Ravenwoodがジェリコにきた。元は政府に雇われた傭兵団だが、いまは雇い主を無視して殺戮&略奪集団と化している。最初に知ったのが町はずれで農場をやっているスタンレイで、彼は深夜にハンビーに乗る兵士のような男たちを見て、こりゃやばいとジェイクに知らせた。前回のエピでジェイクは兄エリックとRouge Riverの病院に行ってRavenwoodと遭遇したが、そのときにエリックが忘れた財布の中のIDによって、彼らはジェリコの場所を嗅ぎつけたと思われる。

ジェイクはグレイやロバートたちに知らせて、彼らは大急ぎで橋の上にバリケートを築いた。やがて敵がやってきて抵抗する市民たちを見た。「我々は政府の仕事をしているんだからここを通らせろ」というが、ジェイクたちは信じない。拒否した。そしたら「4時間後にもう一度くる。そのときまでにバリケートを片づけとけ。そうしなければ武力公使で突破する」といって去った。

Ravenwoodは傭兵集団であり、強力な武器を持っている。ジェリコの男たちが銃で武装しても勝てるムードではない。このまま町に侵入されたら皆殺しにされちゃうから橋を爆破してしまえと意見が一致する。グレイも賛成した。グレイはジェイクの父グリーン市長の政敵だが、グリーンが病気で倒れたので、現在は実質的に彼がリーダー役になっている。

橋を爆破すると外からの侵入を阻止できるが、こっちから外に出れなくなるのでジェリコ側としても痛い。殺されるよりはマシであろうとそう決めたのだが、兄エリックだけが爆破に反対する。彼だけがその場で応戦しようという。やがて父グリーンが意識を回復し、町の生命線である橋が爆破されそうだと聞いて「ヤメロ」と反対する。グリーンはRavenwoodの怖さをわかっていないのだ。意見は対立して仲間割れ気味となるが、ジェイクたちは爆弾を強行設置。敵を待ち受けた。

橋の上。ジェイクとRavenwoodのリーダーが対決する。爆破するぞと脅して一触即発になったところで、エリックがジョナ（町外れに住む地元ヤクザのボス。ジェイクと因縁あり。7話で初登場）を連れてきた。彼の加勢を得て、Ravenwoodは引いた。というわけで、橋を爆破することなく敵の侵入を防いだ。

だが、いつまた戻ってくるかという不安があるので、次はどうするんだという話になり、ジェイクとグレイ他大方は「橋を爆破すべきだ」といい、グリーンとエリック、スタンレイは「応戦すべきだ」といって意見は対立する。スタンレイは町外れの農場をやってるので、橋を爆破したら親から受け継いだ家を放棄しなくてはならないので、橋を死守したいのである。グリーンは回復して市長職に戻ったが、彼のリーダーシップは弱体化している模様。現在、橋の上ではバリケートが築かれ、昼夜を問わず見張りが置かれている。その夜、グリーンは息子ジェイクに「おまえはグレイに利用されてるぞ」と不満を述べ、ジェイクは「防衛するための部隊が必要だ」と述べた。

一方、今日はエミリーの結婚予定日であった。だが、ロジャーは行方知れずである。これに同情したヘザーがなにか特別なお祝いをするべきだといって、ハイキングに行こうといってたが、結局、バーで酒を飲むことになった。2人はグデングデンに酔っぱらう。エミリーのフラッシュバックやビジョンが挿入され、ハンサムロジャーが初登場する。最後にはロジャーがエミリーの白昼夢に現れ「きみはほんとうにジェリコが好きなんだね」と優しくいって2人はキスをした。それはなんだか死んだ人の霊がお別れにきたようでもある。エミリーとヘザーがバーで酔っぱらうシーンでは、前回ジェイクたちが病院で拾ってきた医者、Dr. Kenchyがいた。彼は酒を飲みながら外の世界の悲惨さを語った。

エリックの妻エイプリルは妊娠したことを夫に話そうとしたらば、彼はそれを聞く前に浮気してると告白。「メアリーを愛している」なんていうのでSOBと怒られ、2人は決裂。エリックは家を出てくらしいが、彼は妻が妊娠したことを知らない。

ラストではひとりで教会にきたエミリーがするはずだったウェディングに想いを馳せる。ジェイクが登場。彼らは10代の頃に付き合ってて「おれたち結婚しようよ」発言をしたらしい。それを2人で懐かしく思い出す。キスしちゃうのかと思ったら、そのジェイクもまた彼女のビジョンであった。