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スーパーナチュラル/Supernatural :: 2-12 :: Nightshifter :: ネタバレ

transスーパーナチュラル。シーズン2の12話。ネタバレ!
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!
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ミルウォーキーで銀行強盗人質事件発生。現場からの中継映像で、犯人が警備員を脅しながら姿を現した。な、な、なんとそれはディーンであった。

1日前に遡る。ミルウォーキーのあるエリアで同パターンの事件が連続発生していて、それを兄弟は探っていた。宝石店や銀行で長年働いていた信頼のある従業員がとつぜん強盗となり、殺人を犯した後に本人も自殺するというパターン。

ディーンとサムがFBIのフリをして生き残りの1人であるロナルドっていう男に会いにいったら、彼は超常現象マニアの楽しいアンちゃんで、彼は「見かけがそっくりな別なヤツがいるんだ」と力説し「一連の事件は『マンドロイド』の仕業である。『マンドロイド』っていうは半分人間、半分マシンの悪いロボットみたいなもんなのだ」と説明した。そして「これを見ろ」といってセキュリティビデオを見せてくれた。そこには目の光る男がばっちり映っていた。兄弟はビクンとする。

ロナルドは警察にマンドロイド説を主張したんだけど「目が光ってるのは光線が反射してるだけ」と相手にされなかった。ディーンはこの男を気に入ったんだけど、サムは「マンドロイドなんていうのはこの世にいない」と冷たいことをいう。ロナルドは怒って2人を追い出した。サムは彼が首を突っ込んで危険に巻き込まれないようにそういったんだが、ディーンは「あんな冷たいいいかたしなくてもいいのに」といったりする。

状況からしてシェイプシフターの仕業であろうと兄弟は推理し、これまでの事件発生現場が集中していることから、その近所にある銀行に目をつけた。ここにまた現れるかも。ってことでこんどは警備会社のメンテナンスを装ってビデオ室に入れてもらう。従業員を監視してその中にいるかもしれないシェイプシフターを探す。銀行のマネージャーの目が光るのを確認し「コイツだ!」と特定できたところでトラブル発生。

ロナルドがでっかい銃を持って銀行に突入してきたのだ。彼は単独でマンドロイドをやっつけにきた。「おれがやらねば〜」と気合いを入れてやってきた模様。でもこれじゃどう見ても銀行強盗そのまんま。彼はどうやってマンドロイドを特定するつもりなのかがわからないんだが、人々に銃を向けて人質事件発生となる。ロナルドはディーンとサムを見てびっくりする。「おまえらは政府の秘密エージェント(Men In Black)か!マンドロイドの子分か!」と大コーフンだが、ディーンが「君のいうことを信じるから」と交渉して2人は協調体制となり、ロナルドはディーン以外の人たちを全員金庫に閉じ込めた。

なんてことをやってる間にシェイプシフターはどっかに消えた。恐らく建物のどこかに潜んでいると思われる。ロナルド&ディーンはシェイプシフターの残したキモチわるい皮を見つけた。これまでにも度々これは出てきてるからディーンはコイツの正体を知っている。マンドロイド説はあたらずとも遠からず、かなりイイセンをいってたということだ。

やがてポリスがきてテレビ局もきちゃって銀行強盗人質事件発生となる。警察は外から銀行の電源を落とした。あたりは暗闇となり警備カメラが使えないからシェイプシフターを追いきれなくてシンドイと思ったら、警備員のおじさんが発作を起こした。側にいた黒人の男が介抱しつつ「助けてやれよ」というが、サムは「ウソかもしれん」と疑う。その頃、ディーンはその黒人男の死体を発見。つまりその黒人男がシェイプシフターであるとわかった。ディーンはサムにこっそり耳打ち。警備員は無実とわかったので助けてあげることにした。黒人男は「バレたか」と気づき、隙を見て逃走。ロナルドが追うが、彼は外から狙っていたSWATに狙撃されてしまう。ロナルド、死亡。ハートブレイク。

警備員はかなり具合が悪そうになってきたので、ディーンが銀行の玄関まで連れ出してポリスに引き渡した。このとき顔をばっちりオンエアされちゃったのが冒頭シーンの映像で、彼はモロに顔出ししちゃったのでFBIも急遽参戦。

FBIはディーンを凶悪サイコパスと信じている。銀行の電話が鳴った。ディーンが出たら「おまえ、ディーンだろ」といわれてビビる。FBIはウィンチェスターファミリーのことをキッチリ調べていた。「投降せんと突入するからな」と脅される。逃げたシェイプシフターは銀行内を徘徊中で、だれに化けてるかもわからない。外からはFBIのタクティカルチームが強行突入してくるという二重の大ピンチ〜。

サムが人質の1人、シェリという女性銀行員の死体を見つけた。つまり金庫にいる彼女がシェイプシフターってことかとアタリをつけて、彼女を金庫から連れ出した。ついに化けの皮を剥がしてやるわと証拠の死体をつきつけてやったらば、シェリは恐怖のあまりにバッタリ倒れた。

「ナンデソウナルノ?」と兄弟はあっけにとられる。とりあえず殺しちゃおうとするディーンをサムが制止。もしかしてコイツ死んでないかもヨという不安が的中。シェイプシフターは偽装死しておったのだ!「あたまいいなこいつ」と私は思った。

ムックリ起き上がってディーンと格闘となる。さらにあっちでサムはSWATと格闘となる。ディーンがやっとこさシェイプシフターにナイフを突き刺してトドメを刺したところにSWATのライトが照らされる。彼は逮捕?!

数分後。2名のSWAT隊員がこっそり現場から出てきた。ヘルメットで顔は見えない。彼らは駐車場に向い、インパラで脱出。バーイ。

※感想

FBIに「おまえらボニー&クライドだろ」といわれてました。先週に続いて今週もカップル扱いされるこの兄弟、ギャハハでした。そこらへんまではよかったんですが ... 。

ラストのアレはリュック・ベッソンの映画『レオン』のパクリではないか〜。ちぇ。『レオン』の方ではこの次にもうひとつあって、最後はあの宿敵の刑事に待ち伏せされてレオンがおなかに巻いた爆弾でドカンというものであったということを知っている人は「もうイッパツなんかくるな!」と思ったんじゃないでしょうか。きませんでしたが。

ディーンとサムのFBIぶりは楽しかったし、ロナルドくんはおもしろかったし、気絶しちゃう女性銀行員はかわいかったし、シェイプシフターが偽装死してたってトコもおもしろかったんだけどあのラストはなぁ ... 。別の手を考えてくださいよと思ってしまいました。好きな人、すません。

以前、シーズン1の5話で鏡の中から出てくるアレが『リング』だろーって思ったときには「まぁこれくらいイイんじゃない」と寛大なきもちになれたのですが、今回は「だめ!」と思いました。なぜこのように印象が変わるのか自分でもよくわかりません。『レオン』が好きだからかもしれません。

ロナルドくんが持ってた雑誌の表紙のコレ、ドクター・フーの『サイバーマン』でした。ドクター・フーを見てない人のためにいちおう説明をしとくと、『サイバーマン』ていうのは平行世界の悪い人が作った凶悪ロボットです。人間の生体を使って作られている。サイバーマンにされた時点で人間の心はなくなっちゃってるんだけど、ときどき心が残ってるときもあったりして、そういうときには泣いたりするという悲しいロボットです。

ロナルドくん役のChris GauthierはSFドラマのユリイカ(Eureka)で、ギークな人々だけが住む町のコックさんをやってます。あっちでも癒し系の楽しいアンちゃんを演じてます。

ところでシェイプシフターはあれで完全に死んだのでしょうか。また出てくる?どうせ死ぬんならディーンの姿で死んだらよかったのに!

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title: 2-12 :: Nightshifter
aired date: 2007/01/25
Writer: Ben Edlund
Director: Phill Sgriccia

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omi (2007.01.29 00:03)

初めまして、いつも楽しく拝見していますー。
奪った敵の服で変装して逃げるというオチ、私はダーク・エンジェルを思い出しました。今回の話で一番気になったのは、シェリーに化けたシェイプシフターが着ていた下着はどこから来たんだろう?という事(笑)。
それにしても、サムとディーンを取り巻く状況はどんどんエスカレートして行きますね。今の展開も好きですが、シーズン1の頃のような脳天気な話をまた見て見たいです。これからも更新楽しみにしていますね!失礼しましたー。

tinker (2007.01.29 13:17)

お読みくださりありがとうございます。あ、DAでもありましたねー。下着の件もそうですが、コレ、突っ込みだすとキリがありません(笑)。んーと、ロナルドくんはあんなふうに狙撃されたのに、ディーンはあの外に出てきたときになぜ狙撃されないのか、とか、あのFBIはクローゼットに縛られたSWAT隊員を発見してスグに非常線を張って検問すりゃいいだろとか。インパラなんか目立つし。とか、私も思いついちゃいました(笑)。ディーンとサムのやりとりが魅力なので、そこらへんはスルーすべきなのでしょうね。私もノーテンキな2人がだいすきです。

藤葉 (2007.01.29 14:38)

初めまして、私も楽しく拝見しています。
Bloodlustのヴァンパイアではないけれども、シェイプシフターも複数いて、人間に混じって暮らしているのでは?という気がしています。
1stシーズンでも、ニセディーンを見破るため、「父ちゃんがサンアントニオ(ジャレッドの出身地)でシェイプシフター見てたよね」って、サムがトリッククエスチョン出してましたよね。
セカンドシーズンも後半に向けて、ますます展開が楽しみですね!更新また楽しみにお待ちしています。

omi (2007.01.29 21:44)

tinkerさん、レスありがとうございます。
そうですよね、何でディーン、発砲されないんだろう?と思いました(笑)。気軽に突っ込んだりしながら楽しめるのもこのドラマのいい所ですよね。リアルさが売りなドラマじゃないですし。
とは言え、ひょっとしたらシェイプシフターって、もしもの時のために洋服一式持ち歩いてるのかも、とも思いました。元々性別は女性だったりしても面白いな、なんて。
ディーンとサムの軽妙なやり取りが大好きです。モニターで女性行員のお尻を真剣に見てるディーン、笑えました。

TB (2007.01.30 01:30)

「レオン」観てなくてよかった(笑)。曲も良かったし(Renegade by Styx )、わたしは最後まですごく楽しかったです。ユニフォーム3種とか、「T2みたい」で嬉しそうな兄とか、あんなに嫌われてるサムなんて始めて。
感傷的なところもほとんど無いし、こういうエピ、これから増えるといいなと思います。

お気に入りは「ナンデソウナルノ?」で『とりあえず殺しちゃおうとするディーン』。ちょっと前までそういう自分に苦しんでいたのはウソのような軽さが最高でした。

FBIは兄弟と知っててカップル扱いなんでしょうか。でも兄はもう慣れたというか、少なくとも自分がボニーだと思わないし、聞き流してましたね。サムは、「NO! We're just BROTHERS!」と書いたTシャツを着るべきなのかも

tinker (2007.01.31 10:26)

みなさん、こんちわ。あ、そうか。シェイプシフターは1人とは限らないのですね。アレもつまりサムと同じパターンの、悪魔から選ばれたサイキックということなのだろうか。TBさんのTシャツネタはワハハです。ソレ、流行るかもw。

ジョウ (2007.02.01 04:53)

シェリーの下着はシェイプシフターの皮の一部なんですよ。第1シーズンの『Skin』で「服ごと化ける」って説明してたと思います。ロナルド君が踏んづけた支店長の皮にも背広が含まれてましたしね。

ところで、シェイプシフターは何体もいるようなので、これからも別の奴が出て来るかも?まあ、同じネタを何度も使われるのも困りますが…(笑)。

「NO! We're just BROTHERS!」Tシャツに爆笑です。

tinker (2007.02.01 10:23)

あ、そうなんすか。皮も擬態のうちなのか。シェイプシフターに服を借りたらどうなるんだろう????

[移動されたコメント] (2007.08.30 01:34)

※ブログをリニュアルしたんで、その間に頂いたコメントを管理人が手作業で移しました。


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aaa様 (08.25)

レオンのパクリって話ですが、わざとでしょ。
リングの貞子が出てくるような場面ももちろんわざとでしょ。わざとっていうところが面白いんじゃないでしょうか。それにけちつけても。。。。。

MOA (2007.09.17 04:13)

いつも楽しみにサイトを見させていただいてます!
この話の最後にかかるBGMの題とアーティストの名前を知りたいんですが、分かりますか?
SNのディーン&サム コンビ大好きです!次々起こる事件やサミーの真相に目が離せませんね。後残す事3話!早く見たいです☆

TB (2007.09.17 13:44)

MOAさん

最後の曲、カッコいいですよね!
Styx の Renegade という曲です。

Oh mama, I'm in fear for my life
From the long arm of the law
Lawman has put an end to my running
And I'm so far from my home...

というわけで詞の方もぴったり?(笑)

tinker (2007.09.18 22:13)

TBさん、フォローをしてくださりサンクスです。シーズン3はやくみたいですね。 :wink:

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