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スーパーナチュラル/Supernatural :: 3-14 :: Long-Distance Call :: ネタバレ

transシーズン3の14話。電話を通じて人々を操るサイバーパンクな(?)悪魔。ネタバレ。
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SPOILER ALERT!!!
ネタバレです!!!
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悩みを抱える男。電話が鳴る。相手はリンダという女で「ベン、ベン。会いたいわー」と切なげである。男は苦悩の表情で「むりだ。やめてくれ!」と電話を切る。ストーカー女は何度も電話してくる。気が狂いそうになった男は電話を壊しちゃう。線は切れた。それでも電話は鳴り続ける。男は最期の言葉「リンダ、君の勝ちだ」といい残して拳銃自殺。死亡。ストーカー女のオバケ?

こちらは兄弟。自殺男のニュースはボビーを通じてディーンに伝わった。男は死ぬ前、コンピュータや電話の変調を訴えていたそうである。ディーンが「こりゃおれらの出番だ。オハイオにいこう」といったらサムはいやな顔をする。「もっと大事なことがあるだろ?」という。それはディーンの悪魔との契約問題なんだけど、ディーンは「もうアメリカじゅうの専門家やら魔女やら予言者やら有象無象の連中に聞いて回ったけど収穫ゼロ。そしてベラはどっかにいっちゃった。コルトは見つからない。こうなったらやれることをやるしかないだろ。いっちょう仕事にいこう」と説得する。

それでもサムはあきらめない。「やれることはまだある。ルビーだ。彼女を呼んで聞いてみよう」といったが、ディーンの言葉が希望を砕いた。「ルビーはおれを助けられない。直接聞いた」という台詞がアタリであることを私たちも知っている。シーズン3の9話(『Malleus Maleficarum』)のラストで、ルビーはディーンにそのように語ったから。サムは初耳だった。

「ふぅん。そんな大事なことをぼくにしゃべるのを忘れてたんだ?」と口を尖らせるサムがかわいー。この場合、サムのほうも以前にはリリスのことを黙ってたからおあいこともいえる。「秘密ゴッコを追求するのに時間をかけたいの?ゴチャゴチャいわんとオハイオ行くぞ!」のディーンの台詞でキマリ。

オハイオにきて、自殺男の未亡人に話を聞く。刑事のフリ。「前の刑事さんたちにぜんぶ話したわ」という相手をなだめてようすを聞いた。自殺した部屋では電話線が抜かれていたという。通話履歴をチェックしてみた。さらに男が死ぬ数週間前にだれかと電話で話していて、奥さんはこっそり親子電話から会話を聞こうとしたんだけど、なぜか相手の声は聞こえなかった。男は沈黙を相手に「リンダ」と呼びかけて、ひとりでしゃべっていたんだという。

小さなことですが、このシーンでサムが未亡人に男の死亡時刻を聞く場面があって、ナニゲにスルーしちゃったけど、刑事が死亡時刻を知らないなんてへんですよね!

「リンダってナニモノ?」を調べたら、それは男のハイスクール時代の恋人だった。彼女は過去に交通事故で死亡。遺体は火葬されていた。caller IDから電話番号を調べたら、100年も昔に廃止された番号だとわかった。こりゃへんだ。

こんどは電話会社にいく。マネージャーが現場の責任者に会わせてくれた。コイツはStewieていう名前だが、Family GuyのStewieとはぜんぜん似てないが、声が少し似てる気もする。Stewieの部屋は汚くて、食いもんが散らばってて、彼はエロサイトに夢中。廊下にハエが飛んでいた。きたないなーと思いつつ、Stewieに100年前の番号を見せて「調べてくれ」といったら「こんな古い番号はいまはだれも使ってない」というんだが「仕事中にポルノを見てていいと思ってんのか」と怒ったらやってくれた。パパパとキーボードに数字を打ち込んだら、ズラーと出てきて、Stewieは驚いてそれをプリントアウトした。「これの発信元はわかんないけど、不思議なことに、過去2週間のあいだにこの番号から10の家に電話してる」という。その相手先リストをもらえた。Stewieくんはインド系アメリカ人みたいだが、ドラマに出てくるインド人ギークは天才ハッカーと相場が決まってるけど、コイツはただのネットサーファーみたいなんだが、またあとから出てきます。

もらったリスト先を手分けして調べて回る。「電話会社です」といって訪問し「お宅の電話はへんなこと起きてませんか?」と聞いて回ってたら、出てきた男が「うちはトラブルないヨ」というんで帰ろうと思ったら、そこの娘が帰りかけるサムを呼び止めた。

「電話会社なんてウソでしょ。レンタカー乗ってるし、安もんスーツだし」といわれて苦笑い。「君にも秘密がありそうだね」といったら、最初はいいたがらなかったが、サムが優しく話したら教えてくれた。「ぼくもへんなものを見たり聞いたりしたことがある。だから助けてあげられるかも」といったら「3年前に死んだママと電話で話した」と告白した。悲しげである。「わたし、狂ってると思うでしょ」「思わない」。この女の子はレイニーという。またあとで出てくるよ。

同じ頃、ディーンも似たような事例があることを知った。80歳のおばあちゃんが韓国で戦死した夫とテレフォンセックスしたそうである。ディーンは「ネクロフィリアかと思ったぜ」と感想を述べた。サムは「あ”〜(『あ』に濁点)」と感想を述べた。そのときちょうどディーンの前をsexyなミニスカねーちゃんが目の前にいて、グギーーと睨まれた。ディーンは「この町はspook centralだ!はやくなんとかしなくちゃ!」といった。ミニスカねーちゃんはディーンをspookと思ったことだろう。

"spook central" はなんて訳せばいいんですかね。おもしろくてわかりやすいけど日本語にできないヨ。『へんなものセンター』ってかんじ?

てわけで「元恋人のリンダのオバケか?」と思ったら、同じ現象が町中で起きてるとわかったんで、もっとなにか大きな敵がいるようです。

ディーンが電話を切ってクルマに乗ろうとしたらば、ケータイが鳴った。「ディーン?」と呼ぶのは父ジョンの声。ディーンにも同じ現象が起きちゃったようです。

サムにそのことを話した。Oprahみたいな声だったそうである(そうかな?)。私たちも知る通り、ジョンはディーンの弱点である。ジョンが出てくるとやにわ感情的になり、判断力が鈍るという場面がこれまでも多々見られたが、こんども同じパターンになっちゃうんじゃ。と思ったら、ディーンはひとりで飛びだしていって、ある事実を持って帰ってきた。

ディーンはモーテルのパンフレットを得意そうに見せた。この町、オハイオ州ミランっていうのは発明王、トーマス・エジソンが生まれた町だそうである。そうだったのか。エジソンは発明家だったが、オカルト研究家としての顔もある。『彼は死者と交信する電話』をまじめにつくってたのだ。ていうのはウィキペディアにも載ってます↓

てわけで、トーマス・エジソンゆかりのミュージアムに行ってみた。Spirit Phone(死者と話せる電話)てのがあってほえーと思った。EMP反応はゼロだがディーンは確信口調。「ぜったいコレだよ。100年前の電話番号と一致するだろ?これがラジオタワーみたいな役目を果たしてるんだ」というが、サムは「ただのガラクタにしか見えんけどなー」とすまなさそうにいう。

ところでミュージアムで出てくるツアーガイドのおねーさんは最高ファニーだった!チョイ役ですけど。昔どっかのエピに出てきた黄色いお揃いTシャツのファミリーと同じくらいウケました。

夜。ディーンのケータイにまたもやジョンから着信。こんどは長く話せた。「オヤジか?」「ディーン、おれは失望したぞ。悪魔に魂を売るなんて」「うむ。でもサムのめんどうをみろっていったでしょ?」「そこまでしろとはいってない。おまえを愛している。おれはおまえを死なせない。悪魔との契約を破棄したらサムが死ぬと心配なんだろう?それならオーケイ。おまえら両方が助かる方法がある」「えええええ!」「契約主の親玉悪魔はいまこの町にいるぞ」という会話をしてるあいだ、サムは寝ていた。

その頃、レイニーも母から伝言を受けとった。PCを見てたら、インスタントメッセンジャーにそれは現れた。死んだ母が娘に「会いたい」といってきた。彼女はこわいけど「ママとはお墓で会えるよ」と返してみた。「そういう意味じゃない」と返事がきた。こわいよーと思ったら、PCの画面に自分の姿が映って、その後ろから死んだママが近づいてきた。電源を落としたら画面にCOME TO ME, COME TO MEとズラズラ出てきた!ひぃいいい。ママが娘が怖がらせるわけないから、やっぱりなにかニセくさい。

レイニーはサムに連絡した。サムはこりゃたいへんとディーンを誘っていっしょに行こうとしたが、ふたりは口論になる。ディーンはジョンからいわれたことで頭がいっぱい。悪魔を殺さなくちゃ殺さなくちゃ。気象情報を調べたら雷雲がディーンたちを追い続けているという。ディーン流に解釈すると雷雲は戦いの予兆であり「いまこそ契約主の親玉悪魔をやっつけよう」と頑固一徹。

冷静サムが「どうやって殺す?」と聞いたら「エクソシズムだ」といって15世紀の文献をだしてきた。でもそれはサムもボビーも調査済みであり、殺すんじゃなくて地獄に送り返すヤツらしい。「ソレで確実に殺せるかどうかわからない」とサムはいうんだが、ディーンはジョンとしゃべったばかりなので熱い血はおさまらない。

「オヤジが地獄にいって、秘密のトリックを知ったのかも。それを教えてくれるのを待ってる」なんていう。気象の話とか秘密のトリックとか、勝手に希望的な解釈をしてるようだ。サムは冷静なので「ソレで殺せる証拠がないとだめ」と突っぱねた。ここに来る前にはサムの方が悪魔契約問題を優先したいといってたのに、サムがついてこないからディーンはおもしろくない。

サムはレイニーが心配なのでそっちに行くという。ディーンはわーわー怒って、ヒデーこともいっちゃって、そして最後には「おれには盲信するしか残されてないんだヨ!もんくあっか」と絶望的に叫んで涙目となり、サムはそんなアニキを見、「ディーンはぼくが帰ってくるまでお利口に待っててください」といい残して悲しげに出ていった。長年連れ添った夫婦みたいですね。このシーンの会話↓

Dean: Wow, man! A couple of civies are freaked out by some ghosts. News flash, Sam. People are supposed to be freaked out by ghosts!
Sam: Dad tell you where to find the demon?
Dean: I'm waiting on the call!
Sam: I told Lanie I'd stop by.
Dean: Oh, good, yeah. No, you go hang out with jailbait. Just watch out for Chris Hansen. Meanwhile, I'll be here, you know, Getting ready to save my life. You are unbelievable, you know that? I mean, for months we've been trying to break this demon deal. Now dad's about to give us the freakin' address, and you can't accept it?! The man is dead and you're still butting heads with the guy!
Sam: That is not what this is about.
Dean: Then what is it?!
Sam: The fact is we got no hard proof here, Dean. After everything, you're still just going on blind faith!
Dean: Yeah, well, maybe! You know, maybe that's all I got, okay?!
Sam: Please. Just please don't go anywhere until I get back, okay, Dean? Please.

サムはレイニーの家にきた。レイニーはすごく怯えており「なんでママがわたしを殺したがるんだ!」と泣いた。ママは「睡眠薬をぜんぶ飲め」といったそうである。PC画面にCOME TO ME, COME TO ME, のメッセージがズラズラでてきたと聞いたとき、サムは「それはママじゃない」と確信した。てことはやっぱりジョンの声もニセなんだな。

レイニーの幼い弟がいなくなった。彼はオモチャの電話でママに呼びだされてフラフラ表に出た。トラックに轢かれそうになるところをサムがギリギリで救った。ふぅ。

こちらはディーン。彼はモーテルにいたんだけど、またまたジョンから着信。悪魔を殺せといわれて居場所を教わった。ディーンはそれに従っていわれた場所に行く。彼は悪魔を退治するんだと思っている。どっかの家に入って待ち伏せ。聖水を用意し、カーペットの下に魔法陣をスプレーした。

サムはディーンに緊急コール。「敵はクロカッタ(Crocotta)だ!」と知らせた。「サンドイッチのなまえ?」というディーンにそれがなにかを教えた。クロカッタは魔物で、愛される者になりすまし、"Come to me" と誘って魂を吸いとるんだそうである。へー。ディーンは「ソレは汚いところに住んでるんだろ?電話会社にハエが飛んでたな!」と思いだした。てわけで電話会社に直行する。さてはStewieがわるもんだったか。

Stewieを待ち伏せして駐車場で捕まえた。そしたら彼は「殺さないで殺さないで。電話代のことなら相談にのりますマイフレンド」と怖がるので、なんかへんだなと思ったらガツンとヤラレた。サムを後ろから襲ったのはStewieのボス。コイツがわるもんだったのだ。名前をクラークという。

救われたStewieが喜んで「わっはっはー。電話会社にタテつくからこうなるんだバーカ」といってたら、こっちもガツンとノックアウトされた。クラークはふたりを拉致し、サムの見てる前でStewieを惨殺。魂を吸いとった。口を開けると鋭利で醜怪なキバが現れた。ひとの魂が主食ならキバはいらないと思うんですけどね。ファッションかな。

サムはクラークの手口を知った。ハメられて、おびき出されたのだ。「電話会社にハエがいた」といったのはディーンじゃなかった。ディーンの方はニセのジョンにウソを吹き込まれて、無実なひとを悪魔だと間違えて殺そうとしている。くそォ。あっちとこっちで大ピンチ。

クラークはサムの見てる前で電話の配線パネルに両手を置いてなにかをした。それをすると電話を通じてどこにでも情報を送れるらしい。ディーンが襲おうとしている男はいま仕事を終えたばかりで、ロッカーで着替えており、死んだ娘から電話を受けとった。「パパ、わたしは殺されたんだ。わたしを殺したヤツはいま家にいて、パパも殺そうとしている」と吹き込まれた男は怒りに駆られて帰宅。ディーンと鉢合わせする。娘がいった通りだ。おまえが殺したのかバカヤロー。ショットガンをばんばん。ディーンはこの男を悪魔だと思ってるんで、ふたりはガシガシと戦いに突入。

格闘。ディーンは無実男をブン殴り、怨みを込めて何度もケトばした。そして男を魔法陣に追い込んだ。しめしめ。ポケットからメモをだして、呪文を唱える。ところが効かない!人間だったかと気づいて「ちょ、ちょっと待ってくださいヨ」と止めたが、男の怒りは止まらない。そりゃそうだ。自分の家の中で待ち伏せしてたヤツなんだから。ディーンは殺されちゃうヨ!

こちらはサム。わるもんクラークはうれしそうであり「おまえらをハメるのはかんたんだったぜ。エジソンネタはおもしろかった」と憎たらしいことをいい、自分のこともしゃべった。「テクノロジーの発達ってのはありがたいもんだ。昔は森の中にずっと潜んで囁き続けた。そろーりと夜中におびきだしたもんだ。でもコミュニティが発達するとやりづらくなり、1年で1つか2つの魂を食えればいいほうだった。ところがいまはどうだ。おなかがすいたらピポパだぞ。電話するだけでめしにありつけるんだ。わっはっはー」なんていって、サムを手にかけようとした瞬間、サムは拘束を解いており、攻撃を避けて逆襲。ドタバタと格闘したのちにやっつけた。

こちらはディーン。ディーンを娘のカタキと信じて襲いかかる男に必死の懇願。「ちがうちがう。ぼくはあなたの娘を殺してません!」「それじゃここでなにをしてるんだ!」「.... わかりません」

兄弟はホテルでお互いの無事を確認した。ディーンはかなりボコボコにやられてイテテである。

ラスト。

サムがいたわるように「オヤジじゃなくて残念だったよな」という。ディーンは落胆し「おまえが正しかった」と謝罪し、辛いきもちを告白した。「地獄行きはほんとうにこわい。こわくてたまらない。だからワラにもすがっちゃったんだと思う。でもよくわかった。奇跡は起こらないんだ。オヤジが助けにきてくれると思っちゃいけない。自分で切り開くしかないんだよね」という。じわーん。サムが「ぼくもいるよ」といった。ディーンは「ぼくもいるだとー?おまえ、この深遠な感動場面で、ソレしかいえないの?たくもう」「詩を読んでほしいの??」「感動はおしまい」つってふたりはビールをごくごく。

また来週〜。

最後のシーンのquotesを挙げときます↓

Sam: Hey, look, I'm sorry it wasn't dad.
Dean: I gave you a hell of a time on this one.
Sam: No.
Dean: You were right.
Sam: Forget about it.
Dean: I can't. I wanted to believe so badly that there was a way out of this. I mean, I'm staring down the barrel at this thing... you know, hell... for real, forever, and I'm just...
Sam: Yeah.
Dean: I'm scared, Sam. I'm really scared.
Sam: I know.
Dean: I was willing to believe anything, you know, last act of a desperate man.
Sam: There's nothing wrong with having hope, you know.
Dean: Hope doesn't get you jack squat. I can't expect dad to show up with some miracle at the last minute. I can't expect anybody to, you know? And the only person that can get me out of this thing is me.
Sam: And me.
Dean: And me?
Sam: What?
Dean: Deep revelation, having a real moment here, that's what you come back with... And me???
Sam: Want a poem?
Dean: Moment's gone.. unbelievable.

※感想

エジソンネタがおもしろかったです。あとこのドラマ定番のじわーんも。ディーンはかなりヒデーことをいったけど、サムはずっと冷静でしたね。でも敵が電話やPCを操るってわかってるのに、ケータイで連絡をとろうとするのがチト....。まいいか。

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