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フリンジ :: 1-01 :: Pilot :: ネタバレ

date: 9/22 06:07

ズラズラと話し「わたしといっしょにきたまえ。君のクリアランスを...」といいかけたところで、オリヴィアは興奮して立ち上がった。「もう聞きたくない!」。彼女はヤバいムードを察したのだ。

ブロイルズは続けた。彼はオリヴィアをスカウトしにきたのである。「これらの現象は『パターン』と呼ばれている。まるでどこかのだれかが地球をラボ代わりにして実験しているようじゃないか。いまの君ならわかるはずだ」「そんなのわかりたくもない!」「これはとてもだいじな仕事だぞ」「わたしはいまの仕事が気に入っている。一般人のままでいいんだ。普通の仕事をする暮しに戻りたい」「それは無理ってもんだ」

てわけで、シャープ女史がいってた『パターン』の意味がわかってきました。組織を超えた組織みたいなのがどっかにあって、こっそり『パターン』を研究しているようです。

スコット捜査官は輸血を受けて意識を取り戻した。わーいと喜ぶオリヴィアを見て「君の夢を見たよ」といった。皮膚の異常はまだ変わらずだが、少しづつ回復するみたいである。みんなは喜んだが、博士だけはなんだか複雑な顔である。彼は精神病院に戻されるのを心配してるのだろう(たぶん)。スコットは普通の病院に移された。

同じ病院に容疑者であるスティーグもいる。彼は犯罪者だからもちろん見張りつきだが。スティーグはオリヴィアの顔を見ると「薬品の名前はぜんぶ教えた」といい、オリヴィアは「心配するな。訴追免除の件は覚えている。だが質問はまだある。あなたはなぜ実の兄弟を見殺しにしたのか?またあなたの依頼主はだれか?」と聞いたら、相手はえらいことをいいだした。「金なんかもらってない。あなたのオフィスにいる人間に脅されたんだ」「なにぃい!」「うそじゃない。そのときの会話を録音した。テープは地下に埋めたよ」

彼の証言通りテープを発見。聞いてみた↓

「我々は約束しただろう?」「新たな買い手が出てきたんだよ。今日の飛行機事件はデモンストレーションである」「目立ちすぎだ。我々はこんなものに関わりたくない。他のだれにも売るな。そうじゃないと我々はおまえを追いかけるぞ」「おれがおまえらを追いかけてやる」「おれは自分の兄弟を見殺しにするんだぞ。脅しが効くと思うか」「わかったよ。おまえを家族のように扱ってやる」

「おまえを家族のように〜」の声はスコット捜査官。がびーん。

このシーンではテープの他にパスポートなんかもあった。逃亡用ってことだろうか。

同じ頃、ずいぶん回復したスコットは病院でむっくと起きあがると、その足でスティーグを殺害。一方、オリヴィアは同僚チャーリィにコール。スティーグの安否を確認させたが遅かった。死体。スコット逃亡。オリヴィアが追ってカーチェイス。ドッカーン。彼は逃げ切れずに激突自爆。死に際、オリヴィアに「ブロイルズがなぜ君を倉庫に行かせたか考えろ」といった。「わからない。あなたはだれと通じていたのか」と聞いたが、ガクンと死亡した。

スコットの死を知ったチャーリィが意味深なことをいった。世の不条理を嘆くこの台詞はディックぽいなと思った("We're obsolete." なんて特に)↓

Job isn't what it was ten years ago. We're supposed to protect a world where one breath of the wrong air can

incinerate you from the inside out. I mean, how do we protect people when corporations have higher security clearance

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