SPOILER!!!
ネタバレ強です!!!
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とつぜん電気が戻り、町中の電話が鳴りだした。みんな出てみる。それは Homeland Security（国土安全保障省 :: 対テロに特化した合衆国の機関）からと名乗る録音メッセージで「そこが安全であるならどうか動かずその場所に待機して下さい。追ってまもなく発表があります」という内容。すべての人が同じ録音を聞いた。また、テレビやインターネットには「緊急警告システム スタンバイしてください」という同じロゴが出てくるようになった。政府からアナウンスがあるのはうれしいが、実質なにもわからないので人々の不安は増す。

ジェイクが父のオフィスに行ったら、あの電話の録音メッセージは Topeka から発信されていると教わった。電話は使えるようになったものの、人々がいっせいにかけ始めたのでラインはパンク中だという。

ホーキンズは娘のアリソンに「バスタブをきれいにして水を入れてておけ」と命令口調でいうので、娘はプイと横をむいてどこかにいってしまう。それを見ていた妻は「あんたの部下じゃないのだからもう少し言い方ってもんがあるでしょうが」と非難するが、彼は「あとどれだけ私はここにとどまっていられるかわからない。だから彼女にはいま教えておかねばならんのだ」なんていう。彼はどこにいくんだろう。

ジェイクはやることがないので家に帰ってきた。ここでの母との会話は重い。彼が過去にとんでもないことをやらかして親に迷惑をかけたんだなということがわかるがその内容は依然不明。ナニをやらかしたんでしょうね。母は「お父さんにきちんと話しなさい。この家は大きなヒミツを隠しておくには小さすぎる」なんて意味深なことをいう。

こちらは学校の図書館。久しぶりに電気が戻って、子供たちがやってきたようす。教師のヘザーがいて、エミリーもそこにいる。ここでとつぜん電源絡みのトラブルが起こり（漏電？）、電線がショートして火災が発生。落ちてきた電線に触れたエミリーが感電ショックで昏倒失神。すぐに医師のエイプリルがきてくれたんだけど、ヘザーは生徒のひとりがいないことに気づいて火災中の図書館の中にひとりで入る。消防車がきた。漏電の事故なので彼らはすぐに放水できない。このまま放水してしまうと新たな感電事故が発生する危険があるからだ。なのでビルの電源を落した。そしたら今度は消防ポンプの水圧も落ちて放水できなくなった。

現場にいたジェイクはスタンレイといっしょに町外れの給水塔にきゅうきょ向う。そこにあるでっかいバルブを開ければ電源を落しつつ放水できるってことを彼は知ってるんだけど、スタンレイはなんでジェイクがそんなことを知ってるんだと不思議に思う。

その頃、ホーキンズは自宅庭で衛星アンテナを設置し、またなにか怪しい動きをしている。それにはなにかのデバイスとラップトップがつながっていて、ラップトップ画面にはみんなが見てると同じ「緊急警告システム」の画面が出てるわけだが、なにかトリックがあるみたいで、彼がある操作をするとパスワード入力画面が出た。彼はアメックスのクレジットカードを出し、それを逆さまにしてパスワードを入力すると秘密のウェブサイトが出てきた。ロシア語のように見える。

こちらは給水塔のジェイクとスタンレイ。バルブが固くて回らないので、スタンレイがクルマからライフルを持ってきた。それをテコにして「ヨイショー」とやったらやっと回った。ジェイクが塔のてっぺんに昇ってライフルのスコープで見てみたら、消防士が放水してるとこが見えた。成功したみたいだ。ヤッターと思って、別の方角を見渡したら他にも火災が発生していて、それはジェイクの兄のエリックの自宅の隣家であった。また別の方角をチェックしたらば、ジェイクは偶然にもホーキンズが自宅庭で衛星アンテナをたててラップトップで作業するところをばっちり目撃。彼はショックを受ける。ホーキンズもジェイクの姿を見た。

ジェイクたちが給水塔でジタバタしてる間に、火災現場の方は火の手が回ってかなりやばくなり、エリックが消防服を着て中にいるヘザーたちを助けにいく。図書館の一室でヘザーと子供を発見。煙で充満する部屋に閉じ込められてピンチ〜と思ったところで、ジェイクの作戦がうまくいって放水が始まり、エリックたちは外に出られた。外で心配してたエイプリルはエリックの勇気ある行動を見てだいぶ彼を見直したようであるというオマケもついてよかったネ。

だが、まだ予断許さず。ジェイクは図書館に戻り、エリックに「アニキんちの隣も燃えてるぞ！」と告げるんだけど、エリックは「こっちの火災を鎮火するまではそっちに行けん」という。それを聞いたエイプリルは夫が自己犠牲の人であると知り、ますます見直したようす。

ジェリコには消防車が1台しかないらしい。ジェイクは図書館はアニキに任せ、じぶんは消防ホースといくつかの備品だけを持ってアニキの家に向おうとしたところで、ホーキンズが行く手をさえぎった。2人は緊張モード。ジェイクは彼を問いつめたいんだけど、いまは火災鎮火が優先である。その気持ちを察してか、ホーキンズは「助けがいるなら手伝う」と申し出る。2人はいっしょにエリックの家に行く。

近所の家にプールがあって、そこから水をひっぱって放水しようとジェイクが提案。ここでも彼は馴れた調子でホーキンズに指示する。ホーキンズが「なんでそんなこと知ってるの？」と聞くと「昔、プールの管理人やってたからネ」なんてまたいいかげんなことをいう。結局、このときはジェイクの計画は電源のパワーが足らなくてうまくいかないんだけど、ホーキンズがすかさず自分のクルマを持ってきて、後ろを開けるとコンセントがあり「これをつかえばよい」なんてピンチを切り抜けるのを見たジェイクが「なんでそんなこと知ってるの？」と聞くと、こんどはホーキンズが「昔プールで働いてたからネ」なんて答えて、2人の視線は複雑に絡み合う。お互いに「おまえはナニモノ？」と相手の顔をまじまじと見る。

ともあれこっちの火災も沈静した。図書館も鎮火し、エリックとエイプリルが家に戻ってきたら半焼状態。2人は家の中に入るんだが、ここでエリックが偶然に離婚の書類を見つけて唖然とする。この2人はずっとうまくいってなくて、彼女は密かに離婚の準備をすすめてたらしい。でも今日の夫の働きを見た彼女は「もういちど〜」なんていって、2人は仲直りした。

ともあれ2件の火災は沈静し、よかったよかったとみんなはバーにいったら、いままで映っていた「緊急〜」の映像がとつぜん変わって、ホワイトハウスのプレスカンファレンスらしき映像に切り替わる。みんなの目はクギづけになる。いまは誰も映っていないが、だれか政府の人間が現れてなにかをしゃべるんだろうかと期待させる。

その頃、ジェイクは家に戻って父と対面していた。父は体が悪いので家にいて事態の報告を受け取っていたのだ。2人はジェイクが家を飛び出したことについて重い会話をするんだが、具体的なことは大して出てこないので私たちはまたジラされる。とにかくジェイクは父と確執があって家を飛び出したらしい。そして彼は「ぼくはただサンディエゴにいたわけではない」という。んじゃどこでなにをしてたんだという点が視聴者には気になるところだが、その先はナシ。父は「バカ息子は出て行った。そしていま頼れる男が帰ってきた。それでいいじゃないか」なんてことを述べ、昔のことを水に流すようである。フム。

その頃、ホーキンズは自宅にいてまた例のラップトップでなんかやっている。ジェイクのパスポート記録を彼は調べている。彼のバックグラウンドを調べているんだな。

再びジェイクの家。エリックたちの家が焼けたのでこの兄夫婦は実家に戻ってきた。そしてジェイクもいて、久しぶりに家族が顔を揃えてディナーをする。食事の内容は粗末であるが、いいかんじ。そこにスタンレイが闖入。彼は「バーのテレビの映像が急に変わった」と市長に知らせにきた。みんなディナーを中断してバーに出かける。エリックはバーの店主のメアリーが浮気相手なのでほんとは行きたくないんだが、事態は重要であるからして彼もいっしょにいく。バーに行くとみんなテレビを注視している。

するととつぜん地震だろうか、地響きがしてみんなはびっくりする。外に出てみたら夜空にミサイル（?）が飛んでいくのが見えた。人々はまた怯える。

※感想

1週間ほど遅れてしまいましたが、5話のエピガイをアプしました。いま6話までオンエアされているので、ぼちぼち続けてそっちもアプします。追いつけるかな。

なかなかおもしろくなってきたんじゃないですか。ジェイクの過去にますます興味津々ですネ。彼は1話では、ケガした子供を緊急処置するという手際の良さを見せ、今回は給水ポンプのカラクリをササッと解いて専門知識を披露するというマルチぶりはやっぱり軍関係？スパイだったとか？今後のジェイクとホーキンズの絡みがおもしろそうです。

本筋と関係なさそうなぶぶんはいくつかハショりましたです。ワガママ娘のスカイラーと無口少年デイル君が急接近の模様。スタンレイとミミもチョイ接近。そういえば、スタンレイの妹のボニーが出てませんでしたね。