnessed first-hand. Money... made off of your backs and off the backs of your family! It's yours. And I'm here to tell you.. I'm giving it back.

リチェロは死んだぞ。あの男の死体を埋める前にみんなに知らせとく。といってもあの男をたたえたいからじゃない。あんな権力者は死んでザマミロである。独裁者なんていらない。おれたちは平等だ。ここにヤツが残した最後のカネがある。リチェロの帝国はこんなに小さくなっていまはおれの手の中に入っちゃう。おれはヤツの帝国をずっと間近で見てきた。このカネはみんなのものだ。ほーれ、みんなに返すよ。

T-Bagは盛大にカネをバラまいた。囚人たちはイエーと歓声をあげて乱舞狂喜である。このカネはさっきリチェロの愛人からもらったやつだ。そこにスクレが連行されてきた。目をぱちくりさせて男たちを眺めるスクレに兵士がこういった。「今日からここがおまえの我が家だぞ」といわれて大ショック。この世界じゃT-Bagがヒーローになっちゃってるのだ。T-Bagは広場のまんなかに立ち「おれたちは平等だ!」と叫び、男たちはその名前を叫んでいる。暗黒街のエイブラハム・リンカーンだな。

ソフィアは入院して助けてもらえた。彼女はLJの耳になにかを囁いた。LJは病院の外に出てきて、外で待つ兄弟に「ソフィアは無事だ」と知らせた。ここでLJがマイケルにあるものを手渡した。それはマイケルがフォックスリバーでサラに贈った折り紙。サラはずっとこれをだいじにしてたんだという。ひぃいい。涙。サラのフラッシュバック。じわーん。このシーンのフラッシュバックは1-10 :: 策士からです。

マイケルの胸は張り裂ける。そっとその場を離れて立ちすくんだ。やりきれない悔しさと無力感に襲われる。LJはリンクにソフィアからの伝言を伝えた。彼女のアパートのベッドの下にあるもんを見てくれという話だった。それはウィスラーに関すること、恐らく3-10 :: Dirt Napのラストで彼女が見つけたあのケースのことだと思われるが、リンクは「そんなもんおれらには関係ない」と興味ゼロ。でもマイケルは ... ?!

マホーン。さっきと同じバーにいる。目の前の銀行をずっと眺めている。そこに入ってきたのはウィスラー。ふたりはここで待ち合わせをしていたのだった。銀行を見てたんじゃなくて、そこに現れる人間を探していたんだな。店の外ではグレチェンが待っている。

ウィスラーは「君はおれらの仲間になるか?」と質問した。マホーンは躊躇する。「スコフィールドはサラを殺された恨みを決して忘れない。彼は追ってくるだろう。グレチェンを見つけるだろう。そしておれもおまえも。おまえのトラブルに巻き込まれるのはいやだな」「仲間になるのかならないのか、どっち?」「 ... なるよ」てわけで、3人はチームになった。なにをするつもりか知りませんが。

マイケルとリンク。ソフィアがいったブツを取りにいった。ベッドの下から出てきたのは、どこのだれだか知らない男に関するファイルだった。ジェイソン・リーフ (Jason Lief) という名前は初耳である。その男の詳細な行動記録が出てきた。探偵の報告書みたいなヤツ。

マイケルはこれを追っていきたい。ヤツラはサラを殺したのだから借りを返させてやるのだ。だが、リンクはちがう。息子を取り戻して彼は平穏を望んでいる。止めてもむりだとわかったリンクはクルマのキーを渡した。兄弟は固く抱き合ってお別れ。

ラスト。明暗わかれる登場人物たちの映像に叙情的な音楽でお別れです。マイケルは復讐のオニとなってひとりハイウェイを爆走中。これにてシーズンフィナーレ。ぱちぱちぱち。

※感想

ふぅ。終わりましたー。次シーズンあるかどうかはまだわかりません。どうなるんでしょうかねー。打ち切りかな。シーズン3はサラの降板とストライキという大人の事情が重なって、脚本がツギハギになっちゃったのかなと思います。マホーンとウィスラーの謎めいた会話や、ジェイソン・リーフなんていう謎の男の名前が出てきても「あっそ」ってかんじでまじめに見る気がしなかったです。

最後はマイケルが意地を見せてグレチェンの裏をかいた。やっとマイケルらしいシーンが見れたのはよかったですが、カンパニーのこととか、ウィスラーのこととかまったく明かされないんだもんな。シーズン1と2はかなりおもしろかったけど、3にきてガクンと落ちましたね。残念。じつに残念だ。

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  • Title: 3-13 :: The Art of the Deal
  • First Aired: 2008-02-18

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Guest Star:

Thanks to: imdb.com, tv.com

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