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ロスト/Lost :: 4-09 :: The Shape of Things to Come :: ネタバレ

transロスト/Lost。シーズン4の9話。ネタバレ!
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!
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※今週はベンのフラッシュフォワード。未来のベンがサイードに接触、さらにチャールズ・ウィドモアと関わる場面があります。現在の物語の方は、ジャックたちビーチのみなさんと、ロックたちのパートが交互に出てきます。このエピガイではそれぞれのパートをまとめて書きます。船の中のお話はありませんでした。

ジャックたち。ビーチのみなさん

ケイトはジャックが胃の薬を飲んでるのを見た。「処方箋持ってるの?」「自分で書いた」「ははは」と冗談を言い合ってるが、アル中ジャックを知ってる私たちには皮肉に聞こえたりする。ケイトは「胃がきもちわるかったらクラッカー食べるといいよ」と教えてやった。そして「なぜボートのひとたちは迎えにこないの?」と質問した。「サイードがいうには船のエンジンが壊れたそうだ。でも心配しないで」「うーむ」としゃべってたら「たいへんだー!」とバーナードの声がした。行ってみたら、浜に男の死体が打ちあげられていた。ファラデーとシャーロットはひとめでそれがだれかわかった。「船の乗員のひとり。彼は医師だった」ってわけで、これはレイ医師である。デズモンドを診断していた白衣の男。

死体の首には鋭利な傷がある。ひとめで殺されたとわかる。みんなはファラデー&シャーロットに説明を求めるが、彼らはなにも知らないという。船と連絡したいけど衛星電話は壊れちゃったそうだ。「マイクが壊れてどーのこーの」とファラデーが説明したら、バーナードが「修理すれば "telegraph" になるんじゃ?」といった。私は "telegraph" がなにか知らないが、とにかくどうこうすれば通信手段にはなるってことらしくて「それなら以前に集めた飛行機の残骸の中に使えるもんが(電池とかコードとか)あるんじゃないか」といって、ケイトがファラデーを案内して連れていった。ジャックはバーナードを呼んだ。なにやらナイショ話かな。

夜になってモールス信号で連絡できるようになった。ツツーツーっていうアレです。みんな集まって期待と不安でいっぱい。ファラデーが「医師になにがあった?」っていう電文を送ったら、すぐにへんじがきた。ファラデーが翻訳した。「医師のことはいってなかったが『きみらの友達はげんきで、朝にヘリがいくから待ってなさい』だってさ」といったのだが、後ろにいたバーナードが悲しいことをいった。「彼はうそをついてる。ほんとはこういったのだ。『なにいってる?医師はげんきだ』」

ファラデーはうそがバレて泣き顔になった。みんなはがっくし落胆。興奮ジャックはガガガーと詰め寄り「どういう意味だ?なんでうそをつく?医師がげんきってどういう意味?」と質問した。ファラデーはクニャクニャした顔で「わかんないヨ」と答えた。ジャックは猛烈に腹が立つのであり「そもそもおまえらはおれらを助ける気があるんか?」と怒鳴った。ファラデーは困り顔で「ないです」と答えた。ががーーん。みんなは「やっぱりな」という落胆顔になり、ジャックは心臓発作寸前みたいになっちゃって、ハァハァと息をした。

ビーチのお話は以上。ロックたちのほうも大きな動きがありました↓

ロックとベンとその他のみなさん

ソイヤー、ハーリィ、ロックの3名が深刻顔で会話中。ハーリィの顔アップ。「おれたちゃ全員死ぬ」といい、ソイヤーが「まぁ落ち着け」となだめる。ハーリィはいっそう深刻であり「彼の策略なんだ。おれたちを仲間割れさせようとしてる。ぼくらは間違えてる」という。ロックが「間違えてんのはやつのほうだ。このまま続けよう」と自信ありげにいう。ソイヤーは「そうだな」と答え、迷った末に宣言した。「シベリアはもらったぜ」。ソイヤーとハーリィは同時にサイコロをふった。ソイヤーはわははと笑ってボードのコマを動かした。てわけで、ふたりはボードゲームをしてたのだった。ハーリィはニコリともせず「オーストラリアをタダでくれてやるなんて。ゲームの鍵なのに!」といった。

こちらは大ピンチのアレックス。前回ラストで謎の敵に襲撃され、味方2名をヤラレて降伏したのだったが、いまは武装した兵士たちに捕縛され、ピーピー泣いて森を歩かされている。兵士たちの顔は見えない。殺人フェンスのところにきたらば「パスワードを入れろ」と強制された。アレックスがその通りにしたらば、ロックたちの部屋の黒電話が鳴った。ロックが出てみたら録音ボイスが聞こえた。「コード14J」と繰り返し知らせていた。ロックたちはわけがわかんないが、ここは元々ベンの住居だったので彼に聞いてみた。ひとりでピアノをひいていたベンを捕まえて「コード14Jってどういう意味だ?電話が鳴ってそういわれたぞ」といったら、ベンは血相を変え、隠してあったショットガンを出した。ギョッと身構えたソイヤーに銃を渡し「敵がきたんだ。有利なポジションを確保しなくちゃ」という。あの電話は侵入者を知らせる仕組みだったのである。

ベンは電話の意味を教えた。「あれが鳴ったということは、だれかが捕まったということだ」といい、電話が鳴ったのは5分前であると聞くと「それならまだ間に合う」といって、大急ぎで家に入ってバリケートの準備をする。「他のみんなに知らせなくちゃ」とソイヤーがいったら、ベンは「アレックスたちはもういない。彼らは安全なトコに逃がした」と教えた。ソイヤーもロックも初耳だが、いまはそれを怒ってる場合じゃないので、ソイヤーはクレアを探しにいった。彼女は家で寝てるのだ。ソイヤーが去るとベンはロックにナイショ話をした。「君が生き残るのがいちばんだいじだ。ヤツラはぼくを殺したくない。だからぼくの近くにいろ。助かりたいならそうしろ」だそうである。

ベンとロックは大急ぎで家に入ってバリケードづくり。ハーリィはアーロンをダッコしている。ふたりがドアを固めちゃったのでハーリィが「ソイヤーはどうやって戻るんだ?」と聞いたら、ベンは「彼は戻ってこない」と答えた。勝手なヤツである。一方、ソイヤーはクレアを探しにいったが、途中で出会った3名(名無し脇役のみなさん)がダダダと銃弾に倒れた。ついに敵が襲ってきたんである。ソイヤーは応戦しつつ、クレアの家に急ぐ。武装集団はRPG(ていうの?携行タイプの小型ロケット)まで用意しており、ドカーンと攻撃。クレアの家は爆発炎上。一瞬にしてガレキの山になった。ソイヤーは「クレアー!」と絶望的に叫んだ。ひぃいい。

敵の攻撃は止んだ。ハーリィが「クレアの家が!」と叫んでボケーと窓の近くに立ってるので、ロックは「あぶない!アーロンを奥へ!」と指示した。ロックとベンは慌ただしく会話する。ロックはさっきベンがいった台詞「ロックが生き残るのがだいじ」の意味を聞いた。「このピンチを救えるのはジェイコブだけだ。君とぼくでジェイコブに会わなくちゃ!」「なんでジェイコブ?だいたいぼくはあの小屋がどこにあるのか知らないのに!」「うん。でもハーリィが小屋の場所を知ってる」

ソイヤーはガレキの中にクレアを発見。生きていた。助けられたクレアが「チャーリィ?」というのがかわいそうである。ソイヤーはクレアをダッコして走る。「ドアを開けろー」と怒鳴った。ハーリィが大急ぎでバリケードをどけようとしたらば、ベンは銃を向けて「やめろ」という。ソイヤーたちは見殺しということだが、ハーリィがふたりを見捨てるわけないんで、彼は手近な家具を窓にブン投げてガラスを割った。ソイヤーとクレアは家に入ることができた。

家の中でベンがハーリィに銃を向けたことにソイヤーは気づかなかったみたいだ。知ったらその場で八つ裂きであろう。見えない敵に怯え、家にたてこもるという緊張場面において、玄関のチャイムが鳴った。おそるおそる開けたらマイルズだった。彼は無線機を持たされて入ってきた。

ベンはさいしょ敵と話すことを拒んでいたが、娘が人質になってると聞いて渋々無線機を受けとった。相手はマーティン・キーミーと名乗った。船にいた男である。キーミーはこういった。「自分はウィドモアの指令で動いている。顔が見えるように窓の近くにこい」。ベンが外を覗くとキーミーがひとりで立っていた。精悍な兵士である。「投降して出てくれば、他のひとたちの安全を保証する」といったが、ベンは信じなかった。「わたしを捕らえたら島の者たちは皆殺しのはずだろう?」「オイオイ、おれをなんだと思ってるんだ?」「マーティン・クリストファー・キーミー。元海兵隊曹長。1996年から2001年まで従軍。その後は傭兵。ウガンダで大活躍。わたしは君を知っている。だからズバッといってくれ」

キーミーは苦笑い。「オーケイ。わかったよ」と答えて部下に指示した。アレックスが連行されてきた。「娘を殺す。出てこい」と最後通牒。ハッタリではなさそうである。ベンは苦悩しつつ、これを無視。「こっちから提案だ。いますぐ撤退してヘリに乗れ。そして島を忘れるというのはどうだ」という非情ぶり。キーミーは頬をピクピクさせるのであり、発狂寸前のアレックスに「パパにお別れをいえ」と無線機を渡した。「パパ、このひとたちは本気だ。カールもママも殺された!」と泣く娘。ベンはこういった。「アレックス、心配せんでよい」「たすけえええええ〜!」

キーミーは「残り10秒」といってカウントダウンを開始した。この期に及んでベンはアレックスのチビリ顔を見ても態度を変えない。それどころかヒデーことをいいだした↓

She's not my daughter. I stole her as a baby from an insane woman. She's a pawn, nothing more. She means nothing to me. I'm not coming out of this house. So if you want to kill her, go ahead and do it.

そいつはわたしの娘じゃない。キチガイ女から赤ん坊を奪ったのだ。捨て駒の女がひとり死んでも、わたしにゃ痛くも痒くもない。わたしは出ていかない。勝手に撃ちやがれ。

こりゃヒデー。ズドン。アレックス死亡。父の無慈悲な言葉を聞きながら哀れに死亡。かわいそうだなぁ。

部屋にいた者たちは戦慄してこの会話を聞き、アレックスの死を見た。ベンはカッと目を見開くのであり、茫然自失となる。自分のせいで娘が死んだというのにそれが信じられないみたいだ。ぼそっとこういった。「あいつはルールを変えやがった」だそうである。謎だ。彼はチャールズ・ウィドモアと「娘は殺さない」みたいな約束をしてたんだろうか。

ソイヤーは「ベンを渡してしまえ」と何度もいっているが、ロックは応じない。渡したとしても生き残れる保証はないというのだが、そりゃまあそうだが、どうするんでしょう。ベンは決死の顔となり、目を盗んで本棚の裏の隠し部屋に入ってしまった。その扉がロックされてしまうと外から開かない。ソイヤーは「開けろバーロー」とばんばん叩いた。隠し部屋に入ったベンがクローゼットを開けると、その奥にまた隠し扉があった。古代遺跡の石みたいな扉である。必死顔でそこに入った。ひとりで逃げちゃうんだろうか。

ソイヤーは怒り爆発でドアを叩くが、ベンは出てこない。くそォ。と思ったら「いったいどうしたの?」とクレアがアーロンをダッコして奥から出てきた。彼女は奇跡的にカスリ傷ですんだみたいで普通に歩いている。へー。と思ったら、ベンが隠し部屋から出てきた。逃げたわけではなかったようだ。彼はスタスタ出てくると、驚くみんなに「いう通りにしてくれ。ぼくが合図したら森まで走れ。助かりたかったらそうしろ」とリーダー口調。なんか手があるみたい。ドドドと地響きがして、なにかが押し寄せた。アレである。謎の殺人ケムリがガガーと出てきて、キーミーたちを襲った。敵は全滅。ベンが(どうやったか知らないが)これを呼んだのである。みんなは大急ぎで逃げた。ベンだけ遅れたが、後から追いついた。アレックスにお別れをしてたからである。娘の死体にキスをして泣いた。彼はとてもひどいことをいって、そのせいでアレックスは死んじゃったのだが、あれは本心ではなかったみたい。

さて、一行は脱出成功したが、これからどうするんだという話になったら意見が割れた。ベンとロックはもちろんジェイコブ様参拝であるが、他の者たちはそんなヨタ話につきあってられないのでジャックたちと合流すべきと考えた。クレアもソイヤーに同意。てわけであっちとこっちに別れるが、問題はハーリィである。ベンたちはハーリィがいないと小屋を見つけられないのだ。なぜかはわからないがとにかくそうなのだ。ハーリィがソイヤーといっしょに歩きかけたらロックは銃を出して強硬手段。「ヒューゴはこっち」と命じる。ソイヤーは「狂ったのかおっさん」と怒って銃を出す。にらみ合いの緊張場面だが、ハーリィがふたりをなだめた。「ぼくはロックたちといくから、ふたりとも銃をおろして」

ソイヤーは「おまえはこっちにこい。アホな話につきあう必要はない」と最後まで止めたんだけど、ハーリィは「心配しないで。後からビーチに行くから」というのである。ソイヤーはこわい顔で銃をおろし「このモジャモジャ頭の髪のいっぽんでも傷つけたらおまえを殺してやるからな」と泣けることをいった。ひゃー。アニキ〜。かっこいい。ソイヤーファンの歓声が聞こえます。

Sawyer: You harm so much as one hair on his curly head, I'll kill you.
Locke: Fair enough.

てわけで、あっちとこっちに別れていったが、マイルズの行動が不思議である。彼も被害者ヅラしてソイヤー組に入っていっしょに歩いていったがなんかへんだ。彼は敵じゃないのかな。どうしてソイヤーは彼を問いつめないのだろうか。だいたいマイルズはベンを捕まえたいはずなのにな。ケムリを見てこわくなっちゃったのかな。よくわかりません。島のお話は以上です。

ベンのフラッシュフォワード

ベンはサハラ砂漠のド真ん中で目が覚めた。ダーマ印のジャケットを着ている(胸に "Halliwax" ていう刺繍。以前出てきたダーマのDr. Edgar Halliwaxと一致)。右腕にケガ。オタオタしてたら馬に乗ったふたりの兵士が現れた。外国語(フランス語?)でわーわーいわれて、銃を向けられた。アフガンゲリラみたいでおっかない。ベンは両手を挙げて降伏し「説明しますヨ。英語わかる?」とニタニタ笑いをしつつ、スキを見て反撃。コワモテの兵士2名を華麗に秒殺した。エイリアスのシドニーみたいである。馬と銃を奪って走り去った。「ヤーッ!」なんて馬に乗るのはカウボーイみたい。ベンのくせにかっこいいことしやがって!

ベンはチュニジアのTozeurていう町にたどり着いた。ボロボロの服装だが、高そうなホテルにつかつか入っていき「プリファードゲストのディーン・モリアーティ」といってパスポートを見せ、キーを受けとった。彼がチュニジアにきたのは初めてでないそうである。「モリアーティ」という名前をチェックしたフロント女性は、大統領を見るみたいな顔つきになった。こ、このひとが!みたいな。ベンは重要人物なんでしょうか。ベンは去り際「今日は10月24日だよネ。2005年の」と確認した。フロント女性はそうだと答えた。てことは815便墜落の約1年後。

部屋にいこうとしたらば、そこにあったテレビのニュースに興味を惹かれた。サイード・ジャラーという名前が聞こえたからである。サイードがマスコミに追いかけられてて、彼は「わたしは妻を安らかに埋葬して欲しいだけなんだ!」といっている。なにがあったんでしょう。

ベンは報道ジャーナリストのフリをしている。彼はサイードの妻ナディアの棺を運ぶ行列を見た。高いところに登って、行列の周囲を観察する。行列を注視する眼光鋭い男に目をつけ、一眼レフで男の写真を撮った。さらに棺を運ぶひとたちの中にサイードを発見。こちらも写真を撮ったら目が合ってバレた。逃げようとして捕まった。

サイードは自分を尾行する男がベンと知って驚いた。捕まえて目的を問いただす。「ここでなにしてんだ?」「君の奥さんを殺した男を見つけるため」「どうやってココに来た?」「シリアから入国した」「ちがう。どうやって島を出た?」「デズモンドのヨット、エリザベスでフィジーにいって、そこからチャーター機で」というのであった。さらにベンはチャールズ・ウィドモアの話をした。サイードは混乱する。「それとナディアとどういう関係があるんだ?」「奥さんの棺の行列を見守るなかにある男がいた。彼の名前はイシュマエル・バキア。ウィドモアの手先である」といって、男の写真を見せた。それは5日前のLAで撮影された映像だといって住所を述べた。そこはナディアが殺された場所の近所だった。サイードはますます混乱。「なぜ彼らがナディアを?」「わからない。でも確かなんだ」。サイードは悔しさいっぱいで写真を握りつぶした。ベンはいつものこわい顔。しめしめみたいな。

雑踏。ベンはひとりでバキアを尾行。が、バレて捕まった。「おまえはだれだ」「ベンジャミン・ライナス。ウィドモアに伝言がある」「ほう。ならいえ」。ここで横からズドン。サイードがバキアを射殺した。ふたりは共同してバキアをハメたようだが、殺すことまで同意してたんだろうか。ベンはなにか使い道を考えてたかもしれないが、サイードはそんなこと知ったこっちゃない。妻のカタキを討つのは当然である。

ベンは得意ワザの芝居をする。「彼を殺せてよかったな。君は自分の人生に戻れ」と立ち去ろうとした。そんな気ないくせに。「まてまて」「悲しみを怒りに変えないほうがよい。経験上の話。これはわたしの戦争であって、君のじゃないから」といわれて、サイードが納得するわけない。「おれは8年間かけて愛する女性を探した。やっと見つけて彼女と結婚したのに殺された。彼女を埋めたのは昨日である。おれの戦争じゃないなんていうな」と熱い口調で訴えるのであり、最後に「ベンジャミン。次はだれだ?」と心を許すようなしゃべり方。ベンは心の中でガッツポーズ。笑いをこらえて思慮深い友人のような顔つきであり「また連絡するよ」と答えた。背を向けたらニターリ顔になった。悪魔である。

ここはロンドン。深夜。スーツ姿のベンが高級アパートのペントハウスに侵入。エレベーターを降りたら部屋の中っていうお金持ち仕様のスィートである。寝室で眠るのはチャールズ・ウィドモア。このシーンのふたりの押し殺した演技はとてもよかった。全文引用します↓

Ben: Wake up, Charles.
Charles: I wondered when you were gonna show up. I see you've been getting more sun.
Ben: Iraq is lovely this time of year. When did you start sleeping with a bottle of scotch by the bed?
Charles: When the nightmares started. Have you come here to kill me, Benjamin?
Ben: We both know I can't do that.
Charles: Then why are you here?
Ben: I'm here, Charles, because you murdered my daughter.
Charles: Don't stand there, looking at me with those horrible eyes of yours and lay the blame for the death of that poor girl on me. When we both know very well I didn't murder her at all, Benjamin. You did.
Ben: No, that's not true.
Charles: Yes, Benjamin, it is. You creep into my bedroom in the dead of night like a rat. And have the audacity to pretend that you're the victim? I know who you are, boy, what you are. I know that everything you have you took from me. So... once again I ask you, why are you here?
Ben: I'm here, Charles, to tell you that I'm going to kill your daughter. Penelope, is it? And once she's gone, once she's dead, then you'll understand how I feel. And you'll wish you hadn't changed the rules.
Charles: You'll never find her. That island's mine, Benjamin. It always was. It will be again.
Ben: But you'll never find it.
Charles: Then I suppose the hunt is on for both of us.
Ben: I suppose it is. Sleep tight, Charles.

訳してみた↓

ベン:起きろ、チャールズ。
チャールズ:いつ現れるかと思ってたぞ。日に焼けたな。
ベン:この時期のイラクの気候のせいだね。君はいつから寝酒を呑むようになった?
チャールズ:悪夢を見るようになって以来。わたしを殺しにきたのか、ベンジャミン?
ベン:それはできないと知ってるはずだ。
チャールズ:それならなぜきた?
ベン:君がわたしの娘を殺したからだよ、チャールズ。
チャールズ:哀れな女が死んだ責任をわたしにおっかぶせたいのか。そんな目つきで突っ立ってるなんてな。わたしは殺してない。おまえだ、ベンジャミン。わかってるくせに。
ベン:それはちがう。
チャールズ:ちがわない。ネズミみたいにこそこそとわたしの寝室にあがりこんで被害者ぶるとは図々しいにもほどがある。わたしはおまえという男を知っている。おまえの持ち物はぜんぶわたしから盗んだものだ。あらためて聞くが、なぜここにきたのか?
ベン:君の娘を殺すつもりだと知らせにきた。ぺネロピといったな。彼女が死んだら君はぼくのきもちを理解するだろう。そして自らルールを変えなければよかったと思うだろう。
チャールズ:おまえは彼女を見つけられないし、あの島はわたしのものだ、ベンジャミン。過去には常にそうだった。いつかまたそうなるだろう。
ベン:だが、君は島を見つけられない。
チャールズ:お互いのハンティングの始まりだな(ベンはぺニーを探す、ウィドモアは島を探すっていう意味と思われ)。
ベン:そうだね。よく眠れ、チャールズ。

ベンは退出。

また来週〜。

※感想

ベンはキーミーに対して駆け引きとしてあのようにいったのでしょうけど、それにしてもアレックスはかわいそうでしたね。あんなふうにいわれながら死ぬなんて。カール、ダニエル・ルソー、アレックスは完全に死亡したようです(わからんけど)。クレアのピンピンぶりがなんともいえずアレでした。あれは単に運がよかったのではなく、なにか力が働いたんでしょうか。だってものすごい爆発でしたよ。Lostでだれかが死ぬといつも思うのですが、出演者たちは次の台本をもらうまで物語を聞かされていないそうですが、自分が死ぬエピの台本を渡されるときってのはどんな気分なんでしょう。契約の取り決めである程度は事前にわかっているんでしょうけれど。

ハーリィは抵抗せずにロックたちについていきましたが、あれは脅されたからではなく、ジェイコブの話をチョッピリ信じているからではないかと思いました。彼はいちど森の中で幻のように小屋を見たことがあるから。

フラッシュフォワードのベンはフロント女性に2005年であることを確かめていましたが、てことは、彼はデズモンドが経験したアレかと思ったのでしょうか。砂漠で目が覚める前はどっかにいたのかな。もしそうだとして、彼が正気を維持しているってことはconstantを持ってるんですよね。彼のconstantはなんだろう?もしかしてアレックス?ウィドモアとベンが「お互いの娘を殺さないルール」をつくってたとして、それはすなわち「お互いのconstantには手は出さないヨ」っていう意味なのかなと思ったりしました。

後から追記。記事をアプしてからもうひとつ思いつきました。まさかベンとウィドモアはお互いがconstantだったりして。だから We both know I cannot do that. なのかな。

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  • Title: 4-09 :: The Shape of Things to Come
  • First Aired: 2008-04-24

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Thanks to: imdb.com, tv.com

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