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プリズンブレイク/Prison Break :: 4-06 :: Blow Out :: ネタバレ

transプリズンブレイク/Prison Break。シーズン4の6話。ネタバレ。
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!

どっかの競馬場。馬券売り場でチームのみなさんがなにやら作戦遂行中。サラとベリックが馬券を買いにいく。ベリックが「キャプテンブロディとミスターフーパーを連勝単式」といって20ドルの馬券を買った。女性はその通りの券をくれたんだけど、ベリックは「これちがう!連勝複式っていったのに!バッカヤローどうなってんだこの馬券売り場はよおおお」と怒りだした。

遠くで見ていたスクレが警備員を動かす。「あっちでなんか騒いでますヨ」と追払った。そのすきにリンクが『関係者以外立ち入り禁止』エリアにそろりと入った。競走馬がうろうろしているところ。

※私は競馬絡みの用語がまったくわかりませんでしたが、ここのサイトに教えてもらえました↓

ベリックのクレイマーぶりはますます激化し、手がつけられないオヤジ状態になってきたので事務所からマネージャーが出てきた。というようすをマイケルとマホーンがじろりと見ている。この事務所に用事があるみたい。マネージャーは出ていったが、扉には警備員がいる。そこをサラが通りがかって、わざと馬券をパラパラ落とした。親切警備員が声をかけ「あらら。どうもありがとう」と礼をいってるうちに、マイケルとマホーンは事務所に侵入。

リンク。彼は競走馬がいるエリアに侵入してなにかをしようとしている。手に持つ競馬新聞には、8枠のSparkle Kidにアンダーライン。なにかのデバイスを持っている。リモート操作できるなにか。そのデバイスを8枠にこっそりシカケたい。

事務所に侵入したマイケルはデスクにデバイスを隠した。こちらは例のワイヤレスデータ吸い出し機である。作戦ルームにいるローランドに電話。ローランドは「ヨッシャ。準備オッケー。第4のカードホルダーはおまえだ!」と指差す先にはどっかの男の写真。写真の男を私たちは知らないが、競馬場のマネージャーとは明らかに別人。だれでしょう。

と思ったら、カードホルダーは馬主なのだった。リンクが持ってた新聞の『Sparkle Kid』ていう馬である。彼は馬主席に奥さんといっしょに観戦中。双眼鏡で自分の馬を眺めてうれしそうである。

リンクはスクレが待つ場所に出てきた。もうシカケは済んだみたいである。なにをしたんでしょうか。ふたりは去った。

ファンファーレが鳴ってレースが始まる。マイケルが手元のリモコンをカチッとやったら、8枠のゲートが開くのが1秒遅れた。そのせいで『Sparkle Kid』はパーである。カードホルダーは怒る怒る。「マネージャーに文句いわなくちゃ!」とまっかな顔で歩いていった。なるほど〜。

オープニング〜♪

怒り爆発のカードホルダーはマネージャー事務所に突入。カードホルダーがデスクに近づくとダウンロードが始まった。「なんだいまのは!ゲートが開かなかったじゃないか!」「わたしにもわからない」とわーわーやってるところに競馬場内から電話。「8枠でなにかが見つかった」と破壊工作を知らせる電話。75%。「おぉ、いまからそっちにいく」「わたしも行くぞ」。95%。

カードホルダーとマネージャーは部屋を出た。ローランドは「ダウンロード完了」と知らせた。ヨッシャ。あとはデバイスを回収するのみ。と思ったら、マイケル、マホーンの前で熱くなった客同士のケンカが始まった。マホーンは「警官がくる。あとはおれに任せておまえは去れ」と即断。マネージャー室の扉には警備員が張りついているが、サラがこれをどかす。チト頭が足りない女を演じて「いまの8枠ナニあれ!だれに文句いえばいいの?ボスに怒られちゃう!あと500ドルでリベンジしたいのよ!なんとかしてええ!」と注意をそらせて、マホーンはそろりと部屋に入った。予定通りにデバイスを回収。ところがその先で失敗しちゃう。

警備員はサラをアホ女と思ったようであり「わたしに文句いわないでください」と扉の前に陣取り、警備員ポーズである。これじゃマホーンは出られない。あと3歩こっちにきてくれればいいのに!サラは「だれにいえばいいのか教えて。たすけてほしいのうふん」と相手の腕に触れてみた。「手をどかしなさい」と怒られた。扉のむこうではマホーンが焦り顔。マホーンはデバイスをゲットしたが、部屋から出れなくなった。あっちの扉から逃げようとしたらば、警備に捕まった。パンチして逃げようとしたらば、3人に囲まれた。あちゃー。マホーンはデバイスを持ったまま逮捕されてしまった。マイケルたちは困り顔。

カリフォルニア、リバーサイド。きれいな住宅街。瀕死の女が扉を叩いて助けを求めた。グレチェンが姉の家に転がり込んできた(姉か妹か定かじゃないんですが『姉』ということにしておきます)。

T-Bag。GATEのオフィス。相変わらず鳥の図鑑に夢中だが、うるさいアンディがまたきた。「あなたのセールスを調べたら、バイヤーの社会保障番号が無効とわかった」そうである。つまり捏造されたセールス記録だったんですねたぶん。「どういうこっちゃ?」と迫られたファイファーことT-Bagは足をデスクにドーン。

「わたしがモノを売るときに確認するのは、次の2点のみ。客はよろこんでいるか?客はお金を払えるか?これだけです。わたしがなぜ記録的な数字を出せたか、それは細かいことにかまわないからなんですヨ。そりゃまぁタイプミスくらいしますわさ!」と開き直った。なまいきである。アンディは「よーくわかりましたよ」と去った。次にくるときには警備員を連れてきそうである。そろそろ逃げたほうがいいんじゃ。

マホーン。警察署で焦り顔。所持品を調べられる。フランク・ズワンという偽名を名乗っている。「不法侵入。警官に暴行。朝から忙しいひとだね。まだランチタイムにもなってない(時間はたくさんあるゾみたいな)」「わたしに恐怖を植え付けようとしてるんですね。それは成功しました。かんにんしてください」「この変わった電話はなに?」とデバイスについて聞かれた。「日本製。普通には売ってないヤツ」「足首についてるソレはなに?」「わたしは品行方正です。あと2、3日で外してもらえるところ(シドロモドロ)」

警官はジロリと睨んで「指紋を押せ」と命じた。「2000ドルやられて、頭にきてたんです。ちょっと興奮しちゃっただけなんですヨ。ゆるしておねがい。話せばわかる」「話す?君が警官にパンチしたこと?それとも逃げようとしたこと?どっちも大罪である」「 ... 」「留置しとけ」

リンクはセルフに電話。Homeland Securityのちからでマホーンを出せという話だが、セルフは「えええええぇ?」とチビる。この男はいつも最初はゴネるのだ。彼が文句をいいつつ、自分のオフィスにきたらば、知らない男がいてラップトップをいぢっていた。「なんだおまえは!」といったら「IT部のブライアンです。メンテしてただけ」と涼しい顔。勝手にひとのPCをいぢるなんて失礼な話だが、相手にはそれをやるだけのアクセス権がある。「もう出てけ」といったら「ハイおわりましたよ」と退出した。ハゲオヤジのスパイだろうか。

作戦ルーム。マホーン逮捕という非常事態で空気は重い。が、そっちはセルフに任せて、マイケルたちは前進するしかないのだ。「次のカードホルダーをやろう」となる。サラが次のターゲットをサマリした。ハワード・スクデリ。Agrisow社代表。農業分野を主体とした多国籍コングロマリットである同社はラオスと関連が深い。カネを吸いあげる役目を果たすんだろうか。

グレチェン。姉の家でシャワーを浴びてサンドイッチを食ったら充電完了。カラダ中傷だらけだが、どうってことないみたい。姉には「砂漠で事故に遭って、ここまで歩いてきた」と嘘をついた。姉に「アレはある?」といったら、フクロウの陶製置物が出てきた。ガシャンと割ったら、中から銃、ID、活動資金が出てきた。非常事態用に預けておいたのだな。姉はなにも知らない一般人なので驚く。「IRS ( = Internal Revenue Service) で働いてるんじゃないの?ほんとはどこで働いてる?」と聞かれたグレチェンは「わたしはいまから自身のために働く」とこわい顔で答えた。

カンパニーのハゲオヤジのオフィス。冷血黒人といっしょにドン・セルフの資料を検分中。ロングアイランドのトゥーロ・ロー・スクールで学んだのち、DOJ (Department of Justice)、DOD (Department of Defense) にて18年間勤務。その後はHomeland Security。というセルフの経歴が読み上げられた。

別の部下が入室。セルフのオフィスでラップトップに触れていた男である。彼はセルフのコンピュータから秘密を探ろうとしたが、特製ファイアウォールが仕込んであって無理だったと語った。「時間がかかります」といったら、冷血黒人が後を継いだ。「おれがやってみよう」

マホーン。留置場で焦ってたところにセルフがきた。「うちのCI ( = Confidential Informant = 情報提供者) が迷惑かけちゃってすまぬね」といったら、この警官はじつにクソまじめだったので手こずった。「あんたのバッジは政府発行。こちらはLA発行。わたしらは政府のために働いてるんじゃない」となまいきなことをいった。セルフはキーッとするのであり「グアダラハラ空港で拘留されたいかバカモノ。No-fly list(搭乗禁止者リスト。つまり政府にマークされたヤバいひとリスト)って知ってるだろ?おれのバッジはそういうことができるのだ」といったら、相手は折れた。ふぅ。

セルフが留置場にくるとマホーンは大安堵であり「セルフさま〜」とお迎えしたが、サインしろと渡された書類を見て、焦った。それは釈放の書類でなく、マホーンの所持品をセルフに渡してよいという内容だった。マホーンは指紋を取られているからしてここにいたらかなりヤバいのだが、セルフは冷淡であり「デバイスが必要なのである」という。「おれを切るっての?」「これまでにもたくさん犠牲をだした。この世は非情である」「...」てわけで、マホーンは泣く泣くサインをした。

「デバイスをゲットしたがマホーンは留置場」というニュースはすぐにマイケルたちに知らされた。温情スクレは「彼はチームの一員だろ?」といい、リンクは「一員だった」といい、ローランドは「これ以上トラブルはごめん」といい、スクレは「うるさい!」といい、サラは「いずれ彼の身許がバレるでしょう」といい、ベリックは「アイツがバレたら、おれらもバレちゃう!」といった。最後にマイケルが決断。「リンクが正しい。おれたちは前進するしかない」。みんなは黙った。

セルフ。駐車場で車を降りたら、冷血黒人が後ろに立っていた。ひぃい。

「な、なんだ、きみは」「セルフ捜査官。わたしはgeneral クランツの配下の者です。あなたはクランツ氏の情報を引き出してどうしようと思ったの?」「わたしはHomeland Securityの捜査官。その仕事の中には、クランツのような軍上層部の人間をテロから守るという仕事も含まれる。君の所属は?」「わたしはフリーランス」「なるほど。暗い駐車場で待ち伏せする一般市民を相手に極秘事項をしゃべるという習慣をわたしは持たない。クランツ氏がわたしに用があるなら直接電話をしろといえ」「わたしはフレンドリな情報を持ってきただけですよ」「なんだ。いってみろ」「generalはプラバシーを尊重するお方である」

セルフは去った。黒人はそのまま見送ったが、セルフの車にあるLAPDのパーキングチケットを見た。あーあー。バレちゃったヨ。

てわけで、ハゲオヤジの名前は『クランツ』とわかったんだけど、ほんとにソレであってるんだろうかという気もする。ウソかも。どうなんでしょうか。まぁ、見てりゃわかるか。

セルフは黒人に脅されたことをマイケルに話した。「あれがワイアットか!撃たれるかとおもったヨ」といいつつ、回収したデバイスをマイケルに渡した。てわけでやっとこさ黒人の名前も明かされた。これからは彼を『ワイアット』と呼びます。バイバイ、冷血黒人。

話題はマホーンのことに移る。「ワイアットがぼくに接触したってことは、彼がマホーンの居所を知るのもそう先ではないだろう」「それなら彼を釈放させろ」「できないんだよ。ぼくにできるのは、彼に会いにいくことだけ。彼はしゃべっちゃうかも。必要なら脅威を取り除くこともできる」という言葉は「殺しちゃおうか」といってるんだと思われるが、マイケルは拒否。「そのオプションはナシ」

マホーン。留置場でションボリ。人生終わりましたみたいな。そこに警官がきた。「おまえがいっしょにいた白人男のことを教えたら罪を軽くしてやる」っていう話だった。警察は、マホーンは泥棒でマイケルはその共犯者と思ってるのだ。マホーンは当然ながら拒否する。警官は「おまえにも家族がいるだろ」といった。マホーンはSONAでマイケルにいわれた言葉を思いだした。

You're on your own.

「自分のことは自分でヤレ」みたいな意味。

マイケルたち。マホーンはほっといて次の作戦へ。マイケルは前回のミッションでハゲの言葉を盗み聞いた。「今後はカードを肌身離さず持っておれ」といってたので、次ターゲットである5人目のカードホルダー、ハワード・スクデリも自分で持ってるはずである。スクデリ氏の家には大きなフェンスがあり、見張りとガード犬がワンサカいる。またローランドが郡の測量事務所からパクった図面によれば、彼の家にはスーパー級の先端セキュリティシステムが敷かれているとわかった。

マイケルがこれをダマすやり方を説明した。警報の電源を切るんでなく、電流を倍にしてやれば警報システムはシャットダウンしちゃうのだ。と(おれって頭いいだろ的口調で)説明したんだけど、いまいちチームの士気はあがらない。ベリックとローランドが不安顔でゴネた。マホーンが切り捨てられる非情さを見た直後であるし、マホーンがしゃべっちゃうんじゃないかという不安もある。だれも捕まりたくないから。マイケルは「マホーンの話をしても始まらない。彼を出すことはできない。おしまい!」とカツを入れたんだが、いまいちというか。

T-Bag。図鑑から出てきた見取り図みたいなもんと『8x10』ていうのをヒントに部屋の中をウロウロ。歩幅を測ったりしつつ、倉庫みたいな小部屋に目をつける。ここになにかが隠されているんだろうか。壁を叩いたりしてたら、アンディがまたきた。

「あなたたの書類をもっと調べたヨ。詐欺師だろおまえは!いますぐ説明をしろ。さもないと警察を呼ぶ」といわれて焦りまくり。謎解きは中断。お色気受付嬢のトリシェインに「アバヨ」といい、哀れな姿でアタフタと逃げていくのであった。そこらじゅうの指紋を拭き取るような努力をしたが、出ていくときにモロにガラス扉に触れていたのであまり意味はなさそうである。

マイケルたち。リンクが必要な道具を持ってきた。これから男たちはでかける。マイケルは留守番役のサラとちょびっとしゃべった。

Michael: I guess we're gonna leave him in jail.
Sarah: Is that a statement or a question?
Michael: It's just if something happens to Alex... if, uh, if the Company finds him...
Sarah: If the roles were reversed and you were the one locked up, you really think Alex would risk it all to get you out? I mean... I don't know.. but he's a Federal agent and I think he'd finish what he started. I think he'd bring the Company down.

マイケル: ぼくたちは彼を見捨てる。
サラ: そう決めたってこと?それとも質問したいの?
マイケル: アレクスになにかが起きて、カンパニーが知ったら... 。
サラ: もし逆の立場であなたが捕まったとしたら、アレクスはあなたを助けようとするだろうか。彼はカンパニーをブチ壊したいといまも願ってるだろう。初志貫徹したかっただろうにね。

マイケルはうむーと複雑顔になった。

ワイアット。警察署に登場。受付にある面会記録を盗み見て、セルフが『フランク・ズワン』に会いに来たと知った。応対した警官に家族の友達だと名乗り、面会を求めたがだめだった。「罪状認否手続きのために移送する」だそうである。ワイアットは移送先を聞きだした。というようすは檻の中にいるマホーンから見えている。

マホーンは留置場内からマイケルに緊急コール。「ワイアットが現れた」と聞いたマイケルは「すぐにセルフに行ってもらおう」と提案したが、マホーンはすでに覚悟を決めてしまったようであり「おれはいい。おれはなにもしゃべらない。だから頼みを聞いてくれ」と悲痛な顔。「あのワイアット、あの冷血SOBを必ず殺してくれ。そしてそのあとパムに電話をして『ぜんぶ終わった』と知らせてやってくれ。それだけ頼むわ!」とお願いした。マイケルは約束した。

グレチェン。姉の家からどっかに電話。「わたしは彼の妻です。ショックでたまりません。午後そちらにうかがいます」と話して切った。どこにいくんでしょう。彼女は行動開始する前に姉にお礼をいってお別れ。姉は彼女のただならぬ空気を察して止めようとするが、グレチェンは "I'm who I am." と決死顔。

グレチェンには実の娘がいたと明かされた。姉の家には小さな女の子、エミリーっていうのがいて、本人はグレチェンを叔母だと思っている。グレチェンはエミリーにサヨナラした。自殺に失敗して肉親に会いにいったケラーマンが思いだされます。

グレチェンは死んだウィスラーの妻になりすまして、所持品を回収しようとしたんだが「IDの姓がちがうからだめ。書類を用意してください」といわれた。パンチ一発。相手はコテン。目的物を手に入れた。所持品の中の電話の留守メッセージを聞いた。それは不動産屋が「お支払いが確認できました。お部屋にいつでもどうぞ」っていう内容だった。

セルフが自分のオフィスに戻り、PCをつけたら、マイケルたちがとある場所に集結してるのがわかってギョッとした。電話。「そんなところでナニしてやがる?」「終わったら電話する」てわけで、やっぱりマホーンを見捨てることはできないマイケルであった。

またこのシーンでは、セルフがどっかに電話して奥さんのメッセージを聞いていた。「今夜はポークチョップよ」というスィートな伝言だが、ホームドラマじゃないんだからなんかあるんだろう。奥さんはさらわれちゃうんだろうか。あるいは、まさか、大昔に死んだ(or 別れた?)ひとの声を聞いて自分を慰めているという意味だったりして。みてりゃそのうちわかるでしょう。

マイケルとリンク。マホーンの移送先ビルの屋外配電パネルに侵入。救出作戦の準備をする。マホーンが罪状認否手続きのために法廷に連行されると、近親者席にワイアットが現れた。すぐにお互いは気づいて激しく視線ビームを交換する。スクレもいる。しばらくするとサラが黒スーツでツカツカ入ってきて、近親者席を通り越し、弁護士の席に座った。自分は弁護士であると名乗り「彼の母親から頼まれた」と国選弁護人から資料をもらってバトンタッチ。競馬場のアンダーカバーよりこっちのほうが板についてます。

スクレが外にいるマイケルとリンクに合図をすると、建物内の電源がバチバチバチーンと鳴ってショート停電。電流をたくさん流すっていってたヤツをこっちに使ったのだな。人々はわーわーわめいてパニクるのであり、ドサクサにまぎれてマホーン救出成功。ふぅ。悔しがるワイアットが指で銃を射つ真似をするという演出があった。

救出してもらったマホーンは作戦室に帰ると、じつにまったくしみじみとした口調で「ありがとう」といった。みんなは無言で去った。このドラマのみなさんは全員が高倉健キャラである。みんなはスタスタと去っていったが、サラが寄ってきてなにかを渡した。それは彼が警察署で取られた指紋だった。感謝である。マホーンはその後、外に出てどっかに電話。相手はワイアット。前回ゲットした番号にかけてみた。

Alex: I got your message.
Wyatt: I was wondering when you were going to call.
Alex: You told my wife you wanted me to turn myself in. So, uh, why don't you tell me where to go and I'll meet you? Let's get this over with.
Wyatt: This thing is far from over, Alex. First I find Sara Tancredi here, Then you. Seems like there's a great deal of things for us to talk about.
Alex: Oh, no. No, no, no. There's only one thing for you and I to discuss.
Wyatt: You worked for the Company once, Alex. You should know better than to take things so personally.
Alex: I'm gonna wrap this up, Just in case you decided to trace this call, But I promise you... We will meet again, and when we do, I'm going to show you just how personal things can get. Oh, yeah.

長々としゃべってるが、要は「おぼえていやがれくそったれ」という主旨の電話である。「personalじゃないヨ」っていうのはたしかケラーマンもいってましたね。サラに首絞めされたエピで。電車の中のシーン。マホーンは単に相手に文句をいうためだけに電話したんでしょうか。冷静な彼がそれだけのためにそんなことをするだろうかと思ったりもしますが。

マホーンは電話を切ると、電話番号のメモをクシャポイした。それをローランドが拾った。ゴミ箱漁りはハッカーの基礎コースである。彼はなにするんでしょう。

T-Bag。自分の部屋に戻った。大焦りまくりの冷や汗ダラダラで必要なモンをかき集めてサッサとトンヅラ。しようと思ったら、ガツンと横パンチされてひっくりかえった。女王様のヒールが顔にぐりぐり。「だれだおまえは?」とグレチェンの声がする。

また来週〜。

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