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ヒーローズ/Heroes :: 2-09 :: Cautionary Tales :: ネタバレ

transヒーローズ/Heroes。シーズン2の9話。ネタバレ!
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SPOILER ALERT!!!
ネタバレです!!!
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2-7のラストで、娘のボーイフレンドの存在を知った怒りのノアが「引っ越しである」と強制的に宣言した。よってベネット家は荷造りのまっさいちゅう。が、クレアは大反抗である。「わたしは引っ越さない。学校に行く」と言い出したらテコでも聞かない。ノアは「安全が最優先である」と従来の主張を繰り返すが「わたしがいうことを聞かないと、ガムテでグルグル巻きにするのか?あんたは12歳のウェストを拉致しただろ?おまえのいうことなんか聞くもんか。パパなんか嫌いだー」とトドメの一撃。ノアは娘の怒りに触れて、ウグッと黙り込むのであった(『わたしゃクジラ食べてませんよ』と心の中で思ったかもしれない)。

ヒロ。自分がいないあいだに父が死んじゃったので自責の念に駆られる。葬儀の最中に抜けだして1週間前のNYにいってみた。デボー氏のビルの屋上。アンジェラとカイトが死亡予告について話し合っているようすを目撃した。

マットとモリィ。モリィの悪夢は去ったので、彼女は健康になった。マットもうれしい!マットは死亡予告に使われた写真、ネイサンの家で見つけたカンパニーの連中がまとめて写ってるアレを見ていたが、モリィはソレに興味を示した。「わたしがこのひとたちを探してあげるよ」というんだが、マットは彼女の能力を使うのはコリゴリである。それでモリィが死にかけたんだから当然だ。「普通の小学生になれ。おれは安月給のおまわりさん。それがいちばんよい」と答えた。

マットの能力は前々回からレベルアップしており、他人の心の声を聞くことに加えてテレパス通信を送ることができるようになっているが、彼がモリィに口でいうんじゃなくて、テレパスで意識を伝えると彼女はいうことを聞くことを発見した。つまりこんどはマインドコントロール能力にレベルアップしたということか。モリィに「普通の子供になれ」といっといて、これを使うってのはかなりずるいな!

モヒンダーとボブ。ふたりはクレアの家があるcasta Verdeにきた。クレアを拉致し、ベネット氏を "take out" しにきたそうである。"take out" っていうのはボブ的に『殺す』という意味の暗喩だそうである。

モヒンダーの立場は微妙である。彼はニキを救うためにクレアの血液が必要なのだと知ってボブといっしょにきたが、殺人を手伝うつもりはないのだ。が、手回しよく殺人担当者もいっしょにきていた。それはエル。ボブというのは、実の娘をニンジャ代わりに使うという父親なのである。

クレア。ウエストは「クレアの父=自分を拉致した冷血眼鏡男」と知り、怒りのひとである。クレアが自分をハメたと勘違いしてるのだ。クレアは謝ったけど、彼は「信じたいけどむりね」といってビョーンと飛んでいっちゃった。(確か以前、クレアは「あれ、私のパパなのさ」と口走ったシーンがあったような気がするんですけど、私の勘違いかなぁ。過去のエピを再チェックするのもめんどいしなぁ)

マット。カイト・ナカムラ殺人事件はアンジェラが自白したので表面上はケリがついてるが、もちろん彼は信じていない。FBIに電話して勝手に動いてたらパートナー兼上司に怒られた。組織的陰謀説を聞かせたら「はよう地球に戻ってきなさい」といわれて、これじゃ昔のダメ警官時代と変わらないな。だが、いまのマットはマインドコントロール能力がある。ソレを使って「24時間猶予をあげよう」と相手にいわせた。こりゃいいなー。

ベネット家。クレアの「ウエストを拉致しただろ」の言葉にガビーンとしちゃったノアは、妻サンドラに写真を見せて確認した。ノアはウエストの少年時代の写真を持っていたからやっぱり拉致したのは本当だったのだ。

ショックを受けたのはサンドラも同じである。「あなたはこんな少年を拉致したのか?!」と夫を非難する。「それが世界を救うことになると思ってたのだよ」といいわけし、彼は妻にアイザックの予知絵を見せた。ノア自身がモヒンダーに射殺されるというあの連作絵である。モヒンダーはボブといっしょに近所にきてるわけだから、既にカウントダウンは始まっている。これまでのところ、アイザックの予知がはずれたことはいちどもなかったわけで、ノアは本当に死んじゃうのだろうか。でもモヒンダーが殺人するわけないしな。どうなるんでしょう。

ノアはモヒンダーがボブといっしょに行動してるなんて知らないので、そのモヒンダーに助けを求めた。「至急ウエストっていう少年に会いたいから、モリィを使って居場所を特定してくれ」という声はかなりチビリ気味である。なんせ相手はじぶんを射つことになってるわけだから。モヒンダーは実直男ナンバーワンなので、彼を信じてるんだな。

モヒンダーはボブにノアの電話のことを教えてやった。そして「このネタを使って彼をどっかにおびきだそう。殺人なんかやめましょうよ」と提案してみた。エルはS女なので「計画変更はないわよん」といいつつ、モヒンダーにベタベタする。ベタベタしつつ、電気ビリビリが出るかと思ったら今回はなかった。ボブは反対した。モヒンダーが粘り強く説得する。彼があまりに平和主義なのを知ったエルは「もう、あなたってかわいいいい!パパ、このひと飼っていい?」

ヒロ。デボー氏のビルの屋上で、父とアンジェラの口論を目撃した。この後にだれかが父を襲うんだが、ヒロは声をかけた。カイトは自分がここで死ぬ運命であると聞くと「それじゃその通りにしなくちゃ」と頑固である。「神を超えちゃいけない」という理屈だが、ヒロは「父さんも同じ思いをしたことがある」といってどっかに時空ジャンプ。どこにいったんでしょう。

ノア。待ちくたびれた彼はひとりでウエストを探しにいくことにした。と思ったら、一歩家を出たトタンに横から突風が!ウエストであった。彼はミサイルのように飛んできて、ノアをグイと掴んで空中に瞬間拉致。たちまちLA上空まで一気に上昇。「ぼかあ、腕力がない。いつまであなたを掴んでいられるかわからないヨ」なんていわれたらビビッちゃう!ウエストの目的は、クレアが自分をスパイする目的で近づいたのかどうかを知りたいという一点のみである。ノアは「クレアはきみのことをわたしに隠してた。それだけだいじに思ってたんだろう」と教えてやった。ウエストは満足して地面におろしてやった。ふぅ。

地面に降りるなりノアは怒り爆発であり「このクソガキ!」とばかりにノアに反撃開始。が、ここでノアのケータイに着信。相手はモヒンダーで「ウエスト少年の居場所がわかったぞ」と住所を伝えた。でもそれはいま自分たちがいる場所とは違う地点なのだ。よってノアは「モヒンダーはウソをついてる」と気づいた。「オーケイ、ありがとう」と電話を切り、目の前のウエストに告げた。「クレアが危ない。手伝ってくれ」

その頃、クレアの元にボブがきていた。ノンキにチアリーディングしてたところにボブが現れ、教育関係の役人という触れ込みで近づいた。「ミス・ベネット」と隠してたはずの本名で呼ばれたクレアはその場から逃走。大急ぎで家に帰って、母にそのことを話した。そしてラップトップにノアが死ぬ場面の予知絵を見た。ひぃいいい。そこにボブが登場。後を尾けてきたんだな。

「こいつよーーー」とクレアがチビったら、ボブは「やぁ、サンドラ、ひさしぶり」とにんまり。彼はかつてプリマテック製紙の販売マネージャーだったと明かされた。そうだったのかー。

一方こちらはモヒンダー。ノアをひっかけるべく、エルといっしょに待ち伏せである。エルはノアを殺す気まんまんだが、モヒンダーは最後のお願いをしてみた。「まずぼくと話をさせてくれ」といって、ひとりで会いにいく。彼はノアにすべてを告白。「クレアの血液がどうしても必要なのだ。ぜったい無事に戻すから、クレアを一時預からせてくれ」と頼んでみた。モヒンダーは自分の意志で正しいことをやってるつもりなんだが、その姿はかつてカンパニーの手先となって働いていたノアに似ているというのが皮肉である。ノアが了解しないことを知ると、モヒンダーはついに銃を出した。ますます昔のノアになっちゃったよ!

対決姿勢の男ふたりのところにエルが登場。イッヒッヒと歩いてきた。彼女はだれかを電気ビーム攻撃したくってたまらない。ノア、ピンチ!

と思ったら、ウエストが真横から飛んできてエルをガツーンと気絶させた。ノアはモヒンダーから銃を取り上げた。「この裏切り者め!」と銃を向けた。大いなる怒りに囚われたが、ウエストに「なにしてるの!」といわれて我慢した。

ノアが大急ぎで家に戻ったら、サンドラがイスに縛られてて、クレアはいない。ボブに拉致されたのである。ノアはクレアをとられた代わりにエルを捕まえたんで、彼女をネタに人質交換作戦となる。てわけで、2組の父娘は、お互いにhostage situationとなりました。うまくできてんなー。ふたりの父親はどっちもイカレてるが、ふたりとも娘がだいじである。ボブはクレアを返すことに同意したが、その前にクレアから採血した。

こちらはヒロ。父カイトを連れて、17年前に死んだ母の葬式にやってきた。「身内が死ぬことの辛さをわかってくださいよ」という意味を込めて父をこの場所に案内したのだが、ここでヒロは少年のヒロと出会った。Kensei Takezoに憧れるかつての自分を見たヒロは父のいう意味がわかった。偉大なヒーロー、Kensei Takezoでも変えられないことが世の中あるんである。と深く納得した。バイバイしなくちゃいけないんだ!てわけで、元いたNYに戻った。

父息子は最後のお別れを述べた。カイトは「息子を誇りに思うぞ」と褒め、ヒロは礼をした。ジャパニーズはこうでなくちゃ。アメリカ人みたいにハグハグなんかしないのだ!武士のように別れを述べて、ヒロは去った。

ヒロは去ったと見せかけてじつは物陰に潜んでいた。父と別れることは決意したが、その犯人を知るためである。フードで顔を隠した殺人犯の正体が明かされた。それはアダム・モンロー、すなわち、ヒロにとっての英雄、Kensei Takezoなのであった。ヒロは愕然ショック。いいtwistだなー。

ノアとウエストはクレアを救うために人質交換場所に向かう。必死顔のウエストを見たサンドラは深く感動した。「女の子はパパに似たひとを好きになるっていうよね」といわれたノアは意味がわからなかったが、つまりそれはどっちも「クレアを助けることしか頭にない」という共通点があるていう意味なのだった。

マット。カイト殺人の背景を知るため、再びアンジェラを尋問。彼女はリーディング能力があって以前はだめだったが、いまのマットはムテキングである。マインドをコントロールできちゃうんだから!カイトを殺した犯人はアダム・モンローであることをアッサリ聞きだした。

さてその動機だが、アンジェラがいうには「30年間自由を奪った我々に復讐をしている」ていうんだが、なんでカンパニーがアダムを危険視したのかが謎である。血液で人を治癒できるんならラブ&ピースではないかと思うんだが、アンジェラは「アダムは爆弾なんかよりもずっと凶悪だ」というのだ。

細胞の再成を繰り返すうち、ひとは老化しない体質になっちゃうのだと明かされた。ここでも「彼は400年生きてる」という台詞が出てきた。世界中の人間が不老不死になっちゃったらそれはえらいことなので、そういう意味でカンパニーは彼を危険視したのだろうか。あるいはカイト・ナカムラがヒロに教えたように「人間は神を超えちゃいけない」っていうことなのかな。

さらにマットはカンパニーの集合写真を出し、その中のひとり、未登場の女性のことを質問した。そうだ。これが聞きたかったんだよな!

ところが、アンジェラは絶大なる精神力でマットのパワーをハネ返し、鼻血を出しながら謎の女性に関する証言を拒んだ。「わたしは彼女と約束したのだ。もしわたしからムリヤリ聞き出したら、あなたはあなたの父と同じになるよ」

ノアとウエストはエルを連れて人質交換場所に移動。ここは海岸である。やがてボブがクレアを連れて現れた。モヒンダーもいる。ノアはウエストに「クレアがこっちにきたらスグに彼女を連れて空に飛べ」と命じた。両者は同時に人質を解放し、あっちとこっちから歩いてきて、娘同士はスレちがった。ギャング映画などでよくあるヤツである。

こっちにきたクレアをすばやくウエストが抱きかかえて空中ジャンプ。そのまま逃げた。すかさずエルが電光ビームでドカーン。ふたりは地面に墜落。ノアはエルの腕を銃撃。さらにノアはボブに銃を向けた。「おまえを殺せばカンパニーは完全に終わりだな」と制圧したそのとき、モヒンダーがノアを射殺した。銃弾は左目を直撃。即死である。結局、アイザックの絵とおなじようになった。クレアはマッドに泣き叫び、ウエストは彼女を強制的に家に連れて帰るしかなかった。サンドラは夫の死を知らされ泣き崩れた。

ラストは父の葬式に戻ったヒロのスピーチである。「父さんは永遠に死なない」という言葉を聞きつつ、ヒーローたちのメンツの表情をとらえたビデオクリップ。

その先にひとつオチ。輸血を受けたノアが細胞再成し、目を覚ました。

※ラストのシーンの中で、マットが手にしたカンパニーの写真の中の謎の女性の名前がVictoria Pratと出てきた。写真に貼ったメモにそう書かれてあったのだ。てことはアンジェラはやっぱりしゃべったのか。Victoria Prat はテレビシリーズの Mutant X に出てた女優である。ナニコレ? Got confused!!! オマージュ?

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  • Title: 2-09 :: Cautionary Tales
  • First Aired: 2007-11-19

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Thanks to: imdb.com, tv.com

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