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フリンジ :: 1-01 :: Pilot :: ネタバレ

date: 9/22 06:07

に大いに感謝しとります」とおおまじめに述べた。ひぃい。

もう逃げられない状態になってコレである。タンクは閉められた。ヒデー。と思ったら、次のシーンでは、オリヴィアの助手のファーンズワースっていう若い女の子を呼び、先生みたいな口調で「君もみたまえ」なんていってうれしそうであり、実験にわくわく。ファーンズワースが「わたし、ダナム捜査官の助手です」と自己紹介したらば「ダナムってだれ?」と聞き返した。自分が感謝すべき相手の名前を忘れていたという事実に反省なんかするわけない。そして、さらに自分の名前もパッと出てこないという、さすがとしかいいようのない大物ぶりを披露した。天才は違うな。ひとの名前なんて俗物的なもんには気を遣わないんだな。

博士はファーンズワース助手を従え、いろんな計測機器を見せて専門用語をズラズラ並べて説明した。「さて、次はどうするの?」とピーターが聞いた。「待つのみ」だそうである。しばらくしたら、ディスプレイの計測値がガタガタ揺れだした。オリヴィアは夢を見始めた。

それは夢なので脈絡のないイメージの連続である。スクラップ置き場みたいな場所 → どっかの部屋 → 空に伯父さんのカヤックが浮かんでいるのを見た → 墓場 → ジョンの声が聞こえた → 砂漠 → 彼が現れた → 彼とキスした → 足元にはFBIのロゴ → ジョンが「寒いよ」という。

彼女はジョンに「倉庫にいた男の顔をわたしに見せろ」と頼んだ。倉庫のときのジョンの視界がリプレイされる。一瞬、男の顔が見えた。次のシーンでは、ピーターたちはあわただしくオリヴィアをタンクから出して緊急処置をしている。彼女は目を覚ました。「わたしは見た!」と叫んだ。ふぅ。あぶなかったー。

大急ぎで似顔絵をつくった。データベースに照会したらば、なんと627便の乗客のひとりとマッチした。彼の名はモーガン・スティーグ。彼には双子の兄弟がいた。こちらはリチャード・スティーグ。現住所わからず。あるのは雇用履歴のみ。彼は『マッシヴ・ダイナミクス』の元社員とわかった。おぉ。手がかりがつながったー。

『マッシヴ・ダイナミクス』にいったら、これでもベル氏は出てこない。代わりにニナ・シャープていう女性重役が応対した。「貴社の元従業員リチャード・スティーグは目下のところ最重要容疑者である。彼は貴社で得られた情報を元に、毒物を開発したのかもしれない。それは彼の双子の兄弟が持っていたインシュリン注射を経由して、機内に拡散したと推察できる」と教えてやった。

相手はダニエルという部下を呼び「リチャード・スティーグに関するすべての資料をダナム捜査官に渡しなさい」と指示。資料が届くのを待つあいだ、シャープはいくつかの情報を話した。

「リチャード・スティーグは、兵器開発の研究ラボで働いていました。3ヶ月前、彼は機密書類を持ちだそうとしたのがバレて解雇された。そのとき我々はきちんとと当局に通報した。もし今回の事件で、我が社の名前、あるいはベル博士の名前をだしたら、うちの弁護士は黙っちゃいないでしょう」「あなたはどれくらいの期間ここで働いているんですか」「16年。わたしは『マッシヴ・ダイナミクス』にとても感謝しています。誇張でなくほんとうに。わたしはランナーでした。1997年のボストンマラソン。わたしは違和感を覚えた。わたしの異常に気づいたベル博士はCATスキャンをするようにいい、ガンだとわかったんです」

ここまで話すとシャープ女史は自分の右腕のカバーを外した。それは義手だった。ターミネーターみたいに精巧なヤツである。ちゃんと指が動く(T-Bagが見たら欲しがるだろうが、ここはカンパニーじゃないのだ)。

「わたしは片

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