サンクスギビングデー。

軍用機が飛来し、空から物資が降ってきた。開けてみたら、食料、医療品などがどっさり。それらは中国製のようであり、中にはビラがあって「中国人は友達です」と書かれてある。中国がアメリカに核攻撃し、生存者たちに物資を配っているのか。と見えるが、真相はわからず。ジェイクはジェットは70年代のロシア製だったと述べた。

人々は物資に群がるが、グリーン市長は「危険かもしれぬ」といったんそれらを集めて検査した後に平等に分配するという。グレイは反抗的で「みんな腹ペコである」といってビスケット（かな）をその場で食ってみせた。グレイは再選挙の準備を進めているが、いまはグリーンが市長なので従うしかない。グリーンがジェイクたちと話し合ってる最中に、人々がいくつかをかすめとっていったが、補給物資の大半は一カ所に集められた。

これの保管場所としてグレイシーの店の倉庫に置かせてもらおうとグリーンが頼みにいったら、ジョナがいた。ジョナとグレイシーは取引したようであり、なにやらゴニョゴニョやっている。ジョナが約束通りにしないのでグレイシーは怒っているようだ。そこにグリーンがきて「ここの倉庫を使わせて」といったら、グレイシーはジョナに「取引は終了」と告げた。ジョナと子分のミッチェルはムカッ腹を立てて出ていった。

スタンレイの農場にも2つのコンテナが落下した。ひとつは食料で、もうひとつは大型の発電機だった。発電機はスゴいゾとジェイクたちに知らせようと思ったら、その前にジョナの子分たちに横取りされた。ジェイクたちがジョナから取り戻そうとしてたらば、その前にエミリーが勝手に父ジョナの家の敷地に潜入、彼女は強引にトラックを運転してバリケードを破って取り返してきた。ジェイクは「危ない事をするな」とエミリーに怒り、ジョナはグレイシーにバカにされるわ、実の娘に邪魔されちゃうわで、チンピラ子分たち（特にミッチェル）の不評を買った。

空から降ってきた物資をグレイシーの店の倉庫に集めたところで、パラシュートの布にマイクロチップが隠されているのをジェイクが発見した。それを見たロバートは、これは位置情報を知るためのマイクロチップで、アメリカ空軍製であると教えた。見ためは中国からの物資補給なんだけど、そいつらはアメリカの武器を持っている？てわけで謎である。

スタンレイはジョナの子分たちにボコボコにされて傷だらけになったが、ミミと仲良くなった。「サンクスギビングのターキーはないけど、マルガリータはあるぜ」と乾杯してキス。エイプリルが妊娠したと知ったエリックは妻と完全破局。彼は父母に逆らって家を出る模様。

ラストでは、サンクスギビングを人々が慎ましやかに過ごす中、グレイシーがひとりで店にいたところを覆面姿の男に刺殺された。

冒頭シーンで、ロバート・ホーキンズが息子に「今年のサンクスギビングはパパもいっしょだ」と喜び、それに対して「かつてパパがいた場所はサンクスギビングがなかったからね」といっていた。彼は中国にいたんだろうか？