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ヒーローズ/Heroes :: 1-13 :: The Fix :: ネタバレ

transヒーローズ/Heroes。シーズン1の13話。ネタバレ!
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!
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登場人物ごとにわけたので、時系列がドラマとは異なってます。

(ピーター、ネイサン、モヒンダー、クロード)

ピーターは街で見つけた透明男を追いかける。彼の名前はクロード・レインズ(Claude Rains)という。ピーターは彼が自分と同じサイキックであると知り、自分が爆発することを話して「能力をコントロールする方法を教えてくれ」と頼むが「おれは知らんよ」と冷たくされちゃう。

それでもピーターはしつこく追いかける。彼がビルの屋上でハトを飼ってるのを見つけた。そのビルはかつてピーターがナース時代に面倒を見ていた金持ち老人、シモーネの父、チャールズ・デボー所有のビルであったという偶然はなにか意味があるのかとピーターは思う。「能力をコントロールする方法があるのか?」と問い詰めるが、彼はやっぱり相手にしてくれない。でもピーターはぜったい諦めないぞと思う。

その頃、ネイサンは弟の手がかりを求めてモヒンダーを訪ねていた。2人は以前ネイサンの選挙事務所の前で会って以来だ。モヒンダーは父の研究を説明し、父がつくったサイキックのリストを見せた。モヒンダーの父は彼らに共通する遺伝子の特徴(?)を見つけて、36人のリストをつくったという。その中にはピーターもネイサンも含まれる。

「弟は自分が人を傷つけると信じていて、それでひとりで出ていっちゃったんだ」「ピーターのスポンジみたいな吸収能力は、ときに彼を危険な目にあわせるだろう」「それを直すことはできるのか?」「ぼくに研究させてほしい。ピーターだけではなく、みんなを助けることができると思う」てわけで、2人は行動を共にすることにした。

ピーターが荷造りしてたところにネイサンとモヒンダーが来た。2人は彼を止めるが、ピーターの気持ちは変わらない。モヒンダーには「あんたのギニーピッグになるのはゴメンだ」といい、ネイサンには「アニキはおれを助けることはできない」と言い残して彼はドアへとダッシュ。すぐに追いかけたけど、ケムリのように消えてしまった。窓が開いている。フライングかと思ったらそうではなくて、透明人間のクロードが彼を助けたようだ。クロードはやっと「能力をコントロールする方法」をピーターに教える気になった模様。でもそれはものすごく辛いものらしい。

(マット)

マットはどうしてもベネット氏を許せないので、知ってることをジャニスにぜんぶ話して「ベネット氏が超能力を持ったシリアルキラーをかくまってる」なんていう内容の報告書を書いて上司に提出した。でも「コイツはアホちゃう?」という上司の心の声をリーディングしてしまったので「やっぱり撤回します」と引っ込めたら「なんで嘘ついたのだ?」と突っ込まれ「昇進試験に受からないし、クサってしまって、つまりまぁなんつーか、ヒーローになりたかったわけです。ごめんなさい」と苦しい言い訳をしたらば、停職6ヶ月を言い渡され、銃とバッジを取り上げられた。最悪。

彼は家に帰り、壊れてた水道を直した後にジャニスに停職のことを話した。2人はがっくりだが、ジャニスは「お互い信じ合っていればなんとかなるさ」という楽観ムードである。ここでジャニスが「あなたに贈り物がある。私の心を読んで」とにっこりする。ベイビーができたとわかって「やったぜベイビー」。このカップルはカネナシ仕事ナシだが、抱き合って大喜び。

(ニキ、DL、マイカ)

ニキの独房にウィザソンていう名前の精神科医がきた。彼女はニキのことをぜんぶ勉強したんだという。ニキは「危ないからここに来ちゃいけない。ジェシカが出てこないように注射を射ってほしい」というが、相手は「これは典型的な多重人格性障害である。きっと治療できるからいっしょにやろう」と誘う。ニキの答えはNO。医者は彼女の拘束着を外して出ていった。

一方こちらはDLとマイカ。2人はニキがいなくて寂しい。おまけにDLは仕事が見つからないので、2人のムードは最悪になってきた。DLは家賃も払えなくて困窮している。父は「いまはとにかくたいへんなんだ」と息子に理解を求めた。そしたら「ママだってたいへんだったけど、生活費を稼いでた」なんていわれて父はなにもいえない。辛い!

ニキの独房にDLが通り抜けワザでやってきた。たまらなくなって妻に会いにきたようだ。「ニキ、戻ってくれ。マイカのため、おれのために、なんとしてもおまえをここから出す」というDLだが「わたしはここにいなくちゃいけないの」とニキは拒否する。彼女はジェシカのことがあるから、出たくても出られないからそう答えるしかない。「わたしがいない間、マイカをちゃんと育てるんだよ」と夫を勇気づけて送り出すのが精一杯。だがいったんは拒否したものの、このときのDLとの再会が彼女の気持ちを変えさせたようだ。その後、彼女は自ら医者に会い、治療を受けることを申し出た。ニキはかなり辛そうではあるが、マイカとDLのために頑張る決意をした模様。

DLはなんとか息子のため妻のためにこの窮地を乗り切らなくちゃと思っていて、息子にもういちどお願いしてみた。「父はがんばるから仲良くしてくれ」といったら息子も「ぼくもがんばる!」とかわいいことをいってくれたので、DLは「ヨッシャ」と思う。一日も早く仕事を見つけようと心に誓ったところで、マイカが自分のバックパックを持ってきた。中からドル紙幣がざっくり。マイカは父のために一肌脱いだのだ。彼はサイキックパワーでATMから大金を強奪してきた。ワンダフル。おったまげる父親に「パパもママもパワーがある。ぼくだってあるのさ」と笑顔を見せた。

(ヒロ、アンドー)

ヒロたちはNYにいる。駐車料金を2分オーバーしただけなのに、50ドル近く払えといわれてアンドーはギョッとする。ヒロが時計を逆戻りさせちゃおうとしたんだけど失敗した。彼の能力はダウンしている。お金を払って駐車場に行ったら銃を持ったギャング風の男に襲われ、拉致された。

2人はバンでどこかに運ばれる。黒スーツの男に「おまえはだれ?」と聞いてみた。そいつはヒロの素性をすべて知っていて「あなたがやろうとしてることはまちがっています」なんて日本語でしゃべりだすので2人はおののく。黒幕ボスのところに案内されるようだ。男は2人の航空券を出し「東京に帰りなさい。これ、ファーストクラスね」というと、アンドーがカン高い声で「ファ、ファーストクラス〜?」と喜ぶが、ヒロが「ヒーローはぜったい買収されない」と断固拒否。

バンが停車した。アンドーはものすごく怯えている。ヒロは敵との対決に武者震いしている。と思ったら、ここでヒロ父登場。「 ... お父さん?」とヒロの声。

(クレア、ベネット氏、ハイチ人、サイラ)

ベネット氏が拘禁中のサイラを訪れる。彼は薬物を大量に投与され生死をさまよっている。ベネット氏は生かさず殺さずでこのモンスターを捕まえとくつもりらしい。

クレアはザックといっしょに父の秘密を探っている。ナイショでコンピュータをいぢってみたけどなにもなかった。父が急に帰ってきたので「理科の勉強のコンビになってマナティのことを調べてるんだ」と嘘をついた。彼女は自分の部屋の窓の外に風鈴をぶら下げた。

クレアはハイチ人と密会。窓の風鈴が「会いたい」っていう合図になるらしい(時代劇みたい)。彼女はハイチ人に「とにかく父の前で嘘の演技をするのが耐えられない」と述べ「本当の両親のことを教えてくれ」と強く頼んだら「お父さんのことはわからない。お母さんは14年前にテキサスで起こった爆発事故で死んだのだ」と教えてくれた。ハイチ人は、クレアと会ってるのがベネット氏に知られたらかなりまずいので「この話はおしまい」といって去っていった。

その後、ザックといっしょに14年前のテキサス州Kermitの爆発事故の新聞記事を見つけた。当時21才のメレディス・ゴードンという女性が18ヶ月の赤ちゃんと一緒に死んだという。この赤ちゃんはきっと私なんだと彼女は思う。

クレアは父と新しい関係を築こうとしている。「マナティは絶滅しかかっているのだ」とか「もうクマちゃんのぬいぐるみは卒業する」なんていう遠回しな言い方で、「自分のことは自分でやる」みたいな主張を父に伝えたいんだが、それに対して「おまえが64歳になってもいつもいっしょだ」なんていうこの父親は溺愛の限度を超えていて、チト狂っているのではないかと私は思う。彼は娘の部屋で風鈴をチラ見したりしてるので、もしかしたらクレアの嘘に気づいたかも(てか怪しんでる?)。

クレアは父にナイショで、テキサス州Kermitに住むゴードン姓の人をリストアップしてかたっぱしから電話中。死んだ母とつながりのある人を捜して話を聞きたいのだ。何度も落胆した後、やっとメレディス・ゴードンを知る人物とつながった。ではなく、相手はメレディス・ゴードン本人なのであった!相手はクレアの話を聞き、死んだと思ってた(あるいは秘かに養子に出した?)自分の娘と確信したらしく「わたしがママよ」なんていうものだから、クレアは「ええええええ!」と大きな衝撃を受けた。母もまた驚きを隠しきれない。母は指先にフワーと火を点けてタバコを吸った。

こちらはベネット氏。「サイラが死んだ」と報告を聞いてプリマテック製紙の奥の秘密ラボにやってきた。独房にはシーツがかけられた死体がある。シーツをめくったら、そこには医師の死体。驚いて振り向くと、後ろにサイラが立っていた。「クレアはげんきかい?」と聞かれてベネット氏は絶句する。ピンチ〜。

14話に続く。

※感想

ミスター・カトーが出てきましたね〜。ジョージ・タケイが登場することは既に知れ渡っていたので予測ができてしまって、登場シーンのびっくり感がなかったことだけが残念でしたが、今後楽しみです。スタートレックネタのギャグをカマしてくれそう。

ドラマとは関係ないのですが、ピーターが何度もクロードに食いついてくトコを見てたら、NYに住む1人の友達を思い出しました。彼もピーターみたいにすんごい粘るんです。あきらめないっていうか。ケチョンケチョンにコケにされてもぜんぜんメゲません。ああいう都会に暮らしてると鍛えられるんだろうなぁと昔から思ってましたが、ピーターもまるきりそんなかんじだ。

ところで、ドラマの話に戻りますが、前回ラストでシモーネといっしょにみんなでべガスに行くんじゃなかったでしたっけ?ヒロたちが車を取りにいくっていうシーンで終わってたんでしたっけ?それなら筋が通るんだけど、リンダマンんちに行くって話が出てこないからアレ?と思いました。シモーネとアイザックは待ちぼうけか。先週の雰囲気からするとラブラブになっちゃったかもですネ。アイザックは今週お休みだったからその間にまたなにか絵を描いたかも。

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title: 1-13 :: The Fix
aired date: 2007/01/29
Writer: Natalie Chaidez
Director: Terrence O'Hara

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  • Title: 1-13 :: The Fix
  • First Aired: 2007-01-29

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Thanks to: imdb.com, tv.com

kenn (2007.02.02 00:27)

M...Micahくーーーん。カワイイ笑顔で犯罪おかしちゃダメよ。罪悪感の無さはパパ譲りでしょうか。

Mr. Bennetは気づいてるでしょう、さすがに。ハイチ人の思惑までは疑問ですけど。Claireママは同じ能力なのかなぁ、なんて思いましたけど、どうなんでしょ。

未来の世界ではSylarではなくPeterの核爆発のみが問題となっているようですし、彼の行動が問題の引き金になっている感じじゃないから、Sylarの出番はあんまり無いのかと思いきや。「!」。こやつもおそるべし。

「ピーンチ」が"uh-oh"と字幕表示されていたのがウケました。

ted (2007.02.02 02:40)

さてクレアちゃんのパパは誰でしょうね〜?

tinker (2007.02.02 16:04)

どもですw。

kennさん、マイカくんのシーン、DLのオドロキ顔で終わってましたが、あの後、彼は息子を叱るんでしょうか?でもあの彼も通り抜けワザで脱獄してきたわけで、叱りにくいですよねぇ。「どうしてもヤバいときだけ使え」とかいうのかなw。

tedさん、ああ、そうか。登場人物の中にクレアのパパがいるかもしれんのですね。想像もつきませんでしたがおもしろいです。

るる (2007.02.03 06:02)

クレアの本当のパパが気になります!
それと・・ずっと気になってるんですが・・
リンダマンって・・???もしかしたらリンダマンって物凄いパワーの持主でみんなの事を全部知ってて、クレアのパパ・・ってことはないでしょうか??
リンダマンがずっーーと気になってて・・

tinkerさん、私もヒロ君達はシモーネに連れられてラスベガスまで行くもの。と思ってました(・・?

tinker (2007.02.03 12:08)

るるさんのコメントを読んで思いついたんですけど、リンダマン = クレアパパもありそうですが、リンダマン = ヒロパパだったりして!!!

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