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デクスター :: 2-01 :: It's Alive! :: ネタバレ

date: 10/01 22:15

ヤバかった。彼女はアイストラックキラーの被害者女性として大々的に顔写真が報道されちゃったので、どこにいっても「あ、あなたは!」と声をかけられるようになった。中にはカメラを向ける者もいて、彼女はその度にえぐられるような怒りと悲しみに耐えている。殺人現場で捜査をしていたらまたヤジウマに声をかけられた。彼女はムカムカーとしたが、精一杯のニッコリスマイルをしてやった。ここで問題を起こしたら捜査から外されると考えたのであろう。横で見ていたラグエルタはどきどきした。だが、その後、別のシーンではリタといっしょにビールを飲んでいたときには我慢ができなくなり、寄ってきた男が彼女の肩に手を乗せた瞬間、強烈なヒジテツをかまして相手の鼻を折った。相手が馴れ馴れしすぎるという点もあるが、あれでは過剰防衛になっちゃうだろう。デブラは見知らぬ人に接触されることを極度に怖れているのである。

殺人事件の話に戻ります。リトル・チノはマンマと留置場を出たわけだが、デクスターは次のターゲットを探していたところだったので、これまたラッキーとばかりに食いついた。この前はどうかしてたんだと自分を落ち着かせ、ドークスに見られないように細心の注意を払って、リトル・チノを拉致した。なにしろ大男なので今回は麻酔注射を2本射ってやった。たしかこの薬は馬や牛でもバタンと倒れる劇薬であると以前のエピでマスウカがいってましたよね。いくらレスラーでもこれを2本射たれたらひとたまりもなく、コテンと意識を失った。

前回失敗したブードゥー男の部屋を殺害場所に選んだ。あの男はどうなったのかわからないのだが、とにかく次のターゲットを捕獲したので儀式の準備である。いつものようにサランラップでグルグル巻きにして相手を固定。こんどこそはシリアルキラーの自分を解放させてカタルシスを得るのだ!と思ったら、またまたポカミス!殺害する直前に目を覚ました相手がちから任せに暴れて、拘束を解かれてしまったのだ。ガムテによる拘束が不十分だったらしい。こんな大ボケをかますのはデクスターにとってありえない事態である。ウガーと起き上がったレスラー男と格闘になる。マトモに格闘して勝てるとはとうてい思えないが、相手は劇薬を射たれた直後なのでフラフラ気味だったのだろう。その場から逃走した。顔を見られたかも。ヤバいよ!

2度の失敗に落胆したデクスターはリタの家に向かった。彼女のぬくもりに触れたかったのだ。そしたらリタは号泣していた。「刑務所のポールが死んだ」という。彼女はポールが死んで悲しくて泣いているのではなく、子供たちにどう伝えればよいのかわからなくて泣いているのだ。

ポールは刑務所に入って以来『自分はデクスターにハメられた説』をしつこく主張していた。「おれの靴がリタの家のどっかにあるはずだ!タノムから探して!靴だけ見つけてくれりゃそれでいい!」と何度も訴えていたのだ。リタはシーズンフィナーレでゴミ箱の近くにその靴を発見したが、ポールにナイショにしていた。「暴力男が刑務所に入ったのは自業自得であり、デクスターがわるもんのわけがない」と自分に言い聞かせてきたのである。ポールから聞かれる度に、彼女は「靴なんか知らん」といっていたが、最後に彼と話したときにこういった。「じつをいうと靴はあった。でもそれがなんだというのか。弁護士がこの家にきたら靴は見つからないだろう。わたしはデクスターをこの件に巻き込みたくないし、あなたは自分の罪を他人のせいにすべきでない。あなたが刑務所に入ったのはあなた自身の問題である」とはっきり述べ、ガチャンと電話を切ってやった。ポールは泣きわめいた。その後の死の知らせである。死因は刑務所内でのケンカという

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