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デクスター :: 2-02 :: Waiting to Exhale :: ネタバレ

date: 10/10 09:09

なときはどんなに慎重に動いてもヘマをするという人生のパターンはデクスターも同じみたいです。

翌朝。デクスターは居候中のデブラに「いい物件があるぞ」と引っ越しを勧めてみた。彼女がいるといろいろとやりにくいのである。が、デブラは興味ナシ。当分ここに居座るつもりのようである。「ぼかぁ妹を殺さないぼかぁ妹を殺さないぼかぁ妹を殺さない」と自分に言い聞かせてたら電話が鳴った。リタだった。じゃなくてリタの娘のアスターだった。彼女は「ママが急にへんになった。あちこちに電話して怒鳴っている」という。リタの家に直行。

いってみたら、リタはポールの葬式の準備をしていて、それであちこちに電話をしてうまく話が進まないのでキーッとしちゃったらしい。保険が5000ドル降りたのでそれで葬式をやるんだという。デクスターは「郡のサービスを使えば無料だ。ポールは君の夫ではないのだからそれでいいんじゃない?5000ドルは子供たちに使ったらいい」と意見を述べたら、リタはムカッとしたようすであり「わたしはあなたに意見を求めていない」とこわい顔になった。ポールは憎むべき男だったが、リタには言葉にならない複雑な思いがあるようである。ここでデクスターのナレーション。じつに彼らしい台詞デス↓

I'll never understand how people deal with death. Why they can't just put it in its place?

どうしてみんなは『死』というものをありのままに受け止めないのだろう?フシギだ。

マイアミメトロ警察。リトル・チノが弁護士を連れて現れた。みんなは驚いたがいちばんギョッとしたのはデクスターで、彼は顔を見られるとヤバいのでこっそり隠れた。顔に大きな傷がある。デクスターによってつけられたものだが、彼は「ひげ剃りでミスった」と述べた。彼は堂々と署に入ってきて「おれはエヴァを殺してない」と述べ、ビデオを出した。それは完全なアリバイを証明するものだったので、刑事たちはますます頭にきた。つまりヤツはこうなることを見越してわざと自分の同じような殺し方をするようにだれかに命じたのに違いない。わざと自分に嫌疑をかぶせといてからアリバイを証明すれば逃げられると考えたのだろう。てわけで、デクスターはますますコイツを殺さなきゃと思うんだが、もはや一刻の猶予も許されぬと思うわけだが、あの巨体をドコに捨てりゃいいのかという点が問題である。

マスウカが「ちょっとー」と呼ぶのでいってみたら、海底の死体袋の映像だった。ふたりはこりゃまたすごいねと意見を交換した。マスウカは「犯人は死体が見つかるなんて夢にも思ってなかっただろうね」と述べ、デクスターは「ぼくもそう思う」と答えた。「もしマスウカがベイ・ハーバー・ブッチャーだったら、死体をどうやって隠す?」と聞いてみた。彼は自信満々の口調となり「いくらでもあるさー、エヴァグレーズ(フロリダの大湿原)に捨てる、アリゲーターに食わせる、ブタのエサにする、硫酸で溶かす...」とズラズラ並べて、最後には「ミートパイでもいいか」なんていうが、デクスターにとっては大問題なので、なんでかっていうと、リトル・チノの巨体を隠さなくちゃいけないから「だれにも見られずにやるとしたらどれも難しいだろ?」と聞いてみた。マスウカは「他にいい方法ある?」と聞き返すので彼もわからないのだ。くそォ。

FBIからロックスターのような触れ込みでひとりの捜査官がやってきた。デブラ風にいうと "fuckin' entourage" となる。フランク・ランディ(Frank Landy)捜査官はキリリとした風貌のシルバーグレイで、彼は数々

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