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スーパーナチュラル/Supernatural :: 3-04 :: Sin City :: ネタバレ

transシーズン3の4話。背徳の町の美女悪魔。ネタバレ!
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SPOILER ALERT!!!
ネタバレです!!!
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オハイオで奇怪な悪霊事件が連続発生。男が教会で自殺し、またある者は狂人と化して人を殺した。いずれのケースも善良でまじめだったひとが2ヶ月前から急にようすが変わって転落人生。2ヶ月前といえば、地獄の結界が破れた時期と一致するのであり、これは悪霊の仕業なんだな。

保険会社の調査員コンビに化けた兄弟は(こればっか!)教会で神父に話を聞いた。そしてホテルにいったら、リッチーっていうディーンの古い友達に出会った。彼はハンターらしいが、見かけは遊び人ポンビキみたいなアンちゃんである。彼には釣り合わないスーパーモデルみたいなねーちゃんを連れていた。義理の妹だといった。うそくさいけど。彼は昔ディーンといっしょにサキュバスをやっつけたんだという。サキュバスっていうのは女の顔をしたエッチな悪魔だ。リッチーはアッチ系のハンターなのかな。悪霊ハンターにもいろいろカテゴリがあるのかもしれない。

リッチーもこの町の事件を知っていた。「なんで悪霊が人々を狂わせるんだろう?」とサムが聞いてみた。リッチーは「さぁね、ただおもしろがってるだけじゃないか?クルマ泥棒と同じだよ」なんていう。そして彼は、悪霊に取り憑かれてる疑い濃厚の人物を知ってるといった。トロッターはロータリークラブの会長をやってたが、とつぜん豹変し、いまじゃばくちや売春の総元ジメになっちゃったという。呑む打つ買うの遊び場はぜんぶトロッターがひとりじめ。それは怪しい!

呑む打つ買うとくればディーンの分野である。この町は工場しかないと思ってたが、ストリートに出てみたら昼間っからバーは盛況で、ヨッパライとおねーちゃんがワンサカいた。それだけ悪魔がはびこってるのかもしれない。単にバカが多いというだけかもしれないが。このエピのタイトルのSin Cityはそういう意味だったか。ジェシカ・アルバは出てこない。

ポンビキ顔のリッチーが待ってて「アレがトロッターだよ」と教えてくれた。兄弟の回りにはヨッパライとエロねーちゃんがいっぱいで、これじゃトロッターだけではなく、全員が悪魔憑きみたいだなとわたしゃ思った。美人バーテンダーがいたんで「まずはアレに探りを入れて」とディーンが提案したらば、リッチーは「アレはもうオレが」なんていう。リッチーにはどう考えても不釣り合いなおねーちゃんなのでディーンはちぇっと思った。

なんとバーには神父までいるから呆れちゃう。美人バーテンダーによれば聖職者はタダ酒なんだそうだ。腐った町だなー。と思ったら、ひとりの男がとつぜん店の中で発砲。悲鳴。直後に男は自殺しようとしたが、ディーンがタックルして制止した。サムがすかさず聖水をジャブジャブかけたが、相手はなんともない。おかしいなと思ったら、妻の浮気相手を殺したというだけなのだった。悪魔じゃなかったみたい。なんだ!トロッターがギロリと兄弟の動きを観察していた。彼が悪魔だとすれば、敵は兄弟の正体を知っただろう。

その夜、リッチーが行方不明になった。ディーンによれば、リッチーは「心優しく、バカであり、臆病でないタイプ」のハンターである。この種の人間が早死するのは世の常だからますます心配だ。ディーンが心配した通りに、リッチーは美人バーテンダーに誘われて気味悪い屋敷に行き、そこで殺された。

こちらはボビー。彼はひとりで山にこもって『悪魔を殺せるコルト』を分解調整中。このだいじな武器をはやく使えるようにしたいのだ。外で試し撃ちをしてたところにのルビーが現れた。サムにつきまとう謎のナイフ女です。彼女はコルトを見ても余裕であり、自分が悪魔であることを見せつけた。なぜだろう。ボビーは彼女を撃ってみた。シャツに穴が開いただけだった。ひぃいいい。このコルトは究極の武器だったはずなのに!ルビーは「新しいシャツ買ってよオジサン。その銃を直すの手伝ってあげようか」とニタニタ笑っている。彼女の目的はなんでしょう?

兄弟は別行動で索敵中。ディーンは美人バーテンダーと連れ立ってどっかにでかけた。彼女にリッチーのことを聞いてみたが「知らない」というので怪しい。彼女はリッチーを殺した屋敷にディーンを案内した。

一方サムは怪しいトロッターを尾行中。彼はボディガードみたいな男と行動しているが、ふたりが外に出たすきに事務所の中を漁ってみた。ところが敵に見つかった。格闘。相手は銃を出して「警察を呼ぶ」という。悪魔が警察を呼ぶなんてへんだ!ちょっとゴメンヨと聖水をかけてみた。なにも起こらない。「なにすんだヨ」と怒られた。あれれれれれ。サムはおっかしいなぁと首を傾げつつ「失礼しました。ごきげんよう!」と去っていった。

こちらはディーン。屋敷に連れ込まれた彼は、じつは女は悪魔だと知っていたのだと明かした。リッチーのケータイのGPS信号から彼の死体を見つけて埋葬してきたんだそうである。さらに美女悪魔が立つ床にはいつのまにか悪魔をハメる魔法陣が!作戦成功だ。ディーンは「地獄に戻れ」といいつつ、ポケットから呪文ブックを出して唱えた。ところが敵は反撃。ドカンドカンと地面が揺れて、呪文ブックはブッ飛び、階段は崩れて、ここは地下室であり、ふたりは閉じ込められた。悪魔はいったいどうしようというのだろう。これじゃ悪魔も外に出られない。相手は襲ってくるわけでもなく、ノンキに会話をするのであった。

ディーンがウロウロと呪文ブックを探してたら「なんかさがしもの?」と聞かれた。「おまえら悪魔たちはほんとに口が達者だな!」「これはギフトよ。うふふ」「スグに地獄に送り返してやるからいまはせいぜい笑ってろ」「呪文ブックなしでできるの?」「おーやったるわい」

ディーンはウロ覚えのラテン語をいってみた。そしたら「それはピザを頼むときの台詞ね」といわれた。憎たらしィ!「どうせおまえもここから出れないだろ。もうすぐおれを助けにくるヤツはラテン語100点だから安心しろ」「おーー、それはサムね。『歩く知性(the brain of the outfit)』と大評判のサム!」「有名なの?」「あんたらウィンチェスター兄弟は有名だわよ。リンジーほどじゃないけど」「照れるな。サムがきたら教えてやらなくちゃ」

※ the brain of the outfit = 「脳が服着て歩いてる」=「天才的かつ創造的かつ知性的」

と、ここまではファニーな会話だったが、悪魔はだんだんこわいことをいいだした。「わたしをみくびっちゃいけません。だれがここに現れるかな?騎兵隊?インディアン?どっちがくるかな。イヒヒ」

その頃サムはディーンが消えたことに気づいてバーをウロウロ。おっさんのバーテンからディーンが女と出ていったと知り、その女の住所を聞き出した。チップをずいぶん取られた。このようすを見ていた別の女がニヤニヤ笑ってるのできっとワナなんだな。

再びディーン。このドラマの悪魔はおしゃべり好きである。「わたしはだれも殺してないんだよ。ただトロッターとランチをしただけ。彼にビジネスのコツを教えてやった。sex、酒、ばくち。そしたらこうなった。人間ってチョロいわよね。酒と売春婦を与えてやればデブたちはすぐに地獄に堕ちる。だから悪魔が勝つに決まってんじゃん!」「最後にはそうなっちゃうの?」「ノー。最後じゃなくてそこからがビギニング。うふふ」

こちらはサム。美女バーテンダーのアパートにきてみたがだれもいない。ディーンたちは秘密の屋敷のほうにいるから。サムはそこで硫黄をみつけた。悪魔の証である。ボビーに連絡。サムはボビーに伝言を残したようだが、彼はルビーと出会ってからその後どうなったんでしょうか。

再びディーン。悪魔のおしゃべりは止まらない。「ほんとに神がいると思ってんの」「いると信じたいよ」という流れから始まって、悪魔はだんだんへんなことをいいだした。ディーンが「どうせ悪魔はうそつきだ」といったら「悪魔の中には真実を信じてる者がいる」と真顔でいう。「なにを信じてるんだ?」と聞いてみた。悪魔はこの質問には答えず「あんたたち、人間は全能の存在を意識するだろう?」と聞き返された。つまり悪魔界にも、全知全能者、すなわち神がいるっていう話みたい。へんなの!

美女悪魔の顔がだんだん信者みたいになってきた。彼女がしゃべってる内容といい、その熱っぽい口調といい、悪魔というよりは世紀末思想を吹き込まれたアワレなカルト信者のようである(と私はおもった)。

彼女はルシファについて語った。かつてルシファは美しいエンジェルだったが、神に「人間に頭を下げろ」といわれてこれを拒否。以来、デビルになった。が、デビルだの背徳者だのというのは人間側から見た呼称であり、ルシファを信じる悪魔たちにとっては『光をもたらす者(light bringer)』なんだそうだ。ルシファは悪魔の創造主。つまり悪魔の神。人間側から見れば悪魔の親玉。なんだかややこしい話である。

「人間と似てるでしょ?」「違う点がひとつだけある。悪魔はわるもんだろ?」「おお、人間はすべて善良?チェイニーみたいに?」「チェイニーは悪魔なのか?」「いいえ、まだちがう。でも彼専用のパーキングロットくらいはあるでしょう」「地獄ってこと?」「そう。あなたは片道キップを持ってる。そこは絶望の監獄。考えてごらんなさいよ。なぜわたしたちがこっちに出てきたか」。1年後に地獄行きが決まってるディーンはいやなきぶんになった。どのエピか忘れちゃったけれど、以前「悪魔にとっても地獄はシンドイ場所である」なんてことをいってる悪魔がいましたね。

こちらはサム。ディーンが見つからないのでまたバーにきた。神父がいた。彼は美女バーテンダーを子供のころから知ってるという。ディーンと彼女がどっかに出かけたみたいだが、トラブルの予感がすると話したら「彼女がいる場所を知ってる」といっていっしょに来てくれるという。が、神父は悪魔なのだった。

このシーンで、うっかりサムは「ぼくの兄が」といっちゃったので「保険会社のひとじゃなかったの?」といわれちゃったが「これはファミリービジネスなのですよ」とごまかした。こっちはウソじゃないわな。

サムは悪魔神父の運転で向かうが、神父はアレコレと意味深な質問をする。「保険の仕事は楽しい?」「お兄さんはよくトラブルになるの?」「君は頭がよさそうだ」なんてかんじで世間話風だが、きっとぜんぶ知ってるんだな。サムはもぞもぞしつつ適当に答えた。

再びディーン。女悪魔はディーンの心を切り開くように「あなたは1年後に地獄行きが決まってるっていうのに怖れていないようだ。えらいよ」なんていいだした。悪魔にそんなこといわれても困るわな。ディーンは「地獄なんかこわくない」と答えた。このふたりはただずーとダベってるのだ。そろそろサムが神父といっしょにやってくる。悪魔はそれを待ってるんだな。彼女はイロっぽい格好でゴロゴロ寝そべったりするので私たちはハラハラするが、ディーンはガオーと抱きついたりしないのだ。相手は悪魔なんだから。

ディーンは質問してみた。「地獄の結界が破れて悪魔の軍団が出てきただろ?んで、どうなった?きみらはなにをやろうとしてるんだ?」「アザゼルは指導者だったけど死んじゃった」「アザゼル?」「黄色い目の悪魔にはちゃんと名前があるのさ。彼を失ってからバラバラになっちゃったね」「それはお気の毒。代わりはいないのか」「サムがそうなるはずだった」「そりゃサンクスゴッドだ!ははは」「わかってないね。あなたたちのせいで混沌が産まれた。いまや凶悪な連中がやりたい放題で暴走まっしぐら。ほとんどの者はサムを狙ってるんだよ」「 ... 」「はっきりいうけど、わたしはサムに従うつもりでいたんだ」

相手は悪魔なんだけど「信じる者」という調子でしゃべるのでなんだかへんなかんじだ。コイツはいいやつなのかなと思っちゃうじゃないか!それが手なのかな。

そこにやっとこさサムと神父が到着。ボビーもきた。ルビーもいっしょ。メンツが勢揃いである。神父は本性を現し、戦いスタート。神父悪魔は怪力パワーの持ち主である。階段を塞いだガレキをポンポンと放り投げて地下にやってきた。魔法陣があることを知るとドシンとゲンコツを一発。地面が割れて、トラップは破られた。ディーンを捕まえて首締め攻撃。

ボビーが持ってきたコルト銃を持ったサムが銃撃。神父は死に、美女悪魔もサヨナラである。このシーンでは、サムは迷わず敵のふたりを殺したが、ディーンを殺そうとする神父に美女悪魔が「殺さないで〜」と叫び、ディーンはサムを止めようとしたというのが印象的であった。

美女悪魔はほんとにディーンを好きだったのかもしれない。ディーンは彼女を不憫に思ったのかな。あるいは悪魔憑きを取り払って助けてあげられると思ったのかもしれない。

事件解決。

解決したものの、ディーンは釈然としない。トロッターは相変わらずビジネスをやってるからだ。美女悪魔の台詞を思いだすと複雑である。ボビーは「おれらの仕事は人間相手じゃない」と教えた。

ディーンはボビーに気になることを教えた。それは黄色い目の悪魔が死に際に囁いたアレである。「サムが100%ピュアなサムだと思うのかバカめ」といいつつ、あいつは死んでいったのだ。ディーンはいまになってそれが気にかかる。問答無用で悪魔を銃撃したサムを見て心配になったみたい。ボビーは「悪魔はうそつきだ。心配ない」と励ました。

ところで、ルビーの意図があいかわらず不明である。彼女はどうやったか知らないが、ボビーを助けて魔法のコルト銃を使えるようにした。悪魔が悪魔殺しのヘルパーをやってるわけで、なぜそんなことをするのかだれにもわからない。

ラストではそのルビーがサムと話す。「悪魔2匹を退治したね!お祝いしましょ!」なんていう。でもサムはムカムカする。だって殺した悪魔たちは元は人間だったのだし、彼らを救えなかったという責任がある。でもルビーは理屈を述べてその考えを笑いとばした。

もし悪魔憑きを取り払ったら、その次に待ってるのは苦しいスローデスである。そんな目に遭わずにすむようにしてあげんただから人助けしたじゃないかというのが彼女の理屈だが、こりゃまた冷淡である。サムは「冷酷ビッチめ」と罵った。このシーンを見る限り、ディーンの心配はなさそうである。やっぱりサムは優しい!

だが、その冷酷ビッチに何度も救われたというのもまた事実なので、サムは悩んじゃう。ルビーはやはりここでも「わたしはディーンを救える」という。だが具体的な話はナッシング。「悪魔はうそつき」という文句がサムの頭に浮かぶ。ルビーは「これからもあなたを助けてあげるよ。肩にチョコンと座ったエンジェルちゃんがこのわたしです」とヘラヘラ笑った。いったいコイツはナニモノなんでしょう。

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