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スーパーナチュラル/Supernatural :: 3-06 :: Red Sky at Morning :: ネタバレ

transシーズン3の6話。幽霊船と詐欺女。ネタバレ!
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SPOILER ALERT!!!
ネタバレです!!!
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女性が深夜ジョギング中に幽霊船を見た。その後、シャワー中になにかに殺された。死因は溺死。

こちらは兄弟。前回ラストでサムはクロスロードの女悪魔を射殺したが、それがディーンにバレた。コルトの弾丸が減っていたからである。「おれにだまって危険な真似しやがって」とわーわー怒られたが、ヤッちゃったもんはしょうがない。女悪魔がいっていた悪魔のボスが次なる敵である。だが、サムが女悪魔を殺しちゃったから手がかりが消えた。どうやって探せばいいんでしょう。

溺死女性の叔母に話を聞きにいった。いつものようにニセ警官のフリをしていったら、伯母さんはさいしょすごく不機嫌だったが「死ぬ前になにかへんなこといってませんでした?」という質問をしたら急にきげんがよくなった。「アラ、あなたたちはアレックスのおともだち?」というのだ。勝手に勘違いしてるみたいである。幽霊船の話を教えてくれた。そして彼女はサムにcrush-onしちゃった。「なにかあったらなんでも聞いてよね。はぁと」という粘着中年おイロケ光線をサムに放つのだ。怖〜。

このエピは幽霊船のホラー話だが、はっきりいってこのオバサンのほうがホラーだったですね。ところでアレックスってだれ?

サムによれば、37年おきにこのエリアで奇怪な幽霊船が出現し、その度にだれかが溺死するんだという。いつも連続的に死人が出るので、きっとまただれかが死ぬんだ。サムは歴史の先生みたいにスラスラとこれに似たケースを挙げたが(S.S. Violet、the Griffin、the flying dutchman)、私、ぜんぜんわからないよ!ぜんぶ『死を予兆する幽霊船』の逸話であるらしい。日本人でサムとまともに議論できるのは荒俣宏くらいのものであろう。

まずは幽霊船の正体を特定してみようと思ったら、サムはもう調べたそうで、この付近で難破した三本マストの船は150件以上あるんだといった。多いなぁ。なんて会話しつつ歩いてきたらば、ディーンのインパラが消えていた!ひぃいいい。こりゃ一大事!

そこにアレックスことベラが登場。ウサギの足のエピソード(3-3)で兄弟をヒィヒィいわせたあの冷血女のベラである。駐車違反だからレッカー移動させちゃったといった。ディーンはちゃんとパーキングメーターにお金を入れたのに!いぢわるをしたんだな。

あのオバサンがいってたアレックスの正体はベラなのであった。ベラは、ああいうお金持ちのきげんをとってお護りを売ったり、降霊会をやって死んだネコとしゃべらせてやったりするんだそうである。それが彼女の仕事。金持ちにくっつく寄生虫みたいなやつだ。

ディーンは「この詐欺師め!」と不快であり、サムは「よくもまぁスヤスヤ眠れるもんだ!」と軽蔑した。ベラは「シルクのシーツで、お金に囲まれて眠るのいいきもちだわ」とうれしそうである。このひとは罵倒されることに生き甲斐を感じてるようだ。

ベラがインパラを隠して兄弟にいぢわるしたのには理由がある。兄弟が現れたせいで、ベラの金持ちクライアントは事件に幽霊船が絡んでいることを知ってしまった。そしてベラに「真相を調べろ」といってきた。「お陰で余計が仕事が増えちゃった、まったくもう!」というのが彼女の理屈である。この先だれかが死ぬかもしれないなんて、冷血オンナは知ったこっちゃない。ズラズラ文句を並べた後「チャオ〜」といって去っていった。高そうなコート着てんなー。

さいきんは口論する場面が目立つウィンチェスター兄弟だが、このときだけは意見が完全一致した↓

Dean: Can I shoot her?
Sam: Not in public.

第2の溺死事件発生。こんどは男性である。事件現場にいったらすでにベラが先回りしており、ニセレポーターの彼女が犠牲者の弟(兄?)にインタビュー中。ニセレポーターよりもニセ警官のほうがえらいので、兄弟はベラを追っ払ってやった。「あんなゴキブリ連中に追い回されてお気の毒であります」と大声でいってやった。ザマミロ。

犠牲者の兄から幽霊船の話を聞いた。やっぱりなと思ったら、このひとはやけに詳しく船のことを説明するのでなんかへんだと思ったら、兄弟そろって幽霊船を見たという。てことは生き残った彼もヤバい!助けなきゃ。ここまで話を聞いたら、ニセレポーターが本物警官を連れてくるのでサッサと逃げた。

兄弟はインパラを取り戻し、武器のチェックをしてたらまたベラがきて、文句をいいだした。「おれが銃を持ってるところに現れたらおまえ死ぬぞ」といってやったら「血圧の心配しなさい」といわれた。ほんとに憎たらしィ!

兄弟が「彼を助けなくちゃ」というと、ベラは「幽霊船見ちゃったんだからもう手遅れでしょ」と述べた。彼女は人助けよりも幽霊船を見つける努力をしたほうが仕事が早いと思ってるみたいだ。ディーンは「おまえはパパに抱っこしてもらえなかったからそんな性格になったの?」といってみた。「あなたはたくさん抱っこしてもらったか」といわれた。ほんとに口が減らないな。さらに、兄弟を「復讐心に囚われた妄想サイコパスである」と酷評し(これは前もいってたな)「それに比べてこのわたしはなんと健康的なことか。仕事をしてお金をもらう。どこがわるいんだ?」といって去っていった。

夜。ディーンたちは死が迫る男を夜じゅう見張っていたが、結局、そのひとを救えなかった。敵が目の前にいたのに。悪霊は長髪ズブ濡れの男だった。あー。ミッション失敗。「おれたちはだれも救えない」という言葉が兄弟の心を重くした。サムは黙りこくっていた。彼は「そしておれはディーンも救えない」と考えていたのかもしれない。

ところで、ジョギング女性とそれに続いて死んだ兄弟との関連はまったくないから、なぜ彼らがターゲットになったかが謎である。サムがふたりめの男の経歴を調べてきて読み上げるシーンがあった。良い大学を出て、莫大な遺産をもらったそうである。最初に死んだジョギング女性もお金持ちそうだったからそれが共通なのかな。

翌日。またベラがきた。兄弟の露骨なウンザリ顔を見てうれしそうだ。こいつぜったいオカシイ!ひとに嫌がられるたんびに精気を増していく。異常性格者だ。美人ですけどね。

彼女は幽霊船を特定したといい、そのネタをくれた。船の名前はEspirito Santo。1859年に37歳の船員が反逆罪に問われ、船上で絞首刑になった。年齢は37年周期と一致する。また彼は火葬される前に右手を切られたそうである。"hand of glory" をつくるためだ。

"hand of glory" はオカルト的な秘宝である。罪人の片手をチョン切り、ロウを使って特殊な保存処置を施してそれをつくる。みためきもちわるい。ホラー映画で何度か見たことがある。映画によって設定が微妙に異なるが、基本は常に同じで、"hand of glory" は罪人の手じゃなくちゃいけないのだ。以前見た映画で「大泥棒の "hand of glory" を所有すると壁ぬけができるようになる」っていうのがあったな。なんの映画か忘れましたけど。

その "hand of glory" を見つけて燃やしちゃえば呪いは解けるとベラは得意そうに述べた。ここまではオッケーだが、なぜ犠牲者たちが選ばれたか、依然として謎である。だからぜんぶ解明されたとはいえない。だが、ベラはそんなこと気にしない。呪いをなくせば彼女の仕事は終わるから。

もうひとつ謎がある。なぜ彼女は兄弟にこのBIGなネタを教えたのだろうか。こっちの疑問はすぐに答えがでた。兄弟の助けを得たいからである。"hand of glory" は美術館にあるんで、それをいっしょに盗んじゃおうというのであった。ちゃっかりしてんなー。

美術館でお金持ちが集まるパーティ。ベラはドレス姿でそのパートナーはディーン。タキシード姿のディーンが見れるよ。ベラはその姿にホレボレしたようであり「仕事が終わったらangry sexしましょう(ボコボコに罵倒しながらsexみたいなかんじ?)」といった。その次のディーンの台詞がウケたな↓

Don't objectify me.
おれをモノ扱いするのはやめてくれ。

はははは。ディーンの名前がついたdildoを想像しちゃったよ。dildoを知らないひとはぐぐってみてください。ところで、なぜディーンが彼女の相手になったかというと、サムの相手はもう決まってるからである。最初に出てきたエロオバサンだ。はははははは。

4人はパーティにGO。有能そうなガードと厳重セキュリティが敷かれていたが、ディーン&ベラはよいコンビぶりであり、軽妙である。そのあいだサムはエロオバサンの愛玩物としての仕事をこなした。

アレルギーで倒れたフリをしたベラが奥の部屋に担ぎ込まれて、それでふたりは潜入するのだが、彼女が急にバタンと倒れるもんだから、ディーンは後から「そういうことなら先に教えてくれりゃーいーでしょーが!」と文句をいった。ベラは「あなたは演技がヘタそうだから教えなかった」と答えた。ディーンはぐぅと詰まるのであり、ベラは勝ち誇ったようすで「なんか気の利いたこといってみんしゃいイヒヒ」とうれしそうな顔をする。ディーンはディーンなので「うるせえバカ」という。

そこまではわかったんだけど、その次のベラの台詞の "Very Oscar Wilde" がよくわからなかった。オスカー・ワイルドは読んだことあるけど、なんでこれがオスカー・ワイルドなんだろうと不思議に思った。そしたらtv.comにこう書いてあった↓

Oscar Wilde was an Irish playwright, novelist, poet, and author of short stories who was known for his barbed wit.

from tv.com

つまりこの場合「あーら、辛辣だこと」みたいなかんじかな。インターネットってすばらしい。I'm good. :)

ディーンが盗みにいってるあいだにふたりがいるはずの休憩部屋にガードがやってきたときはピンチかと思われたが、ベラはうまいことごまかした。ドア超しに「くすぐったいわようふん」とかいってイチャついてるフリをしたら、しょーがねーなーと去っていったので時間稼ぎができた。そこにディーンが帰ってきて、ガードとハチ合わせした。部屋にいるはずの男が廊下をウロウロしてるのはへんだが、ガードはベラがだれか別の男を連れ込んだと勘違いした。「ぼくの妻のためにありがとうね」といったら「彼女は手厚くめんどう見てもらっているよふふふ」というので、マヌケ夫と思われたようである。なんて文章で説明しちゃうとつまらんけどいちおう書いてみた。

ふたりはうまいこと "hand of glory" を盗んだが、ディーンはまたしてもベラにヤラレてしまう。彼女はブツをスリとって、どっかに売っちゃった。燃やすといってたのはウソだったのだ。バッグにドルがぎっしり。

ところが、この詐欺女についに天罰が下されるのであった。金を持って逃げようとしたらば、なんと幽霊船を見ちゃった。死亡予告である。チビった彼女が頼る相手はウィンチェスター兄弟しかいない。サイコパスだのなんだのとバカにしてた相手に頭を下げるのはいやだけど、それしか彼女には思いつかなかった。さんざんバカにしたディーンに助けを頼むのはさぞ辛かっただろう。ザマミロ。

ところで、今回の幽霊船に狙われる犠牲者のパターンがずっとわからなかったが、パーティの最後に明かされた。サムがエロオバサンから聞き出したのだ。死んだ兄弟は父の遺産を相続したといってたが、彼らは父を殺害した噂があるという。また、さいしょに死んだジョギング女性は10代の頃に交通事故を起こして従兄弟を殺したという。幽霊船の悪霊は絞首刑になった男だが、彼はその兄にハメられてそうなっちゃったのだとサムが調べてきた。これで悪霊の動機がわかった。つまり血縁者を殺した者だけが狙われるってわけなのだ。

てことはベラは家族のだれかを殺したのか。彼女は冷血でうそつきで詐欺師だが、殺人者ってガラじゃないから兄弟はへえええええとびっくりした。「いったいだれを殺したの?」と聞いたが、いわない。「話したって理解できないだろう」と深刻顔である。辛いめに遭ったみたい。

ベラの話を聞いたディーンは突き放すムードである。「自業自得である。おまえは自分を救えるたったひとつのてだてを売っちゃったのだぞ。わかってるのか」と厳しいお言葉。ベラは泣き顔であり「わかってる」と答え、助けてもらえないことを理解した。ここでサムが優しい台詞。「たったひとつじゃないかもよ」。good cop, bad cop。

夜の墓地。悪霊がいちばん望むもの、すなわち自分を絞首刑にした兄のオバケを呼びだす儀式をした。3人の前にふたつのオバケが出現。弟オバケは兄オバケに復讐を遂げた。てわけで呪いは解かれ、ベラはピンチを救われたのである。ふぅ。

翌日。ベラは「これでチャラだ」といって1万ドル置いていった。どこまでも壊れてる女である。ヘッ。

おかねができたので、ディーンはアトランティックシティでばくちで遊ぼうと誘った。そして、このエピの冒頭シーンで怒ったことを詫びた。「おまえのきもちはわかるよ。おれでもそうするわ。でもサミーは心配しなくていいよ。おまえはおれよりずっと強いからひとりでだいじょうぶ。おまえをこれに巻き込んですまぬと思っている」なんていいだすので、こんどはサムが怒るばんがきた。「詫びなんか聞きたくない。ぼくを心配なんかしなくていい。ディーンは自分のことを心配しろ。それをしてほしいのに!」

ラストはcrapつながりのダジャレで終了↓

Sam: I want you to give a crap that you're dying! So that's it? Nothing else to say for you?
Dean: I think maybe I'll play craps.

サムが怒ってるときのディーンの顔がよかったですね。サムがディーンに本気で怒るとき、いつもディーンは満足そうな顔をするよな。

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