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ヒーローズ/Heroes :: 1-22 :: Landslide :: ネタバレ

transヒーローズ/Heroes。シーズン1の21話。ネタバレ。
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!
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前回刀をポキンと折られたヒロは意気消沈。「ぼくは負けた」とがっくりした。アンドーは「刀を直そう」といって、電話帳を出した。Jittestu Armsという会社がある。武器屋?店のロゴはGodsendのマーク。これも運命か。アンドーが電話したら相手は直せるという。

NYのKirby Plaza、クレアとベネット氏

ピーターがクレアの叔父だったというのはベネット氏も初耳だった。ベネット氏たちはザ・カンパニーの追跡システムを壊しにきたのだが、テッドが爆発するかもという話を教わって、作戦を練り直した。ベネット氏がネブラスカのWindy Forkっていう田舎町に隠れる場所があるという。テッドとピーターは一時避難しておれということになった。とにかくこの2人をNYから遠ざけようということか。クレアもそっちに行くみたい。5名はなんだか運命に向けて団結したムードがある。ていう計画を話してるようすをサイラがこっそり見張っていた。

テッドはFBIに見張られてるから空港に近づけない。車で移動することにした。雑踏の中、ピーターはサイラの存在に気づいた。

NY、ネイサンの家

リンダマンがいる。彼は迷うネイサンに亡き父の秘密を教えた。ネイサン/ピーターの父親もまた能力者だったという。リンダマンと深く関わっていたらしい。リンダマンによれば、父はがんばって世界を変えようとしたが途中でくじけてしまったという。「おまえは父とはちがうよな」という調子で従わせようとしているようだ。ここに車イスのハイディが登場。リンダマンは彼女に挨拶し「ご主人が勝つことは決まっている。その前祝いにひとつ贈り物を差し上げたい」と述べてハイディの手を握った。そして帰っていった。贈り物ってナニ?とハイディは不思議がるけど、私たちはすぐにわかっちゃいますよネ。

何も知らないハイディは「リンダマンなんか嫌いだ」と不満をいうが、まもなく足が治ってることに気づいて大喜びした。

彼は家から出てきて移動開始。プレスが押し寄せてカメラのフラッシュがパカパカする中、ヒロとアンドーがその場に鉢合わせ。ヒロは「フライングマンに助けてもらおう!」と声をかけた。ヒロはネイサンに未来に行った話をし「未来のあなたはわるいひとになっていた。でもいまはちがう。爆発を止めよう」といったら「むりだ」と拒否された。ヒロはショックを受けた。「もうわるいひとになっちゃったのか!」と食い下がるが、相手にしてもらえない。というようすをDL&ジェシカが見張っていた。彼らはネイサンを捕まえて、リンダマンを捕まえ、マイカを救出したい。てわけで主要メンツが集結してまいりました〜!

ヒロとアンドーは電話帳で見つけた武器屋にきた。店は日本の古い刀や武器が陳列された古道具屋というかんじで、壁にGodsendの絵がかけてあった。店主はクレアモント氏という。折れた刀を見せていたら、ここでカイト・ナカムラ登場。「旅の終わりに到着したようだな」と息子を迎えた。

Kirby Plaza、マイカとキャンディス

キャンディスはマイカのためにコミックブックを買ってきた。その中に "Silver Surfer" の#1ていうのがあって、それはスゴいものらしくて、マイカはウヒョーと喜ぶ。そしてキャンディスに「おねえちゃんみたいないいひとがなんでリンダマンみたいなわるもんと手を組むのか。その能力があればヒーローにもなれるのに」といったら、彼女は「あなたはちびっこだからこの世がどれだけ腐ってるかがわかっていない。リンダマンはそれを変えてくれるんだよ」「この世はは腐ってないよ」

ここにリンダマンがきた。彼はマイカに「たったひとつだけ仕事をしてくれたら家に帰れる。そして君の両親にすごいお金をあげる」と誘った。マイカは断れない。

テッドはピーターたちにサイラのことを教わった。おっかないヤツがいるもんだと思ったら、FBIのタクティカルチームの急襲。テッド、逃げ場ナシ。指揮するのはかつてマットの相方だったオードリィ。サイラが通報したと思われる。ピーターはクレアと共に透明偽装して逃げるのが精一杯。テッドは無実を訴えるが、オードリィは「あなたはグアンタナモベイ送りだ(米軍のテロリスト政治犯収容所がある)」と答え、テッドは「おれを分厚いコンクリの壁の部屋に入れろ」と怒鳴った。サイラが登場。オードリィが「通報ありがとう」といったら、彼はアイザック・メンデスと名乗った。

ヒロ。カイト・ナカムラは息子に秘密を明かした。彼は息子の運命をさいしょから知っていたと述べ「悪を倒せ。刀は重要でない。旅がおまえを強くする」と激励した。そして「私がおまえに倒し方を教える」といって、刀を取りだし、グワンと振り回した。ヒロは感心した。

キャンディスはマイカを連れて投票所にきた。彼女は黒人女性に化けている。マイカを連れて投票ブースに入り、コンピュータにズルしてネイサンが当選するように工作する。これのためにマイカが必要だったのだ。12の選挙区でこれをやるんだという。マイカは「ここ一カ所だけでよい。ぜんぶネットワークにつながってるから、ここだけですべて操作できる。どれくらい増やせばいい?」「圧倒的勝利でお願いね」。マイカはコンピュータになにかをした。

マイカがいう通りにしたのか謎だが、ネイサンが事務所に戻ってテレビをつけたら彼の票はいまいち伸びてない。これからガツーンとあがるのか、それともマイカはダマしたのか。そこにジェシカとDL登場。

2人はネイサンを説得する。「おまえはリンダマンと取引したんだろう。どんな約束をしたか知らないが、あの男と取引したら結局最後にはむしり取られる。それに気づいたとき、おまえの愛する者たちはすでにこの世にいないだろう」という言葉にネイサンはギクリと寒気がする。このときちょうどテレビで『ネイサン・ペトレリ圧勝』の文字が映った。

ネイサンは素早く計算した。この2人にリンダマンを殺させれば自分は大統領、リンダマンはいないという絶好のポジションが得られるのではないかと。

こちらはヒロ。父に剣道のレッスンを受けている。ここで幼少時代のフラッシュバック。ヒロは幼い頃、Kensei Takezoの絵本を何度も父に読んでもらったが、竜が出てくる話がいちばんのお気に入りだった。Takezoはあるとき竜に刀の秘密を教わった。そして彼はKensei(剣聖?)となり、敵を滅ぼし、人々を救い、王になった。その後、竜がKenseiのところにきて、王妃の命を要求した。Kenseiは自分の心臓に刀を刺し、それを竜に渡し、私の愛は私の心臓にある、これを持っていけと述べて死んだ。という話なのであった。

ベネット氏とマットはKirby Plazaに侵入。敵のビルの中枢にある追跡システムを目指す。それは42階にあるという。2人はマットの能力を使ってうまいことたどり着きたいわけだが、ここでベネット氏が「おまえの妻とこれから生まれる子供のためだぞ」というので、マットの子供はまだ生まれてないのか。とすると、以前に出てきたマシューっていう子の絵はナンだろうか。と思ったんだけど、アレは5年後の話だったですネ。いまはまだ産まれてない。

マットが守衛をリーディングし、なんだかうまいことやって中に入れた。そんなのアリ?って気もしますが。とりあえず入ったが、エレベータの暗証コードがわからないのでオタオタしてたら、DLとジェシカが通り過ぎていった。かつてマットはジェシカに投げ飛ばされたことがあるんで「こりゃヤバいわ」となる。でも彼らをリーディングしてみたら、彼らがリンダマンを捕まえようとしてるらしいとわかった。声をかけていっしょに行くことになった。

モヒンダー。モリィは回復した。彼女はげんきになり、モヒンダーに能力を見せた。自分をブギーマンから救ったヒーローの制服警官を思い浮かべた。彼はこのビル内にいるという。マットだ。てわけで、モリィはあのとき、オードリィとマットが助けた少女なのであった(1-03 :: One Giant Leap)。ここでトンプソンが部屋にくる。彼はモリィが治癒したという報告をうれしく聞き、そして「急に2人はヘリに乗って移動することになった」と指示した。

マットとベネット氏はDLたちのお陰でエレベーターに乗れた。彼らは途中で別れる。ベネット氏は「リンダマンは51階にいる」と教えてやった。DLとジェシカはそっちに向かう。

マットとベネット氏の2名が侵入したことをトンプソンは知った。隣にモヒンダーもいて「ヤツラはなにが目的なんだ?」と聞くと、「モリィだよ」と答える。そうか。追跡システムってモリィのことだったのだ。トンプソンは銃を出して応戦する構え。廊下で銃撃戦。ベネット氏はトンプソンを至近距離から射殺した。というようすをモヒンダーはセキュリティカメラの映像で見ていて、彼はモリィを守る。

マットはモリィを見てこれが追跡システムと聞いて驚いたが、じつはベネット氏はぜんぶ知ってたのだ。自分の娘を守るためなら相手が幼い女の子だろうが殺すという意思でやってきたとわかったマットは「待てコラ」と彼を止めた。それをモヒンダーがズガンと殴った。モヒンダーとベネット氏は銃を持ってにらみ合う。モリィはひぃいいいー。彼女は殺されちゃうのか。

テッドの護送車をサイラが待ち伏せした。走行中の車両をテレキネシスで逆さにした。テッドの頭蓋骨がカッポリ裂けていく。ウギャー。テッドの悲鳴が闇に消えた。

ヒロ。父に武術の心得を教わった。よしやるぞと思って外に出たら、アンドーがいない。彼はひとりでサイラをやっつけに出ていっちゃったという。父は「アンドーは死ぬぞ」といった。

ピーターとクレアはレンタカーでNY脱出を図ったが、途中で大渋滞に巻き込まれる。この先で事故があったそうで。2人はテッドがサイラにヤラレたことを知った。脳ミソカッポリ死体。てことはサイラがテッドの能力を急襲したのであるから、この先、ピーターたちが街を出ても事態は好転しない。また予定が変わって、2人はサイラを阻止しなくちゃいけないが名案浮かばず。ピーターはいちどサイラに負けているのだ。

リンダマンの部屋にDLとジェシカが突入。2人は怒り爆発で、マイカを出せと迫る。このときのリンダマンの台詞で、あぁそっかとわかった。リンダマンがこの2人がカップルになるようにしむけたのだ。マイカを産ませるために。「おれらはリンダマンの実験台だった」というDLの以前の台詞はそういう意味でした。みなさんはもっと早くわかったのかもしれませんが、私はココでわかりましたです。

リンダマンはジェシカをカネで釣ろうとしたが、失敗。ジェシカじゃなくてニキが出てきたみたいである。リンダマンはDLに殺されたが、DLも撃たれた。重傷。

ネイサンは下院議員に当選し、喜びのスピーチ。歩けるようになったハイディはみんなをびっくりさせないように車イスに乗っている。ネイサンはスピーチの中でピーターのことを話し始めた。「弟はいまここにいないが、彼はいま人々のために大事な仕事をしている。亡き父は『人は神に与えられた力を使って人助けをしなくちゃいけない』といっていた。彼の信念は生きている。愛と寛容と力で世界を癒していこう。私たちの能力を惜しみなく使ってゴールを目指そう」という言葉は市民に向けた当選のスピーチだが、その真意はヒーローズに捧げられるものだろう。歓声。

ビルの屋上に立ち、NYの夜景を眺めるサイラ。両手に火炎を出している。悪魔は「いっちょうやったるぜ」とやるきまんまん。ナニをするのか謎ですが。爆発したら自分も死んじゃうでしょ?

title: 1-22 :: Landslide
aired date: 2007/05/14
Writer: Jesse Alexander
Director: Greg Beeman

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  • Title: 1-22 :: Landslide
  • First Aired: 2007-05-14

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