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ヒーローズ/Heroes :: 2-01 :: (Volume Two: Generations) Four Months Later... :: ネタバレ

transヒーローズ/Heroes。Volume 2: Generation。シーズン2のはじまりはじまり。
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!
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シーズン1で活躍したヒーローズの映像に合わせてモヒンダーの声のナレーション。

The sun rises on a new dawn. Yet few of us realize the debt we owe to those responsible for this. To those who dwell among us, anonymous, seemingly ordinary, whom destiny brought together to repair, to heal, to save us from ourselves. And they're still out there, among us, in the shadows, in the light. We pass them on the street without a glance, never suspecting, never knowing. Do they even know yet? That they are bound together by a common purpose, a glaring reality, to be extraordinary? And when destiny does anoint them... How do they hide from it? How long can they dwell in the shadows before either fate or their own flawed humanity draws them out into the light again? And how will they know what awaits them when it finally does?

(かなり意訳気味デス)新しい日が昇る。ヒーローズの偉業を知る者はほんの少数だ。社会の中にひっそりと潜んでいる彼らは一般人とまるで見分けがつかないが、そんな彼らが運命的に出会い、癒しを行い、私たちを私たちの運命から救いだしたのだ。そして彼らはいまも光と影の中に潜んでいる。私たちは彼らと街角ですれ違ってもまったく気づかないだろう。彼ら自身は気づいているのだろうか。自分たちが共通の目的の元に抽出された非凡な選ばれし者たちであることに。彼らは運命に逆らうことができるのだろうか。彼らはいったいどれだけのあいだ影の中に身を隠していられるのだろう。その運命もしくはその人間らしさによって、ある日とつぜんに暴露されるかもしれない。そうなったとき、彼らの目前にはいったいなにが待ち構えているのだろう。

という調子で、シーズン2イッパツ目のエピでは、その後のみなさんのようすが明かされます。

エジプト、カイロで講演中のモヒンダー・スレシュ

カイロの大学みたいな講堂で講義中。自身が発見した致死性ウィルスについて述べている。「それはある特定の者たちだけに感染するんだ」という話はシーズン1の最後でモリィを救ったあの話だと思われる。モヒンダーは超能力とウィルスの関係を示唆しつつ世界の危機を訴えるが、聴衆の数は少なく、反応もイマイチである。講義終了後、謎の中年男に声をかけられた。モヒンダーは警戒するが、相手は「このままじゃだれもあなたの話を信じませんよ。私はあなたのお父さんの本を買って読んだけれど、本屋じゃ催眠術とエイリアンアブダクションに挟まれたコーナーに置いてあった。世間からはトンデモ本だと思われてるんです。でも私は信じる。あなたが世界を救いたいと思うなら、まずは私と話をしなくちゃ」なんて誘われた。

ホンジュラスで追われるマヤとアレハンドロ

マヤとアレハンドロはシーズン2からのニューフェイス。ふたりは兄と妹だが、ホンジュラスでパトカーに追われて逃げ回っている。妹マヤにヤバい殺傷能力があるらしくて、そのせいで警察に追われるふたりだが、彼女の能力について詳細は不明。兄妹はアメリカに密入国したいと考えている。

クレアと父ノアはカリフォルニア、Costa Verde

この親子はテキサスからカリフォルニアに越してきた。いちから新生活をスタートしようじゃないかというノリであり、今日からクレアの新しい学校での生活が始まるんで、いっしょに学校にきた。父ノアは「カンパニーの連中はまだそこらにいる。よーく注意をして能力があることを誰にも知られちゃいけないゾ。とにかく目立つことをしちゃいけない。授業中に手を挙げるな。チアリーダーなんてもってのほかである。おまえのためだ」と念を押す。クレアはまったくうんざりだという調子で「わたしゃひとりぼっちでこんなところでサメのエサだよ」なんていう(ちびまるこちゃん風の口調)。

ノアがクレアをげんきづけるように「テキサスもカリフォルニアも変わらんだろー」といったら目の前をギャルギャル高校生が歩いていった。ノアは「例外もあるな」と訂正した。彼らは新IDを手に入れたようであり、クレア・バトラーと名乗るそうだ。ノアは不安がる娘に車をプレゼントした。あいかわらずのメロメロオヤジぶりである。娘を学校に送りだすところで「どんだけおまえを愛していることか〜」とかいって、ふたりはハグハグする。メローなメロディが流れて盛り上がる。このふたりはいちいち大げさである。

戦国時代の京都にジャンプしたヒロのその後

1671年。ヒロを挟んであっちとこっちで武将たちの闘いが始まる!一方はたったひとりの武将である。そのとき日蝕が始まってあたりは影に包まれ始めた。大軍が矢を放つ。ヒロは「エイヤッ」と時間をストップ。たったひとりで敵に立ち向かう武将、Kensei Takezoを救出した。

マット・パークマンはマンハッタンで人質救出作戦実行中

わるもんをバンバンとやっつけて、最後に出てきた男女2人組の両方が「コイツが犯人だ!私は人質だ!」と叫んでどっちだかわからないのだが、彼はリーディング能力でサクッと犯人を見破ってトドメを刺した。お手柄。というのは実際に起こった事件ではなくて、警察の訓練風景なのだった。彼はこのテストにおいて的確な状況判断を評価され、再びバッジをもらえて、警官職に復帰した。めでたい!

クレア。学校の初日で理科の授業中。隣の席の男子は朝出会った子であった。彼はウェストという。ニコニコしたかんじのよい男の子で頭良さそうである。「君はロボットとエイリアンのどっち?」と意味不明な質問をする。彼によれば、世の中の人間はロボットとエイリアンのどちらかに属するのであり、人の命令に従う者がロボット、自分がやりたいようにやるのがエイリアンというキメがあるんだそうである。彼は賢こそうだが、ちょっと変人かもしれない。理科の先生が「『適者生存』の理論を唱えたのはだれ?」と質問し、クレアはすぐに答えがわかってノートに『チャールズ・ダーウィン』と書いたが、彼女は目立っちゃいけないと教わったので手を挙げなかった。というようすをウェストに見られちゃったので、結局、目立ってしまうというヌケ具合がこれまたちびまるこちゃんのようである。

ホンジュラスの逃亡兄妹のマヤとアレハンドロ。夜になって森の中で密入国エージェントと接触。言われた通りのカネを払ってトラックに乗せてもらうが、エージェントがマヤに興味を持ったみたいでニタニタエロ笑いをするのでトラブルの予感。2人はとにかく一刻も早くアメリカに着きたいのだ。

マット。警官職に戻れてウキウキの彼はモリィを学校に迎えにきた。彼はいまモリィと2人で暮らしていて、奥さんとは離婚しちゃったそうである。モリィを守るのが自分の使命だと思ってるようだ。モリィはげんきいっぱいのようすだが、ここで学校の先生からいやな話を聞かされる。モリィが描いたという怖い絵をたくさん見せてくれて「彼女は1週間前から悪夢にうなされているらしい」と教わった。絵はいずれも怖い両目がこっちを睨んでいるという構図で、その中にはあのgodsendのマークがあった。

カイト・ナカムラとアンドーはマンハッタンでヒロを捜索中

2人はシーズン1のフィナーレでヒローズが死闘を演じたKirby Plazaの広場にいて途方に暮れている。2人は4ヶ月間ずっとヒロの行方を探していたそうだ。カイト・ナカムラは長々と息子への賞賛を述べ「私はあきらめない!」といったら、持っていた新聞から写真がパラリと落ちた。それはカイト・ナカムラ本人のスナップ写真で、顔の上にあのマークがあった!それを見たカイトは怯えた表情となり「私は24時間以内に死ぬ」と述べた。アンドーはひぃーとびっくりした。

ネイサンは生きていた!ピーターのアパートにて

みなさんご存知の通り、シーズン1のラストでピーターとネイサンは空中にズドーンと発射して、宇宙の彼方で爆発したものと思われていたが、ネイサンは生きていた。ヒゲボーボーでヨレヨレのコートを着ていて、ずいぶん印象が違う。政治家は辞めたのかな。母アンジェラといっしょにピーターのアパートにいて、ふたりはピーターの死を深く悲しんでいる。母は「そろそろここを片づけよう」というが、ネイサンは弟の死を信じていないようであり「ピーターが戻ってきたときのためにこのままにしておかなくちゃ」という。口論が始まった。「あんたのせいでピーターが死んだ!わたしらの言う通りにしてりゃよかったのに!」「もう少しでいいなりになるところだった。ママはわるいひとだ」という調子であり、親子の断絶は深く、ネイサンは母アンジェラに「出ていけ」とドアを指さした。部屋を出たアンジェラは廊下の壁にカイト・ナカムラが見つけたアレと同じものを発見した。こちらはアンジェラの顔にあのマークが!どこかのだれかが殺しの予告をして回っているようです。

戦国時代のヒロ

Kensei Takezoを救って安全な場所に瞬間移動した。と思ったら相手は別人だったみたいで「50両ぽっちでやってられっか。Kensei Takezoめ、覚えてやがれ」とかいって逃げていった。どうやら替え玉だったようである。そこに本物のKensei Takezoがボウガンを持って現れる。相手は防具マスクをつけてるので顔が見えないんだが、ヒロが「あなたのファンです!あなたの武勇伝はぜんぶ読んだ!おおわたしのヒーロー!」と褒めまくったら顔を見せてくれた。そこから出てきたのはガイジンのおにぃちゃんであった。「おれは英雄なんかとちがうよ」といわれて、ヒロは困った顔になった。ははははははははははは。

クレア父のノア。彼はカリフォルニアでプリントショップに就職したようだ。前職は製紙会社のマネージャーなのでいちおう紙つながりといえるが、仕事への意欲はゼロである。自分を隠すためのアンダーカバーだと思っているようで、うるさい上司にガーガーいわれても、ケッてかんじであしらっている。

モヒンダー。話しかけてきた謎の男とレストランにいる。彼はやっぱりカンパニーの一員であるようであり「わたしらの組織は30年の歴史がある。我々の目的は能力者を見つけ、保護することである。正しい能力開発ができるように助けることもする」と組織の概要を要約したが「ときには危険な能力を持つ者を抹殺することもある」なんていうので、モヒンダーと口論になる。「だれを抹殺すべきなんてだれが決めるんだ?」「あなたはサイラに銃弾を撃ち込もうとしたと聞いていますよ」「彼はモンスターだった」「そう、あなたはモラルに従って彼を殺そうとした」「サイラは特別だ。それだけですべてを決めつけるのは間違っている。それに彼はもう死んだから脅威は去った」「モリィがいるでしょ」

ここでモヒンダーの表情が曇る。モリィはかわいくて無害な子供だが、この先、彼女が成長したらどうなるかはだれにもわからないからだ。相手は続けて言う。「あなたはパークマンといっしょに彼女を守ろうとしているね。それなら私たちと目的は同じじゃないか。うちには豊富な資金がある。あなたにすべてを提供できる。あなたの研究、シャンティを殺したウィルスの研究資金を提供できる」「あの研究には途方もない資金が要るよ」「あなたはお金のことを心配しなくてよい」。相手はスプーンを手に持ち、それを金に変えて見せた。そしてトドメの一言。「この金脈はデカいよ。"Let's just say we have our own private fort knox."」

スレシュのNYのアパート

マットはモリィといっしょにスレシュの借りていたアパートに暮らしている。マットはピザを食いながら、学校の先生がいってた悪夢について聞き出したかったが、モリィは絵を見せたら機嫌が悪くなり「そのことは話したくない!」と大声を出して自分の部屋にいっちゃった。マットは優しいけれども、警官の癖でスグに尋問口調になっちゃうのがマズいんだよな。と思ったんだけど、このときのモリィが怒るシーンはかなりの激変ぶりだったので、もしかしたら怒りをコントロールできないみたいな病気があるのかも。あるいは単に睡眠不足ゆえにカリカリしただけかも。どっちかわかりません。モリィが怒ったときのマットの顔が奥さんにガーガーいわれてるときの男の顔(やべぇみたいな)になってるのがなんかおもしろかった。

ホンジュラスの新顔ふたり。マヤとアレハンドロは密入国トラックの荷台に乗っているが、チャンドラ・スレシュ博士(モヒンダーの父)が書いた本 "Activating Evolution" を読みつつ話をしている。「このひとはすごいよ!ぜったい会えば助けてくれる!わたしを治してくれる!」「マヤ、自分を責めちゃいけない」「そういわれても安心できない。いつアレが起こるかと思うと心配で心配で」「ぼくといっしょにいる限りなにも起こらないから安心して」と話していると、クルマが止まった。密入国エージェントは2人組の男だが、こいつらがマヤにムラムラしちゃったのだ。「お金が足りないぞ」「おまえの妹だけおれの隣に座れ」とエッチな要求をされたので、アレハンドロが逆らったらパンチされて森に置いていかれた。兄妹は離れ離れになってしまった。

クレア。学校の体育館でクラスメートがいぢめっこのチアリーダーにグジグジやられてたので、それを助けた。いぢめっこチアリーダーはおとなしい子を捕まえて「高いトコからクルリとジャンプをしてみなさい」といぢめてるのである。クレアが割って入り「そんなん簡単じゃん」なんていうので、流れ的にクレアがやらされることになった。学園ものにありがちなノリである。クレアは高いところのてっぺんまで登って、その頃にはヤジウマがワーワーと集まってきて、彼女は注目の人になってしまった。さぁ飛ぶかとみんなは注目するが「ごめん。やっぱむりだわ」と降参した。いぢめっこは「ヘッ、バーカ」とかいって出ていった。というようすをクラスメートのウェストくんがぢっと見ていた。

マット。夜中にうなされているモリィをリーディング。彼女が見てる夢の内容を探りたい。だれかが彼女を傷つけにくるっていうことらしい。モリィを起こして聞いてみた。「それはだれ?おれにいえ。そいつをやっつけてくるから」といったら「危険すぎる。逆にヤラレちゃうよ!」という怯えようである。この見えない敵の正体は謎だが、シーズンフィナーレのエピでモリィが語った台詞「ひとりだけ私が追えない人物がいる。それは『ブギーマン』なんかよりもっと邪悪な人物で、私が彼を思い浮かべたら彼には私が見えてしまう。だから私はその男だけは追うことができない」ていうのはこれのことなんだろうたぶん。

クレア。その後、だれもいなくなった体育館に残っていて、ひとりで高所ジャンプを試みた。下は固い床だったので足を骨折した。この行動は謎だが、ひとりで飛んで「どんなもんだい!」と自分に納得したかったのだろうか。折れた足をイテテと直したところで、ウェストがきた。「まだこんなところにいたの?」と聞かれてびっくりした。ヤバい。見られるところだった。

ノア。プリントショップの仕事はまったくヤルキなし。休憩時間を延長してたらうるさい上司がきてまたガーガーいわれた。たくさん文句を言われた後、相手の指をつかんでへんな向きにしてやった。相手はひぃーーと痛がった。ノアは「これからはわたしが休みたいときに休んで、働きたいときに働くていうふうにしたいんだ。文句ある?」と聞いたら相手は「オーケイでございます」と去った。ヤクザだ。てか、普通クビになるわなこれ。

ヒロ。Kensei Takezoとふたりでトボトボ歩いて移動中。伝説の英雄がガイジンだったと知って大ショックである。このKenseiはなんだかインチキ臭いし「ちょっとしょんべん」とかいうし、ぜんぜん英雄じゃないのでいやになった。Kenseiはイギリス人だという。ヒロが You're English?? というと、喜んで英語でしゃべりだした。貿易船に乗ってやってきたんだそうである。彼はお金をもらって妖怪退治(?)をしてたそうであり、それもズルをしたなんていうのでヒロはますますいやになり「ぼくは遠い未来から来たんです。あなたは未来じゃ英雄なんですよ!」といって、自分がおとぎ話で読んだいくつかの伝説を話して聞かせた。「白ヒゲの悪い王様をやっつけてオーツ(大津?)の村を救ったでしょ!?」といったら、ちょうどオーツの村に到着したところであり、焦げ臭いなとかいってたら村が燃えていた。こりゃたいへんだ。

カイト・ナカムラとアンドー。ふたりはチャールズ・デボー氏のビルの屋上にいる。「なぜあなたが死ぬのか?」と疑問を口にするアンドーに、カイトは「君は私といっしょにいたら危ない」と去るようにいうが、アンドーはアンドーなので「ぼくはいっしょに闘います。ヒロのためでもあります」と答える。カイトは彼に仕事を与えた。「よし。刀が要る。刀を手に入れてこい」と言われたアンドーはヨッシャとばかりに買い物に行った。彼が出ていこうとしたところで、ピーターの母、アンジェラがやってきた。

暗殺予告を受けたふたりは互いに写真を取り出して見た。それは引き裂かれた一枚のスナップだった。ふたりはいったいだれが殺そうとしてるかを話すのだが、ここでカイトが「デボーもおまえの夫もリンダマンも死んだ。残りは9人だ」という。彼は続けて「私たちはたくさんの人たちを殺した。私はせめてもの償いとして、息子ヒロを助けることに専心してきた。アンジェラ、あなたは自分の息子のためになにをしたのか?」といわれたアンジェラはカイトにピンタをした。カイトは続けて述べる。「私は今夜日本に帰る。おまえも姿を消したほうがいいぞ」。アンジェラは無言で去った。

ヒロ。村の人たちに「盗賊がきてなにもかも奪っていった」と聞かされた。嘆き悲しむおばあちゃんの声を聞いたヒロは胸が痛い。さらに彼は自分が未来からきたせいで、歴史がズレて、未来が変わってしまったのではないかという疑いを急速に持つ。やばいよやばいよ。"Great Scott" というのはバック・トゥ・ザ・フューチャーネタ。ヒロはピーピーと嘆いているが、Kenseiはノンキなものである。「まぁ酒でも飲め」という。

ヒロが「あなたは栄誉を認められて、鍛冶屋の娘をおよめさんにもらうんですよ!彼女は日本でいちばんきれいな女性なんですよ!わかってんのか!」といったら、そこに割り込む女性が1名。焼き討ちされた村の住人のひとりである。彼女はkenseiにビンタをカマし「あんたに有り金ぜんぶあげたのに父はさらわれた!この役立たず!」と怒る怒る。Kenseiは約束してたのにそれをほったらかしたのだ。ひどいやつだ!娘はKenseiの刀を取りあげて「お父さんが一生懸命つくったこの刀をもらうわ。私がわるもんをやっつけてくる!」といって歩き出した。

これが鍛冶屋の娘で、ヤエコという。「そうかこのひとがお嫁さんなのだ!」とわかったヒロはKenseiを説得しにかかる。「早くあのひとのお父さんを助けろ!」といったが、本人はまるでヤルキなし。ヒロにパンチして「おれは酒が飲みたいの」といってフラフラ消えた。ブッ倒れたヒロはロバ(ヤギ?)に顔を舐められた。

クレア。バトラーと名前と変えた家族のディナー。ポメラニアンのMr.マグルスをダッコする母と弟のライルもいる。お母さんはキャンディスにヤラレたと思ってましたが生きてたんですね。家族は落ち着きを取り戻して、家族4人はディナーをしつつ会話する。険悪ということはないが、なんだか間が悪いというか、あまりハッピーそうな風でもない。クレアとノアは自分がナニモノかを隠して生きてるから気が重いんだな。母親のズレ具合がユーモラスなのでなんとか場を保っているというかんじ。このお母さん、おもしろいから好きだ。死んでなくてよかったと思いました。

ノアのケータイに着信。相手はカイロのモヒンダーだった。「ヤツラはエサに食いついたぞ」と報告を聞いたノアは「いいね。気をつけろよ。カンパニーを根こそぎやっつけてやろうな」なんていう。恐らくマットもツーカーなんだと思うが、彼らは秘かにカンパニーをやっつける計画を立てているようです。

アレハンドロ。森の中で置いてけぼりにされた彼は徒歩でトラックを追った。そしたらトラックが止まっていて、その中に死体を発見した。密入国エージェントの2人組と荷台に乗っていたすべての人が流血して死んでいた。マヤがやったと思われる。彼女はその場でひとり泣いていた。彼女の能力は依然としてわからないが、本人の意思に関わりなく回りの者たちを殺傷する結果をもたらすらしい。ニキ/ジェシカに似てるかんじだけど、どういう能力なんでしょうね。アレハンドロはマヤを救ってアメリカ入国を目指す。

クレア。彼女は孤独に耐えられなくなったようであり、自分を知る者と話したくなってケータイをとりだした。相手はネイサンだった。「どうした?」「自分じゃないフリをするのに疲れた。話し相手になってほしい」「君の気持ちはわかるが、私は君に答えを与えることができる人間じゃないのだ。すまない」といって彼は電話を切っちゃった。自分の娘なのにな。ネイサンはピーターを失った悲しみを永遠に背負っているようで、罪悪感に囚われているのかもしれない。電話を切ったネイサンが鏡を見ると一瞬だけ顔がグロテスクな顔になった。あれはただの幻影か。それともなにか能力が発現しているのかはわからない。ネイサンがジェシカ化したのかも?!

父に拒絶されて悲しくなったクレアはベッドに寝転んだ。というようすを窓の外からクラスメートのウェストが見守っていた。彼はポカンと宙に浮いている。そのままヒューと夜空を滑空して帰っていった。彼はフライング能力があったと明かされた。

カイト・ナカムラ。デボー氏のビルの屋上で殺し屋と対決。相手はフードをかぶっていて、私たちは顔を確認できないが、カイトは相手を知ってるようであり「おまえが来るとは思わなかったぞ」なんていう。だれなんでしょうか。そこにアンドーが刀を持って登場するが、正体不明の男はカイトに襲いかかり、ガガガーと押していって、アンドーが助ける間もなく、ふたりはビルの屋上から落下。地面に激突。99%死亡である。

アイルランドのCorkの港のコンテナ。

コソ泥ギャングと思われる3人組が登場。9-1-0-9という番号のコンテナからiPodをガッポリ盗んじゃおうという計画だったらしいが、そのコンテナはカラッポで奥に人がいた。そこにいたのはピーターで、彼は上半身裸でかなり弱っているようであり、片手をチェーンでつながれている。「おまえどうやってココに入った?」と聞かれても彼は答えられない。3人組はわけがわからなくて、頭にきちゃったようであり、棒を持った男がピーターを殴ろうとしたらば火の玉みたいなのがビョーンと出てきて、暴力男をブッ飛ばした。ピーターは自分がナニモノでどこにいるかもわからないようである。彼はあのマークのペンダントをしている。

また来週〜。

※感想

あーおもしろかった。ガイジンKenseiがウケました。おなかが痛いよ。脚本家に感心します。よくこんなバカな話を考えつくわ!Kenseiはじつはヒロだったっちゅう流れにいくんでしょうか。

田村英里子さん、出てきましたねー。日本人が世界で活躍してるのを見るのはいいもんです。パチパチパチ。

これからまた毎週月曜日はたいへんだけどおもしろいわ!

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  • Title: 2-01 :: (Volume Two: Generations) Four Months Later...
  • First Aired: 2007-09-24

Writer:

Director:

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Recurring Role:

Guest Star:

Thanks to: imdb.com, tv.com

kenn (2007.09.27 06:05)

やあSark。ひさしぶりじゃねーか。拷問でもかましたろかい。っていう感じで仮面取った時は大爆笑でした。ぬわんと。こんなオチかい。

田村英里子の普通の演技がうまく見えた。演技がうまくなったのか、時代劇っぽい台詞が一番うまいからかは知りません :D

ネイサンが生きていたとは。あの傷は衝撃のときについた傷なのかなあ。現実の彼は無傷で、鏡には映っている。

あっちもこっちもカンパニーとの戦いですか。CSI Maimiも面白かったし、24も帰ってきたら最高のマンデーになりますなぁ。

tinker (2007.09.27 06:53)

あ、あれ、サークですか!そうかそうか。気づきませんでした。どうもです。ものすごーいダラー感/えーかげんさ/俳優オーラゼロ/そこらへんのアンちゃん感がスゴイ演技ですね。やっぱ俳優ってすごいな。あんなふうに生まれ変われるのか!

シリコンバレーゼ (2007.09.27 13:26)

こんにちは!シーズン1をDVDで駆け足で見てシーズン2に間に合いました!。英語がまだまだ未熟者なのでシーズン2の最初の英語の部分が不明な箇所が多かったのですが、こちらのサイトでクリアになりました!感謝です!
tinkerさんのあらすじの書き方って、、ちょこちょこと感想が入っているので笑えます。私も同じところで突っ込んだりしていたので「そこは突っ込むとこだよね!」と共感しています。毎週こちらのサイトで復習(未熟な英語の)させていただきます!応援しています! :P

ジョイナー (2007.09.27 14:57)

お初です。どうぞよろしくお願いします。
Heroesはやっぱりいいですね、自分は英字幕つきで見てるんですが,
Dexterに比べたら話すスピードも単語のレベルもちょうどよくてスムーズに見る事が出来ますし、内容もおもしろいです

Dexterもおもしろいんですが、いかんせんドークスの話すスピードが速すぎて字幕についていけないって事が多々あり、一時停止で文の確認をしなくてはいけなくて大変だし、面倒。

話は変わるんですが、毎回ネタバレを書くのは大変で面倒かもしれませんが、がんばってくださいね。
ココのサイトとjoesocaさんのところで細かいところのニュアンスなどを確かめさせてもらっていてとても助かっています。ほんとありがとうございます :D

Eri (2007.09.29 13:37)

やっとこみました!(でも実はまだシーズン1終わってない・・のに、先に見ちゃった)

田村英里子ちゃん、旅番組レポーターとかでも英語すっごく上手になってて、「第二の工藤夕貴!?」って感じですが、Herosでは、確かに演技が、一番上手いように見えました(日本語シーンで)。

関係ないですが、マシ・オカさん、クリステン・ベルとお付き合いとは!!すごい美女をゲットしたな〜〜・・です。きっと、頭いいし、会話面白しろいんだろうな〜と想像。

tinker (2007.09.30 13:56)

みなさん、読んでくださりありがとう。Eriさんはちゃんとシーズン1から見ましょうよ!ほんとにせっかちだなぁ。

> マシ・オカさん、クリステン・ベルと

なんとなく似合ってるかんじがしますね。どっちも頭良さそうだし。ピーター役のマイロ・ヴェンティミリアとヘイデンちゃんの噂はどうなったんですかね?あのイメージをブッ飛ばすためにマシ・オカ&クリステン・ベルをカミングアウトさせたんじゃないかとちょっといぢわるな見方をしてたりするんですが。。。。

場違い (2007.10.28 00:09)


どこで皆さん
シーズン2を見ているんですか??

詳しく教えてください!! :-)

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