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ロスト/Lost :: 4-12 :: There's No Place Like Home (1) :: ネタバレ

transロスト/Lost。シーズン4の12話。ネタバレ!
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!
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前回エピで、ビーチの真上を通りすぎていったヘリから衛星電話が投下されたが、ジャックたちはこれの意味がわからない。ヘリにサイードたちが乗ってるのか。なぜビーチに着陸しなかったんだろう。追いかけてこいって意味なのか。という数々の疑問がわく。わーわーといい合っても名案浮かばす。サンがいいことをいった。「それ電話でしょ?」というシンプルなひとこと。ファラデーがボタンをいぢってみた。そしたらヘリの中でしゃべってるひとたちの声が聞こえた。キーミーが「ここで着陸しろ!『オーキッド』まで徒歩で移動する!」と命じていた。

ジャックたちはこの声の主であるキーミーがわるもんだってことを知らないし、『オーキッド』を知らないし(ジュリエットも知らないそうです)、サイードたちがヘリに乗ってるかもわからない。てわけで大した情報は得られず、不安は高まるばかりである。ジャックはいてもたってもいられない。「サイードがこれを落としたのかも。ヘリを追いかける」といいだした。手術をしたばかりなのでジュリエットが止めたが、彼は聞かない。ケイトといっしょに出ていった。

一方、ファラデーは『オーキッド』という言葉を聞いたらマッサオになり、自分の研究日誌をめくった。そこにはオーキッドステーションのマークと、数式がズラズラ書いてあった。彼はそれを見たらば大慌てであり「彼らは "secondary protocol(不慮の事態が起きた場合の行動ルール)" をやろうとしてるんだ!いますぐ島を出なくちゃ!」とシャーロットにいった。ファラデーは皆殺し作戦があることや『オーキッド』がなにかを知ってるみたいだが、ジャックたちにはいわない。

ジャックとケイトは夜通し歩いてヘリを追う。衛星電話の光点は停止しているので、彼らは目的地に到着した模様。ジャックはおなかから流血しているが構わず歩く。したらば、ソイヤーとマイルズにバッタリ遭った。ソイヤーはアーロンをダッコしている。ソイヤーは船の連中に襲われたことだとか、クレアが消えたってことを話し「ヘリを追うなんてヤメロ」と警告したんだけど、ジャックは聞かない。わーわーと口論になる。

「ロックのいった通りだった。ヤツラは危険だ」「だからナニ?隠れてりゃいいの?おまえは隠れるつもりで殺されかけたんだろ?」「電話を持って森をノコノコ歩いていくのもどうかと思うぞ?」「あのヘリはたったひとつの希望なんだ!」「壊れたレコードみたいなヤツだなー。頑固者め」「おれはデズモンドとサイードたちへの責任があるから」

この状況において、ジャックとソイヤーがいがみ合う理由はないと思うんだけど、おそらくケイトがそこにいるという点が、ふたりの空気を険悪にしてるのかもしれない(私の印象ですが)。ふたりのオスは理屈ぬきでムカムカしちゃうのだ。てか、バカみたいに意地を張ってるのはジャックだけのようにも見えるが。結局、ジャックがどうしてもひとりで行くというので、ソイヤーは仕方なく後をおいかけた。

That son of a bitch is stubborn. Hold up! You don't get to die alone.

あのバカ頑固め!待てコノヤロ。ひとりで死ぬ気か!

といって渋々ジャックに同伴。またしても善人ソイヤー。好感度UP!ケイトはアーロンを任されたんで、マイルズといっしょにビーチに戻ることにした。

その頃ビーチでは、サイードのゴムボートが到着した。「ヘリの連中はぼくたち全員を殺すつもりだ。スグに島を出なくちゃ!このボートで6人づつ船に運ぶ」という話を聞いたジュリエットたちは怯える。「ジャックとケイトはヘリを追いかけていった」と聞いたサイードは悔しがった。くそォ。

サイードは「追いかけなくちゃ」となるが、ボートは6人しか乗れないから、サイードがそっちにいってるあいだも、だれかを運んだほうが効率がよい。てわけで、その運転手役をファラデーがやることになった。という話をしてたところにケイトとマイルズが戻ってきた。「ジャックとソイヤーだけがヘリを追っていった」と聞いたサイードはそれを追っかける。道案内役にケイトもついていく。彼女はアーロンをサンに渡して、またまた森に入る。ケイトは森とビーチをいったりきたりで大忙し!

さてこちらはゴムボートの脱出組。最初のグループはサンとジンと名無しのみなさんだった。サンは妊娠してるから最優先するとして、残りのシートを巡ってケンカになるのかと思ったら、そういうことはなく、その場の雰囲気で(?)パパッと決まった。ファラデーが梶を握って船に向けて出発。ジュリエット、バーナード、ローズ、シャーロットその他のメンツは心配顔で見送った。彼らはここで待機する。

ゴムボートが船に着いたら、デズモンドと船員クルーのみなさんが笑顔で迎えた。クルーたちはキーミーの子分じゃないので親切である。ほっとひとあんしん。「エンジン直ったぞ」と聞こえて振り向いたサンとジンは驚いた。そこにマイケルがいたから。デズモンドは彼らを残して操縦室へ飛び込む!

ヘンドリクスていう船員が待ってて、彼は死んだ船長の子分だろうか。エンジンが直ったという知らせを聞いて喜ぶ。ヤッター動いたぞ。デズモンドはうれしそうであり「ヨシ!島に行こう!」といい「ぜったいに3-0-5の方角を行くんだよ」と指示したらば、ヘンドリクスは困った顔になった。ナントカメーターがどーのこーのといって、専門用語がよくわからないが、"R.f. Interference" ちゅうもんが発生してるそうであり、「無線室は壊れてるのにへんだな」とかいうんで、なにか妨害電波みたいなものがでてるらしくて、それを切らないと船は動けないそうである。くそォ。デズモンドは大急ぎでその発生源を調べにいった。

ジャックとソイヤー。ヘリを目指して森を移動中。ジャックのおなかの出血に気づいたソイヤーが「ヒゲソリに失敗したの?」と聞いたら「おなかの手術をしたんだよ」と答えた。「へええ」とかしゃべってたらヘリを発見。フランクが手錠で拘束されていた。彼を助けて、サイード&デズモンドは船にいることや、キーミーたちはベンを捕まえに温室(つまり『オーキッド』)に行ったことなんかを聞いた。それならこのままヘリで逃げてしまえばよいではないかという名案を思いついたが、ひとつ問題が浮上。「ヒューゴがベンといっしょなんだヨ」とソイヤーがいうんで、彼を助けてあげなきゃいけなくなった!くそォ。

船の上。ジンとサンはマイケルを見て驚いた。マイケルはすまなそうな顔つきで島から出た経緯を話した。「ベンにボートをもらって、教わった通りの方角に進んだら島があった。そこでボートを売って、ウォルトといっしょにアメリカに帰った。島のことはだれにもいわなかった」そうである。サンはこわい顔。「いまはベンの手先なのか?」と聞いた。マイケルは否定した。「ちがう!自分が犯した過ちを償うためにきた。みんなを助けたくてきたんだ」と説明してたら、デズモンドが大声で呼んだ。「マイケル!ヤバいよ〜!」

呼ばれていってみたら、船室の中に大量のC4爆弾がギッシリ!船一隻を余裕でコッパミジンにできそうな量。一同はががーん。

ケイトとサイード。ジャックたちを追いかけて森を移動中。ケイトが地面の足跡を見て「これはジャックたちじゃない!」と警戒したらば、森の中から出てきたのはリチャード。アザーズのリチャードである。気がつくとアザーズに包囲されていた。ふたりは銃を取りあげられて拘束された。こちらもピンチです。

※さてお次は "craziest" なトリオです。前回ジェイコブ様から「島を動かせ」というありがたいご神託を賜った彼らは、いったいどうやってそれを実現するのでありましょう。ほんとに島を動かせるんでしょうか。

「島を動かせ」といわれたベン、ロック、ハーリィ

この3人組もまた『オーキッド』に向かっていた。「島を動かせ」という言葉にピンときたベンがそれを思いついたからである。『オーキッド』は温室があって、見ためは植物を研究する施設のように見えるが、それは見せかけであり、奥に秘密があって「島を動かせる」そうな。「それならなぜ最初からその必殺ワザを使わなかったの?」とハーリィが聞いたら、ベンは「危険だから。結果が予測できないの。いわば最後の手段なんだよね」と説明した。

先頭を歩いていたベンが止まった。岩の下に古いカバンが隠してあった。開けてみたらば、ダーマ印のお菓子箱と小さな鏡と双眼鏡が出てきた。ハーリィは箱を開けて中にあったクラッカーをムシャムシャ食った。だいぶ食い終わったころ、ベンに「それ15年ものだヨ」といわれた。ハーリィはなんでも口に入れてしまう。うちの犬みたいです。

ベンは鏡を使って遠くにいるだれかと交信した。光を反射させてやったら、山の高いところにいるだれかからピカリと応答があった。ロックが双眼鏡で相手を見ようとしたが、遠すぎてまったく姿が見えない。「あれはだれ?」と聞いたが「だれだとおもう?」なんていって教えてくれない。ベンの交信相手はだれ?なにを密談したんでしょう?

3人は『オーキッド』を目指してひたすら歩く。ハーリィが必死顔でベンに質問した。「オーケイ。その『オーキッド』ちゅうのが島を動かせたとする。危険で予測がつかないもんだっちゅうのはわかった。とにかくそれで動いたとするわな。その場合、あの銃を持った連中はどうなる?彼らもいっしょに移動すんの?」「たぶん」「それだとヤバいんじゃ?」「いま対策を考え中」「ぼくはどうなるの?ぼくは島から出たいと、いまも思ってるんだヨ!」といったら、ロックが横から口を出した。「もう手遅れじゃない?」なんてサラリといわれた。きみも島に残ればとすすめているようである。

としゃべってたら、やっと『オーキッド』に到着。3人は緊張顔で遠くから索敵する。ここに来るまでずっとベン主導でやってきて、ロックたちは家来のようにくっついてきた。ベンがそろそろ教えてやるかといった口調で次のように述べた。「このわたしを捕らえたがってる男、島の生ける者を死滅させようとしている男、チャールズ・ウィドモアは『オーキッド』の秘密を知ってるんだ」ていうのは、敵が待ち伏せしてるかもと警戒してるのである。ロックはむっとしたようであり「『なぜウィドモアが島に興味を持つのかぜんぜんわからん』と前にいってたじゃないか」といったら、「わたしはすべてにおいて正直ではなかった」なんて憎たらしいことをいうので、ロックはきぶんがわるい。くそォ。

Ben: I wasn't being entirely truthful.
Locke: Yeah. When are you ever entirely truthful?

"entirely truthful" ちゅうのがベンらしくて笑っちゃうが、いまはそれどころじゃない!慎重に双眼鏡で眺めたら兵士が見えた。彼らのほうが早かったと知ったベンは落胆した。敵は屈強な兵士たちである。闘って勝てる相手ではない。ベンは必死顔で熟考したのち、ロックに指示を与えた。『オーキッド』への侵入経路を教え、秘密のエレベーターのスイッチのありかを教えたのである。そのエレベーターに乗れば、本当の『オーキッド・ステーション』に行けるそうである。ロックは不安である。「兵士たちはどうするの?」と聞いたら「おれに任せろ」という。「いったいどうやって?」と聞いたら、ベンはキーッとしちゃったみたいであり「なんべんいえばわかるの!ぼくはいつでも用意周到なの!」とロックは叱られた。ベンの必死顔に緊張が高まります。

いったいベンはどうするつもりなのか。という緊迫場面において、他の場所にいる他のみなさんの映像が映ります。船でC4爆弾を見て不安に怯えるサン。ハーリィを助けに向かうジャックとソイヤー。アザーズに捕まったケイトとサイード。という各人各様の試練を俯瞰しつつ、クライマックスを予感させる音楽が鳴り響く〜。ジャ、ジャ、ジャジャーーーーン!

ベンはびっくりする行動に出た。決死の表情で武器も持たずにひとりですたすた歩いていって、敵に捕縛された。両手を挙げて「ぼくはベンジャミン・ライナス。探してるんだろ?」といった。キーミーはニターリと笑って、ガツンとブン殴った。ええええええええ!?

※というクライマックスで今週はおしまいとなりましたが、『オーシャニック6』のみなさんのフラッシュフォワードがありました。それをまとめて書きます↓

『オーシャニック6』のフラッシュフォワード

軍用輸送機の操縦席。パイロットが2名。片方は幸運のお守りのウサギの足を握りしめている。もう一方が「やめろ。きもちわるいヨ」といったら「だっておれらが運んでるもの、アレだよ。くわばらくわばら」とこわがった。彼らが運んでいるのは『オーシャニック6』なのであった。迷信深いパイロットが6人をこわがったのは、死んだと思われてた者たちがじつは生きてたからだろう。操縦席にはもうひとりいる。カレン・デッカーという女性は、オーシャニック航空の担当者。「もうすぐ着陸」と聞いた彼女は後部に移動し、6名に声をかけた。そのメンツは以下の通り↓

  • ジャック
  • アーロンをダッコするケイト
  • ハーリィ
  • サイード
  • サン

ジャックたちの表情は沈鬱である。デッカーがいう。「もうすぐホノルルの軍用施設に着陸します。家族のみなさんが待っている。レポーターがワンサカ待ち構えているけど、なにもしゃべらなくていいから」と声をかけたが、全員無言。ジャックが代表者のように答えた。「ぼくたちは話すよ。打ち合わせた通りに。はやく終わらせたいんだ」といったら、デッカーはすまなさそうに続けた。「あなたたちはこの先『オーシャニック6』と呼ばれちゃう。マスコミはそういうの好きだから」と伝えて操縦席に戻っていった。

ジャックが「つくり話はみんな覚えてるよね」といったら、他の者たちはじろりと見返す。彼らは納得してないみたいだ。ジャックはいう。「黙ってりゃいい。ショック状態でなにもいえないんだと思うだろう」といったら、サンがこわい顔で答えた。「ほんとにショックだったわ」という顔は苦悶の表情である。彼らはなにを口封じされたのでしょう。またどうやって救出されたんでしょう。

飛行機は着陸。ハッチが開いたら家族たちがいた。ハーリィの両親 (Carmen/David Reyes)。サンの両親 (Mr./Mrs. Paik)。ジャックの母 (Margo Shephard) の顔がある。これらの方々は過去にイロイロあったりして万感悲喜交々あるわけだが、なにはともあれ生きててよかったーと大喜びで出迎えてくれた。サイードとケイトはだれもいないからロンリネス。

プレス会見。記者たちを前に、デッカーがインドネシア海域の地図を見せて捏造話をした。815便は海に墜落。生き残った者たちはスンダ列島の中にあるMembataていう無人島に流れ着いた。そこで100日以上を過ごし、ミス・オースティンはアーロンを出産した。103日目。この海域で台風が発生。漁船が無人島に流れ着いた。その中にあった救命ボートで脱出。108日目。生き残った6名はサンバ島に達した。村人に助けてもらった。6人の身元が確認され、US沿岸警備隊によってホノルルまで移送された。以上です。という説明をしつつ、彼らが村人たちに助けてもらったときのスナップ写真も見せた。漁師が撮影したといって。

記者から質問が飛ぶ。ジャックたちはデッカーの捏造話に合わせてうそをついた。その口調はモゴモゴなんだけど、いかにも辛そうなしゃべりにくそうな風だったので、かえって真実味があるように見えた。墜落時のようすを聞かれたジャックは次のようにいった。「機体が沈む前に無我夢中で海に出た。救命具をつけて海に浮かんでいたら、島に流れ着いた。そのときには8名いたんだけど」

宝くじの大金のことを質問されたハーリィは「もうお金は要らない。あれのせいで悪運に見舞われた」と答えた。サンに質問した記者は韓国人だった。「あなたのご主人は、無人島でなくなった2名のひとりですか?」という質問に、サンは「違います。彼は飛行機から脱出できなかった」と答えた。その顔は辛そうである。真実を知る者たちはサンに深く同情した。ジンがその後どうなったのか、私たちは教えてもらえず。

次の質問はケイト。記者はアーロンの年齢を質問し「5週間くらい」といったら「てことは、あなたが殺人容疑でUSマーシャルに拘束された時点で、妊娠6ヶ月だったってことですよね?」といわれ、これはじつに答えにくい質問だが、デッカーが助けた。「ミス・オースティンの法律問題に関する質問はNGです。ハイ次の方」というんで救われた。次はサイード。「もしかしたら他の生存者がどっかにいるんじゃという可能性はありますか?」に対して、彼は「それは絶対ないと思う」と答えた。

というかんじでプレス会見は終わった。サイードに面会者が待っていた。そのひとは家族リストに載ってなかったので入れてもらえなかったそうである。ナディアだった。サイードは大感激でキスをした。という経過を経て『オーシャニック6』たちは、それぞれの居場所に戻っていったのである。

その後のサン。彼女は父母といっしょに韓国に戻って未亡人になった。おなかが大きくなった彼女は、かねてより憎しみ深まる実父に復讐を開始する。父の会社に現れ「良いパパぶるのはやめろ。あなたはジンを憎んでいたくせに」と敵意ムキダシで宣戦布告したらば、父は怒!

「わしをなんだと思っとる!父親をうやまえ!」と一喝。サンはヒキツリ顔で次のように告げた。「オーシャニック航空から莫大な賠償金をもらえた。それを使ってあなたの会社の株を買い占めてやったぞ」といわれた父はががーん。「てわけなんで、これからはあなたがわたしを尊敬してください」なんて実の娘にいわれてあわわと動揺する社長。「い、いったいなぜそんなことを?」

サンはますますこわい顔となり、怒りの大魔神の形相で口撃した。「あなたはわたしの夫を破滅に導いた。あなたのせいでわたしたちはあの飛行機に乗ったのだから。ジンを死なせた人間がふたりいる。そのひとりはおまえであーーーる!」と責められた父は腰が抜けちゃう。サンはきもちよさそうにこういった。「わたしは出産を控えています。いずれ会社経営についてゆっくり話し合いましょう。*わたしたちの* 会社なのだから」

娘の烈火に触れた父は言葉を失った。怖〜。

こちらはその後のハーリィ。父母の待つ家に戻った。白い豪邸。ある日、外から帰ってきたらだれもいない。呼んでも出てこない。へんだなーと思ったらヤシの実みたいなのが床に転がっていた。ハーリィはこわくなった。そこらにあったキリスト像を手に持ち、それを武器にしようと身構え、恐る恐る扉を開いたら「ハッピーバースデー!」と歓迎された。

びっくりシカケの誕生日パーティだったのである。父母と友人とご近所さん(?)が大勢集まってにぎやかなホームパーティには、ケイトとアーロン、サイード、ナディアも顔を出したが、ジャックの姿はない。たいへん陽気なパーティ風景だが、なぜかハワイアン風の演出である。ハーリィのママがアレンジしたそうで。

ハーリィのパパが誕生日プレゼントだといって、ガレージに案内した。カマロ。それはタダのカマロじゃなく、父息子の思い出のカマロである。少年時代、ハーリィは父といっしょにオンボロのカマロを修理していて、それはそれは楽しいfather-son-projectだったんだけど、ある日とつぜん父は「べガスに行く」といって消えてしまった(シーズン3の10話『Tricia Tanaka is Dead』)。以来このカマロはガレージにほったらかしになっていた。815便墜落で息子が死んだと聞いた父は黙々とひとりで修理していたという。償いのきもちでそれをやり続けるうち、息子といっしょに過ごしているような錯覚を覚えたそうである。

父はキーを渡した。ハーリィは大喜びで、運転席に座った。でもエンジンをかける直前、いやなものを見てしまった。オドメーターの数字がアレになってるのである。"4 8 15 16 23 42"。ハーリィは「いやなジョークだ」と気分を害した。なぜこうなっちゃったのか父もわからないという。ハーリィはものすごくこわくなり、走って逃げだした。

クリスチャン・シェパードのお葬式。ジャックは教会に集まった人々を前に優しいスピーチをして、父にお別れをいった。最後にひとりづつお礼をいって送りだした。ふぅと思ったら、知らない女性がやってきた。その女性は全身に深い悲しみをたたえたありさまであり、不思議がるジャックに驚愕の事実を告げた。悲しみの母は切々と語る。

「あなたのお父様がオーストラリアに来たのはわたしのせいなのです。といってもわたしに会いにきたのではありません。彼は自分の娘に会いにきたのです。そしてそれはわたしの娘です」という女性はクリスチャンの大昔の不倫相手なのだった。ジャックはががーん。

ジャックにとってにわかには信じがたい話だが、その続きはもっと驚きだった。「数奇な運命がもたらした真実をお伝えしたくて...。わたしの娘もまた815便に乗っていたのです。あなたの座席のすぐ近くに彼女は座っていたのかもしれません。あなたはそれが自分の妹であると知らずにいたけれど。彼女は死んでしまいました。その名前はクレアです」

ジャックは絶句。女性の切々とした悲しみ話は続く。「わたしはあなたを悩ませたいわけではありません。でもどうしてもお知らせしなくちゃと思ってやってきたのです。ほんとうにお悔やみ申し上げます」

クレア母はそれだけいい終えると静かに去っていったが、途中でアーロンを抱いたケイトに出会った。「かわいらしいですね」と優しく挨拶して出ていった。それが自分の孫であると気づくわけもなく。

※感想

フィナーレはオーキッドステーションの謎(てかその機能?)が明かされて、がががーーんと終わるんでしょうか。島が動くんですよ。ひぃいい。ところで、フラッシュフォワードのサンがよかったです。このひとは怒るとこわいなーと前から思ってましたが、今回はホラーのレベルに達してません?こえー。目をツリあげ気味にしてしゃべる顔がほんとにこわいよ。悪魔に憑依される狂女なんて演じたらとても合いそうです。

船にあった爆薬ですが、てことはキーミーが前回のエピで腕につけてたアレは起爆装置なのかな。おれを置いていったら許さんぞーみたいな。わかりませんけど。

オーシャニック航空の担当者、デッカーを演じたミシェル・フォーブスはBSGのペガサス艦長の他、プリズンブレイクのシーズン1の頃にサマンサ・ブリンカーっていうカンパニーの手先をやってました。その後フェードアウトしちゃいましたが、あの役柄のイメージとなんだかダブるなって思いました。

次回はいよいよシーズンフィナーレ。1週置いて5月29日。2時間連続スペシャルの予定です。

後から追記。ひとつ感想をいい忘れました。オーシャニック航空の賠償金がいくらか知りませんが、いくらなんでも韓国を代表する大企業を乗っ取ることができるほどなんでしょうか。こういう話に疎いので「乗っ取る」という言い方が正しいのかわかりませんけど、経営権に口出しできるほどに、という意味です。スゴイ金額ですよねきっと。

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  • Title: 4-12 :: There's No Place Like Home (1)
  • First Aired: 2008-05-15

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Thanks to: imdb.com, tv.com

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