date: 10/03 20:03
ャーリィが博士に「モーテルまで送ります」と連れ出そうとしたらば「そのまえにチト用事が」という。彼はアストリッドのデスクに連れていってもらって、彼女に謝罪した。「あのようにするしかなかったのです。ほんとうにごめんなさいでした。もしそれでお気が済むようでしたら、わたしに注射をしてくださってかまいません」といったんだけど、許してもらえなかった。謝罪の仕方も子供ぢみている。アストリッドは(はいはいそうですか)という顔でシカトした。そりゃそうだわな。彼女はずっと博士に優しくしてあげていたんだから。
オリヴィアはブロイルズからその後の顛末を教わった。やはりジェイコブソンが述べた通り、謎のシリンダー物体は消えちゃったそうである。FBIは穴を掘ってみたけどなにも発見できなかった。
さらにブロイルズは「シューター(ニット帽男)のIDを特定した」と述べた。ジョン・モーズリィ。先月シアトルで起った2件の殺人事件で手配中だった。ドラッグ絡みの前科があるという。まったく謎だらけである。事件解決したとはいえないムニューな結果に終わってしまった。オリヴィアはぐったり。
と思ったら、あっちからもっとぐったり顔が現れた。ピーターである。おなかにでっかい絆創膏を貼られてヨタヨタと病室から出てきた。ブロイルズは「わたしはこれからNSAのうるさい連中に説明しなくちゃいけない」と述べ(ボスはつらいよ)という顔で去っていった。
オリヴィアはピーターに「帰る準備できた?」と聞いた。その口調は、なんというか(あなたをとどめておけないことはよおくわかった)という風であるが、ここにきてピーターのきぶんは朝とはまるで変わったみたいである。
彼は林の中で "observer" に出会ったときの不思議体験を告白した。それは名状しがたい異様さだった。相手はピーターがしゃべる前からピーターの言葉を言い当てた。まるで彼が自分の頭に居座っているような不思議な感覚だった。自分はこれまで『パターン』なんて半信半疑だった。でもあの異様体験を経たいま、世の中には自分の知識を遥かに上回ることがあるもんだと身に沁みてわかった。そのように思ったら、ウォルターがいってた「これは始まりにすぎない」という言葉がとても大きく思えてきた。だからぼくはやめません。謎が解けて自分が納得できるまでやめないことにした。だそうである。
オリヴィアはピーターに贈り物をした。それはきちんとした身分を表すID。
Civilian consultant to the Department of Homeland Security.
という名称のパスをもらったピーターはうれしくなった。『Homeland Security民間人顧問』ていうIDカードはちょとかっこいい。
夜。ホテル。ビショップ父息子の意味深会話。
Peter: So let me tell you about my day, Walter. I was abducted, tortured, had two wires shoved up my nose that were connected to a machine I've never seen before. But maybe the strangest part of the day is that somehow, without talking, I was able to answer a question that I didn't have the answer to.
Walter: Where did I buried the capsule?
Peter: How did I kno
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