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フリンジ :: 1-04 :: The Arrival :: ネタバレ

date: 10/03 20:03

でも得意なことがあるんだよ。それはゲーム。集中して、記憶して、物事をつなぎあわせて考えるのが得意なの。

このひかえめな口調が彼女らしくていいですね。オリヴィアは次に別の写真をだした。彼女が「ほら!」と見せたのは、2週間前に病院で撮影されたビデオ映像の写真。これはたぶん『1-02 :: The Same Old Story』の急成長ベイビーのエピソードだろうか。それを見たらば、なんと同じハゲが病院の廊下でひっそりと立っているではないか!20年を経たあっちとこっちに同じ人物がいたのである。

おぉ。すごい!大発見をしたオリヴィアは「このハゲ!」と驚喜した。さっそくFBIに直行してブロイルズにこれを知らせた(ブロイルズもハゲですけどね)。したらば、ブロイルズは「うむ」と答えて、別の部屋に案内した。そこには壁中に現場写真が貼られていて、それらはぜんぶ『パターン』絡みの事件なのだけれど、そのぜんぶにハゲが映っているのだ。謎のハゲは目立たないスーツ姿で、あらゆる『パターン』現場に現れる。彼はただそこにいて、ぢーと粘着視線を送っているのだ。おびたたしい数の写真を見てると『ウォーリーをさがせ』みたいである。

私はエピガイを書くにあたり『ウォーリーハゲ』という呼び名をすぐに思いついたんだけど、次のブロイルズの台詞を聞いてとても残念に思った。「我々はこの男を "observer(みているひと)"と呼んでいる」だそうである。FBIはセンスがねーなーと思ったんだけど、これは仕方がないので、私もこれからは "observer" と呼ぼうと思う。

ブロイルズによれば、"observer" の存在は1年前から知られており、あらゆるデータベースに照合してみたけれどIDが特定できない。彼は常に『パターン』の事件現場に現れる。そしてぢっと見ている。その目的は不明。なんだそうだ。ブロイルズはオリヴィアを褒めた。「我々は1年かかったのに、君は3週間でわかったのか」と賞賛のお言葉。

という進展を見せる中、別の場所では正体不明のわるもん男が密かに行動していた。男はシリンダー物体を手に入れたがっている。ニット帽を被り、兵士のような体格。単独で行動し、衝撃波を発する未来的な銃で武装している。男は最初FBIの秘密倉庫を襲った。捜査員と見張り兵士をダダーと一掃し、ブツの回収を図ったが、すでに移送されたあとだった。

男は次にジェイコブソン(オリヴィアに昔の事件の資料をくれたひと)を襲った。自宅に突入。拘束。男は独自の拷問道具を持参しており、機械につながるワイヤをジェイコブソンの鼻に差した。ダイヤルをいぢるとジェイコブソンは絶叫。よくわかんないが高度な拷問ツールみたいである。

このシーンを見る限り、男が使った拷問ツールは『人間が心に思い浮かべた情報を知ることができる』という機能があるようにみえる。男は耳にイヤホンをする。「おまえに会いにきた女のことを考えろ」と命じて、ダイヤルをいぢくるとジェイコブソンはウギャーと悶絶する。「考えろ」と何度も責める。それを繰り返したら、やがて目的を達したようであり、おまえは用済みと衝撃波銃をドカンと撃って去っていった。殺したのかどうか不明。

こちらはオリヴィア。FBIの秘密倉庫が襲われたと聞いてまぁたいへん。敵がナニモノかわからないが、ハーバードのラボが危険である。ピーターに緊急コールし、すぐにシリンダー物体を移送させると知らせた。こりゃヤバいと緊張するピーターから事態を聞いた博士はウグッと黙って考えた。ぢーと考え込んだのち「いますぐアルミホイルを持

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