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デクスター :: 2-01 :: It's Alive! :: ネタバレ

date: 10/01 22:15

デクスター/Dexter。シーズン2のはじまりはじまり。ネタバレ。

SPOILER!!!

ネタバレです!!!

あの日から39日が経過した。あの日というのは、デクスターが実の兄ブライアン・モサを殺害した日である。あれ以来、デクスターはドークスにつけ回されるようになった。平穏は失われた。デクスターは彼をやりすごしているが、内側からわき起こってくる鈍痛のような不安をどうにか堪えているというようすである。ドークスは確証をつかんでいるわけではないが、自分の直感を信じて朝も夜もぴったり張りついてくる。尾行者の存在をわからせるようにしているのは「心理的に追いつめてやれ」という作戦のようである。ドークスという刑事は科学的な捜査能力は低いが、犯人確保に向かう執念はだれにも負けないというタイプなのでこれはキツい!

どこにいてもドークスの粘着視線を感じつつ、デクスターはマイアミメトロ署の皆さんとボーリングをやったりしてて、一見するとなごやかに過ごしているが、彼の心のバランスは少しづつ狂っていくようである。ギリギリ狭間の臨界点で揺れているというような。

デクスターの悩みはドークスだけではない。あの日以来、デブラは心に傷を負った。婚約者がシリアルキラーだったという超絶体験をしたのだから無理もない。彼女は仕事を休んで一時療養中。デブラはデブラなので表面的にはアハハと笑っているものの、極度の対人恐怖症と孤独感に苛まれている。デクスターのアパートに移ってきて、毎日ランニングマシンをやっている。彼女はいまこそ兄の癒しを必要としているが、デクスターはドークスの陰湿視線のせいで自分の気持ちが平穏じゃないのでなんだか兄妹は間が悪いというかなんというか。

デクスターのストレスは高まり、その内側では殺人衝動がどんどん大きくなる。いつものようにボーリングをやってたら、いいところでガーターミスをしてエンジェルを落胆させた。そしたらドークスの尾行が消えたんで「こりゃまたラッキ〜」と久しぶりにハンティングに出た。相手はジミー・センシオという名の盲目のブードゥー妖術師。この男は報酬を得て人を呪い殺すというビジネスをやっていたのだが、じっさいは毒薬を売っていたらしい。「どうやって殺した?」と問いつめたら「ペトロの精霊が『粉を酒のボトルに入れて渡せ』と私に教えた」と告白した。

相手は盲目であるから簡単すぎる仕事である。久々のウェイクアップトレーニングにはちょうどいいわといつものようにサクッと殺害。解体して海にドボン。あーすっきりしたー。のはずだったのに大失敗!どういうわけだか、殺す直前になって彼はナイフを振り下ろすことができなかった。この瞬間的な情動の変化は謎だが、100%平穏なきもちじゃないと仕事はできないちゅうこと?このとき相手は怪しげなブードゥーの呪いの言葉を吐いていたが、まさかソレが利いたということでもなく、後にデクスターが語ったところによれば「ナイフを振り上げた瞬間、自分がだれだかわからなくなった」そうである。デクスターは相手の拘束を解き「もうわるさはするなよ」みたいなことをいって殺害シーンは終わるんだが、あのオッサンどうなったの?

フラッシュバックでは、若いデクスターが殺人衝動を抑えきれなくなり、ハリィが息子の葛藤を必死になだめるというシーンが描かれた。父息子はイノシシ狩りにでかける約束をしていて、デクスターはものすごく楽しみにしていたが、ハリィの仕事の都合でドタキャン延期された。これは仕方のないことだがデクスターは納得できない。「楽しみにしてたのに!」「がまんしろ!」と口論になる。このときのデクスターの台詞「サイコパスの欲求不満はそりゃもう並大抵じゃなくシンド

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