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ロスト/Lost :: 3-14 :: Expose [1] :: ネタバレ

transLost。シーズン3の14話。長くなったので2つにわけました。こちらは前半。ネタバレ!
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!
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こちらは前半。後半はこちらから↓
ロスト/Lost 3-14 :: Expose 【後半】

※タイトルの "Expose" の "e" は本当はフランス語の特殊文字、アクサン記号がついてるヤツなんですけど、当ブログの文字コードではバケちゃうみたいなので "e" と書いときます。

ニキが森を走っている。彼女は大急ぎで地面になにかを埋めた。

【ニキのフラッシュバック】

ニキはストリップバーでダンシング。おおおおおお。sexyなビキニ姿にお父さんも満足です。ビール、どぞ。ステージを終えた彼女がボスの部屋に来る。ガウン姿。部屋には男が2人いて大金がある。それを見たニキがびっくりする。「ラシェードさん(Mr.Lashade)、あなたがコブラなの?!」。ラシェードと呼ばれた男は「これもビジネスさ」と悪人顔。格闘となり、最後にはニキは射殺された。ここで「カーット!」の声。

テレビドラマの撮影スタジオであった。撮影場所はシドニー。ニキはExposeっていう人気ドラマのゲストスターで、シーズンフィナーレの撮影を終えたところであり、番組プロデューサーに「サイコーだったよ」と褒められる。このプロデューサーとニキは愛人関係であり、彼は美人女優との情事にメロメロで「次シーズンも出番をつくろう!じつは防弾チョッキ(bullet proof vest)を着てたってことにすりゃいい」なんていう。ニキが「ありえないでしょ。私はゲストだわ」といってガウンを広げてみせると、極小ビキニの衣装。ウヒョー顔のプロデューサーは「こりゃ防弾バストだな(Bullet proof breast)」というオヤジギャグをカマす。この軽ーいノリは別のドラマを見ているようであります。

【島 現在】

ソイヤーとハーリィがビーチでピンポン対決。コテンパンにやられたソイヤーはなんとかヤリ返したいが、実力差は縮まらず。悔しィ!「たく、ソイヤーったら〜」という女性ファンの声が聞こえます。ニキのストリップショーでパパも満足、ソイヤーの悔し顔でママも満足。サービスショット満載のオープニングだ。と思ったら、とつぜんニキが森から出てきた。バッタリ倒れ、助けを呼ぶ間もなく死亡。「ニキが死んじゃったよ!」とハーリィ。「コイツ、ニキっていうんだ」とソイヤー。

ニキとパウロの過去が明かされるエピソードのはじまりはじまり。

【84日前】

ニキが愛人プロデューサー氏と朝ゴハン。2人はラブラブのようだが、じつは彼女はプロデューサーお抱えの若いハンサムなコックと結託していた。彼はブラジルの "Wolfgang Puck(セレブな料理人)" なんだそうで。2人はプロデューサー氏を毒殺。金庫の中から小さな『なにか』を奪った。中国陶器のような人形を形どった容れ物のよう。このハンサムコックがパウロであった。金庫の前でパウロが煙草を吸おうとして「証拠を残すなバカ」とニキに止められるシーンあり。

【島 現在】

ニキの死体を前に、ビーチのみんなが話し合っている。外傷はなく死因は不明。なにかの毒かな。チャーリィが彼女の指が土で汚れているのを見つけた。彼女は死に際になにかを言ったのだが、ソイヤーもハーリィもよく聞こえなかった。ソイヤーは "plywood" と聞こえたといい、ハーリィは "power line" と聞こえたという。その後、ハーリィが "Paulo lies.(パウロの嘘つき)" だと思いついた。そうだ、ニキのボーイフレンドのパウロがいないぞと気がついた。

【80日前】

ニキとパウロは、プロデューサー氏の死亡記事を読んで計画達成を乾杯。殺された彼の名前はHoward L. Zuckermanと明かされた。このときパウロは禁煙ガムを噛んでて「煙草をやめたんだ」と明かした。

このシーンで懐かしい2人組が通り過ぎる。シャノンとブーン。シャノンは「座る場所がない!ファーストクラスじゃない!この役立たず!」と女王様ぶりであり、ブーンがヘーコラと後を追いかける。女王様&家来のコンビぶりが懐かしい。てわけで、ここは空港なのであった。シャノンたちを見たニキは「わたしたちはあんなふうにならないよね」なんていって、こっちの2人はラブラブ。

【815便 墜落直後】

物語が始まったあのシーン。飛行機は謎の島に墜落。傷ついた人々は泣き叫び、機体のジェットエンジンが爆発する。ニキはパニクる人々の中にパウロを発見した。お互い無事であることを確認し「バッグはどこ!」と聞く。彼は答えられない。

【島 現在】

ソイヤー、ハーリィ、ジンの3人が森でパウロの死体を発見した。こちらもニキと同じく死因が不明。死体の近くのバッグに水のペットボトルがあり、ジンがそれを飲もうとしたらソイヤーが止めた。ヤメロ!といって水を捨てちゃう。「毒かもしれんだろ」といったら、ハーリィが「証拠だぞ!犯罪現場を勝手にいぢるな!」とギャグをカマす。ギャグじゃなくて本気でいったみたいだったが。「この島に鑑識ハッチもあったとは知らなんだ」とソイヤー。ジンがパウロを見て「モンスターのしわざだ」といった。そういわれてみれば、パウロの死に顔は「信じられないものを見た」という顔に見える。

【島 75日前】

生存者たちは馴れないサバイバル生活を始めた。ニキとパウロは荷物を整理しつつ、森の中にモンスターがいるんじゃないかっていう話をしている。「恐竜かも」というパウロに「ジュラシックパークじゃあるまいし」とニキが答える。「そんなことより早くバッグを!」とヒステリー気味。バッグの中によほどだいじななにかがあるんだな。恐らく金庫から奪ったアレ。

ここでイーサンが登場。彼がアザーズの一員であることを私たちは既に知っている。彼はアザーズ村からベンの指令を受けてここにやってきたのだ(というのは3-01で明かされた)。彼は生存者のフリをして2人に声をかける。「服とか要るものある?」と親切顔で聞く。ニキは「服はいいんだけど、パウロが禁煙ガムをなくしちゃって」といったら「機体はまっぷたつになった。片割れが島のどっかに落ちたからそっちにあるかもね」と教えてくれた。

としゃべっていたらば、あっちの方でケンカが始まった。ここでジャックが登場。「みんなで助けあって窮地を乗り切ろう」と感動スピーチをする。人々は静かに納得する。この頃はジャックってオーラがあったんだよなぁと私たちは思い出すのであった。

【島 現在】

ソイヤーたちはニキとパウロの死体を埋葬地点に運んできた。ハーリィは「(2人の死因を)おれもモンスターだと思う」と述べる。彼は、ロックから聞いたエコの死に際の言葉を思い出したのだ。それは "You're next." だった。「"you" っていうのはそのとき近くにいたこの2人なんじゃないか」と彼はいう。「でもそれは『おまえらぜんぶ』って意味かもしれんぜ」とソイヤーは答える。どっちにしても死因は謎なのだ。「とにかくこのjabonees(jabonee = イタリア移民)がなぜ死んだかを知りたいよな」とソイヤー。「じゃぼにーってナニ?」とジン。「このニーナとパブロだよ(出典不明)」というソイヤーに、ハーリィがムッとした口調で「死者にリスペクトを払えってば。彼らには名前があるのだ。ニキとパウロ!」という会話はパターン化しつつある。コンビ結成か。いや、ジンもいれてトリオだ。この3人の会話風景は微妙にツボです。

【島 57日前】

ニキがセクシーなビキニ姿で、科学教師の男に声をかける。この男、アート(Dr. Arzt)は生存者のひとりだが、生物学に興味があって、島で新種の虫を捕まえて集めているのだ。一匹の毒クモを見せてくれた。latrodectus reginaという。通称メドゥーサ・スパイダー。「このメスクモのフェロモンはものすごい強力で、オスクモがものすごい勢いで集まってくるからとても危険なんだ」という。

ニキがアートに声をかけたのは理由があった。彼女は失われたバッグを探していて、イーサンに機体がまっぷたつになったと教わったので、その墜落場所を求めていて、そしてアートは科学者であるから、もしかしたら彼が軌道を計算して墜落場所を知ることができるのではないかと思ったのだ。赤いビキニもこれが目的と思われる。相手は「地図を書いてあげましょう」とにっこりした。

ニキとパウロはさっそく地図を頼りに森に出かけてバッグを探すが、2人はカリカリしている。元々カネでつながった間柄ということか。この先のシーンではサプライズが明かされる。この2人は森で墜落飛行機とパールステーションのハッチを見つけたのだ。

おさらい。墜落飛行機はエコの弟のイェミが乗っていたもの。2-10でエコとチャーリィがエコの弟イェミの死体を発見したやつです。ヤク入りのマリア様像があったアレです。パールステーションのハッチはそのすぐ近くにあったもので、3-05では、ロックたちに誘われてニキとパウロもパールステーションに行ったんだけど、彼らはそのとき初めて訪れたような顔をしていたが、じつはそこにハッチがあることをこの時点で知ってたのである。

2人は墜落飛行機と地下に通じるハッチを探索しない。バッグの方が重要というわけだ。だが、結局、探し物は見つからなかった。

【島 現在】

ソイヤーたちは手がかりを求めてニキたちのテントを漁る。そこにはビンに入ったアートの虫があった。テレビドラマExposeの台本をチャーリィが見つけた。ハーリィがそれにBIGな興味を示す。彼はこのドラマのファンだったのだ。AutumnとCrystalっていう2人のストリッパーがラシェード氏と共に悪と戦うお話なんだそうで。台本にニキ・フェルナンデス(Nikki Fernandez)という名前を見つけたハーリィは彼女が女優だったと知る。さらに台本を読んで「ラシェードがコブラだったのか!」と驚く。チャーリィが「それってスゴいことなの?」と真剣に聞くのがカワイイ。「コブラっていうのはすごいわるもんで、4シーズンものあいだこっそり悪さをしてたんだ」と説明してる間に、ソイヤーはテントの中に携帯無線機を見つけた。アザーズの持ち物と同じだ。ソイヤーは「ニキたちはアザーズの手先だったか」と疑う。

【島 48日前】

シャノンとケイトがモメてて、それはなぜかというと墜落飛行機の荷物にあった銃を、ジャックたちが隠したからだという。ケイトはみんなのためにそうしたんだというが、この話を聞きつけたニキは興味を示す。「そのケースってどこにあったの?」。バッグがその近所に落ちてるかも。

それは森の中の池だった。ニキとパウロはその場所に行くが、2人はまたケンカになる。パウロは彼女がカネのために自分を利用してるだけじゃないかと疑っていて、それが彼のプライドを傷つけている。ニキは「あのバッグは800万ドルの価値がある。早く水の中から探してきて!」というので、やっぱりパウロの心配はアタリだったみたい。パウロは水の中で探し物を見つけたが、彼はそれをニキに隠すことにした。見つからないと嘘をつき、その後、こっそり回収。

【島 現在】

「ニキたちはアザーズのまわしもんだったのか」という点をみんなで話し合っている。ハーリィが「ヤツらは島のまるっきり反対側にいるんだよ」といったら、サンがこわい顔になり「では、いったいだれがわたしをジャングルに引きずり込んだのよ!」という。この言葉を聞いたチャーリィとソイヤーはそわそわし、ソイヤーは銃を取り出して「そこらへんを見張ってくるわ」と立ち去った。

【島 32日前】

パウロはバッグの中から禁煙ガムを出す。その後、バッグを埋めようとしたらば、ロックがきて「なにを埋めてるのか知らないが、このビーチは浸食されてるから季節が変わったらドコに埋めたかわからなくなってしまうよ」と教えてくれた。

パウロは別の隠し場所を考えついた。以前ニキと見つけたハッチ、パールステーション。ひとりで侵入し、トイレのタンクに小さな『なにか』を隠した。出ていこうとしたらば、話し声が聞こえて隠れた。ベンとジュリエットだった。2人はパウロがトイレに隠れてるとは知らず「いったいだれが開けっ放しにしたんだ」「トムだろう」といいつつ入ってきて、モニタのスイッチを入れる。ジャックが映っている。「あなたの手術をどうやって彼にやらせるつもり?」とジュリエットが聞く。「いつもと同じだよ。弱みを突く」「彼らを捕まえるの?」「いや、向こうからこっちにこさせる」「どうやって?」「マイケルを使うさ」という会話の後に2人は去った。パウロはばっちり会話を聞いた。その後、彼は携帯無線機を発見し、それをビーチに持ち帰った。ソイヤーがテントで見つけたのはコレだったのだ。

後半に続く

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