date: 10/04 18:59
であり、なにもかも捨ててランナウェイの覚悟を決めた。ジョンに「あなたはわたしを連れだしてくれるといった。いまそれをやってくれ」と頼んだ。
ジョンは理由を聞く代わりに、リングをだしてプロポーズをした。スィートである。と思ったら、そこに『サミュエルじつは悪魔』がやってきた。「うちの娘にナニしてやがる」と激高。口論になったら、ジョンをヒョイと殺した。ひぃ。
恋人が虫ケラみたいに殺されるのを見たメアリーは放心アゼンとする。「こ、ころさなくても!」。悪魔は人間に憎しみを植えつけるのがうれしくてたまらないといったようすであり「死んだのはジョンだけじゃないヨ。ママもパパも殺してやった」といっておなかの傷を見せた。
メアリーは事態を把握した。目の前にいる父そっくりの悪魔が3人を殺したとわかった。悪魔は契約を申し出る。それはジョンを生き返らせる代わりに、10年経ったら家に入れろっていう話である。悪魔がいったこと↓
「10年後におれを家に入れてくれさえすればよい。それを約束するだけで、おまえの望む幸せがぜんぶ手に入る。白いフェンスのある家、ステーションワゴン、子供たち。だれも傷つかない。ハンター人生とはオサラバして幸福に生きたらよい。それがいやだっていうのなら、君はひとりぼっちで絶望人生を歩む。どっちがいいの?答えは決まってるよね?」なんていわれて、泣く泣く受け入れた。契約完了。ジョンは生き返った。
ていうわけなのだった。結局のところ、ディーンはまったく無力だったのであり、悪魔は望むものを手に入れて去った。
現在に戻った。天使がそこにいて、意図を明かした。「自分を責めるな。君は運命を変えることはできない。どうせむりだったのだ。それなのになぜ君を過去に行かせたのかといえば、君に真実を見せるためである。君はもうすべてを知ったよな」と述べ、隣のベッドを指した。サムはいない。ディーンはこわくなる。「悪魔が君の弟になにをしたかは周知の通り。だが問題は、なぜそれをやったのか。悪魔の最終ゴール (原文ではendgame) はなんなのかってことだ。我々にもその点がわからない」「サムはどこだ?」「425 Watermanにいる。ディーン、君の弟は相当の危険ゾーンに首を突っ込んでいるぞ。それがどんな結果をもたらすのか我々にもわからない。彼を止めろ。君ができなければ我々がやる」
カスティエルの台詞にディーンは戦慄するのであった。
また来週〜。
※感想
今週は *かなり* おもしろかったです。わーい。最後のカスティエルの台詞は「サムを殺せ」といってるようでした。それはジョンがいい残した台詞「なんとしてもサムを救え。もしそれができなかったらサムを殺せ」とカブってるようにも思えました。もしかしたらジョンは、天使さえ知らないなにか、核心にちかいなにかを知ってたのかもしれないな。
ジョンの遺言が明かされたエピは『Supernatural :: 2-10』です。いまあらためてこのあたりのエピを見てみると、あの頃とは違った感想を得るかもしれませんね。
ところで、メアリー父のサミュエルは、X-Filesファンには懐かしいスキナー役のミッチ・ピレッジが演じてました。ハマり役だったです。未来からきたディーンに「信じてくださいヨ!」といわれたときの彼の演技「君はいいヤツだと思うけどさー」と答えるあのようす。困ったなぁ演技がスキナーそっくりでしたよ。懐かしかったなぁ。モルダーに「エイリアンだぞ!陰謀だぞ!」とわーわーいわれて「おまえなぁ。これを信じろっていうわけ?」っていうとき
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