パーティにひょっこり現れたジョナスの昔の戦友の息子。彼の父は1999年にパナマで死んでいます。友人の息子に出会って和やかな対面だったのもつかの間、険悪ムードに一転。彼は現在新聞記者で、公式発表された父の死因に疑問を持っており、それを直接確かめにやってきたのでした。

ごまかしは通用しないと悟ったジョナス。しかしそのままを伝えてしまってはThe Unitの存在が露見することになってしまう（The Unitはその存在自体が非公式な部隊なのですね）。彼は友人の息子をどうやって丸め込むのでしょうか。

一方、本エピソードでは前回から引き続きモリィ（ジョナスの妻）絡みの別エピソードが進展しています。私はこのモリィという女性、いままであまり好きではありませんでした。いつも自信たっぷりでじぶんが頭イイと思ってるみたいだから。でもこれを見たらちょっと愛着が湧きました。モリィのことを「ケッ！」と思ってる人は見たら楽しいかもです。

また、ラストのサプライズはなかなか愉快です。私が不平をいいつつこのドラマを見続けているのはThe Shield（ザ・シールド）のファンだからという理由が大きいのです。制作者が同じ。David MametとShawn Ryan。あの迫力満点のハードコア作品をつくった2人が挑んだミリタリーものというキャッチにかなり惹かれてこれを見始めたのですが、なんだか不発弾ぽいなぁというのが先週までの印象です。でも今週の2話連続エピソードは満足でした。ラストのびっくりはストライクチームのかんじに似ていなくもない。

これまでのところ、The Unitはおもしろいエピソードとつまらないエピソードの差がありすぎというのが私の感想ですが、これから盛り上がってゆけばよいなぁと思っています。と思ったら、来週シーズンフィナーレだ。来週も2話連続。