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スーパーナチュラル/Supernatural :: 2-19 :: Folsom Prison Blues :: ネタバレ

transスーパーナチュラル/Supernatural。シーズン2の19話。ネタバレ!
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!
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グリーンリバーカウンティ拘置所。古い拘置所にオバケが出現。ガードが死んだ。その後のディーンの話では『イノセントな』4名が死んだという。場所が拘置所だからイノセントかどうかはビミョーなんだケド。

兄弟はわざと逮捕されて、拘置所に移送された。サムは「かつてない最低最悪の計画である」といった。ディーンを追い続けるFBIのヴィクター・ヘンリクセンは兄弟が揃って逮捕されたのを喜んだ。ディーンは殺人その他モロモロの容疑がかかる重罪人であり、このままいけば一生刑務所?!

30年間封印されていた独房を開けたとたんに4名が死亡した。かつてその場所で死んだ最低最悪のシリアルキラー、マーク・ムーディのオバケが出たとディーンは思っている。兄弟がここまでの危険を犯したのは父の恩人、Deaconに報いるためであるという台詞があるが、Deaconってだれ?

ディーンは食堂でケンカをしたので独房入り。これも計画??「野球のボールがあったらいいのにな」っていうディーンの台詞は、スティーブ・マクィーンが『大脱走』の中で、独房の中で壁にボールをぶつけてひとりキャッチボールをやってたシーンのネタだけれども「こんな古い映画、年寄りしかわからんだろ」と思ったりする。前にも出てきましたよね。このドラマのライターはよっぽどマクィーンがスキなんだな。ディーンの隣の房で、ケンカ相手の囚人がオバケにヤラレて死んだ。

タバコを吸わないディーンが貨幣代わりのタバコをポーカーで集めてる間に、サムが情報をゲット。マーク・ムーディは心臓発作で死んだということになっていたが、それはウソで看守にリンチされて死んだという。彼が死んだ場所の床には大量の流血があったと知った兄弟はそこに行きたい。そこにオバケがとどまっているのかも。でもどうやって入る?

Dean: How we gonna get in?
Sam: I got a plan.
Dean: That's the sammy I know. You're like Clint Eastwood from "Escape From Alcatraz."
Sam: The problem is if even if we do find something, how are we gonna burn it? We don't have any accelerant.
Dean: Good thing I'm like James Garner from "The Great Escape".

ディーンが食堂で凶悪そうな囚人に「よぉデブ」と声をかけて2人は乱闘。看守が気をとられてる隙にサムが厨房から通気口を抜けてマーク・ムーディが死んだとされる独房に達した。いつものようにソルティング。成仏してくだされ。アーメン。

こっちではディーンとデブが医療室の金網の中にいる。「さっきはごめんね。君を怒らせる必要があったの。理由はいえないんだけどさ」といったら、相手は「おれ気が短いからすまぬ」とかいって、自分の悲しい話をしたりして、大デブは見かけほど凶悪じゃないのだった。2人が頭を冷やしていると、そこに女性のオバケがでた。ナースの格好をしている。ナースってことはマーク・ムーディじゃないのか?ディーンが襲われた。追い払ったらデブが襲われた。死んじゃったのか?

その後、兄弟は、昔ここで働いていたGlocknerという名前のナースがいて、そいつに診てもらうと心臓発作で死んじゃうっていう噂があったと聞いた。Glocknerの死因を確かめるために脱獄するかしないかという議論になり、ディーンはマラ・ダニエルズという女性弁護士に「看護婦を調べろ」といったら、相手にされなかった(そりゃそうだ)。この弁護士は兄弟の味方になってくれそうな気配だが、いきなりそういわれてもね。

その後、兄弟の会話に度々出てきたDeaconという人物、父の恩人だという人物はじつは拘置所の看守だったと明かされる。いぢわる看守を装っていたが、兄弟の味方だったのだ。そか。内部に味方がいたから「いつでも脱獄できる」とディーンはいってたのか。兄弟はGlocknerの話をし、Deaconは「弁護士からおまえらに伝言だ」といって、メモをくれた。そこにはGlocknerの埋葬先が書かれてあった。あの女弁護士はディーンの言葉を信じてくれたのだ!

てわけで、兄弟はDeaconの助けを借りて脱出。外にはインパラが待ってます。トントン拍子だ。さすがテレビドラマ。墓地に直行し、迷えるナースの魂にソルティング。アーメン。ナムアミダブツ。さまよえる霊は去り、弁護士を尋問したヘンリクセンは違う墓地を教えられてまたディーンを逃がしたと知った。

Sam: Thought we were screwed before?
Dean: Yeah, I know. We got to go deep this time.
Sam: Deep, Dean? We should go to Yemen.
Dean: hmmm, I'm not sure I'm ready to go that deep.

イエメンは確かにディープな場所だけれど、なぜにイエメン?なにかのオマージュ?

title: 2-19 :: Folsom Prison Blues
aired date: 2007/04/26
Writer: John Shiban
Director: Mike Rohl

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TB (2007.09.29 22:29)

やっとDVDが届いたので見直しました。
全体的に前の週の "ハリウッド" と似た印象なのは、兄が終始にこにこワクワク楽しそうで、できればもう少しここで楽しみたいと願っているように見えるからでしょうか。(そういえば次のエピも同じだ。)
小ネタが多くてセリフを追いかけるのがたいへんなのも似ています。日本でいったら若いのにやたら古い日活や東映に詳しい感じでしょうか。

わたしが さすがテレビドラマ と思ったのは、サムが通気口をくぐったとき。 :shock:  いくらなんでも無茶な! でも実際にジャレッドがくぐれるくらい大きかったりして。刑務所としては問題ありすぎですね。

Yemen は、最初のシーンがメソポタミア文明の博物館(?)だったからかな?と思ったのですが、それでもピンときませんよね。兄のペンダントヘッドもそれと関係しているようですが。謎です。

tinker (2007.09.30 13:51)

TBさん、ども!

> 日本でいったら若いのにやたら古い日活や東映に詳しい感じでしょうか。

うまい!ほんとそうですね。はたちくらいの日本人のひとが「やっぱアラカンだよねー」なんていってるかんじ?

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