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ヒーローズ/Heroes :: 1-02 :: Don't Look Back :: ネタバレ
※各キャラ別にイベントまとめてあるので時系列がドラマと異なります。
(マンハッタン、ミッドタウン)
先週ラストでビルの屋上からダイブし、兄がビョーンと飛んできて助けてもらったピーターが病院のベッドで目覚める。兄がいた。「アニキが飛んでぼくを助けてくれたんだよね?」というと「おまえは非常階段に落ちて、ぼくがそこまで登っていって助けたんだよ」といわれる。そんなはずないのに。
母が見舞いにきた。彼女は息子が自殺を企てたと考えている模様。そして彼が23歳のときに亡くなった父は心臓発作で死んだといってたんだけどそれはじつは嘘で、ほんとは自殺だったのだと打ち明けた。そして父は重度の鬱病だったと初めて明かした。(父と同じようになってほしくないという意味で打ち明けたのかな。あるいはその遺伝的ななにかがピーターの能力に関わっているのかもしれない)
ピーターは兄が飛んだっていう記憶を捨てられないので、ビルの屋上で兄に「ほんとのことをいわないとぼくはここから飛び降りる」と脅したら兄は「おれたち、2人とも飛んだよ」と真相を明かしてくれる。ピーターは気づかない間に宙に浮いているじぶんを発見した。
(テキサス、オデッサ)
クレアの父が彼女に「実の両親に会いたい?」と優しく訊いている。彼女は養子だったのだ。でも彼女は不幸ということではなくて、この育ての親たちはとても優しいひとたちでクレアも気づかいを見せ「でもォ」なんて答えている。
クレアの学校に警官が来てチアリーダーを集めて「昨日の事故現場で人助けをしたのはだれ?」と聞かれる。クレアは自分の能力を内緒にしておきたいので黙っていたらば、目立ちたがり屋のひとりが「わたしです」と名乗り出て、クレアだけはほんとのことを知ってるからアッカンベーなんだけど、バレずにすんだからまぁいいか。この視線の先にめだちたがりや。彼女が助けたおじさんは死ななかったと聞いてうれしく思う。
その後、彼女の友達のザックから秘密のビデオ(先週のエピで撮ったヤツ)がなくなったことを聞き「それはヤバいよ〜」とパニクってたらば、運動場でアメフトの選手にタックルをモロにくらって首がグルリとねじれちゃうんだけどじぶんで元に戻す。「わたし、だいじょうぶよ」とニッコリ。
この夜、父に「adoption agency(養子縁組のエージェンシー)に頼んであって、実の両親に会えるように手配中だ」と知らされる。そして彼は「それまでは私の娘だよ」なんていって、クレアは「いつまでもわたしのお父さんよ。愛してるわ」と答えて、スィートなムードなんだけど、じつはこの父親はクレアのなくなった秘密のビデオを持ってて、じつはあやしかったりする(この父親はパイロットではモヒンダーとちょい絡んでいた)。
(ニューヨーク、ブルックリン)
モヒンダーが部屋に帰ってきたら怪しい男がいた。格闘になり、廊下でたまたま出会った隣人の女の子が、男が落した銃を拾って彼を助けてくれる。男は逃げた。彼女はモヒンダーの父ととても仲が良かったんだけど、彼が死んだことを知らなくてショックを受けた。これをきっかけに2人は友達になる。
彼女と2人で父の部屋を調べていて、留守電のテープを聴いたら、サイラという男と父の会話が録音されていた。「もうここには電話してくるな」と父。相手は「あんたがおれをこんなふうにしたんだ」とか「これがあんたの望みだったんだろ」なんていう。たぶん父がみつけた(またはつくった?)サイキックの1人なんだなと思われ。
その後、父が飼っていたトカゲの水槽の中にフラッシュメモリを発見する。ラップトップに差し込んでみたら、専門的な文字列がズラー。私もあなたも隣人もわけわかんないが、モヒンダーはピンときたようす。「これだ!父は完成させたんだ!これのせいで父は追われるようになったんだ!」と断定口調。
(ロウアー・マンハッタン)
ヤク中の未来予知者のアイザックは、ニューヨークに大爆発が起こる絵を恋人に見せて「警察に知らせなくちゃ」というが、彼女は「だれも信じないだろうし、だいたいあんたはヤク中なんだよ」なんていわれる。
(ニューヨーク、タイムズスクエア)
先週ラストで東京からニューヨークにテレポートしたヒロは「ヒャッホー」と有頂天。スタンドで "9th Wonders" っていうコミックスを見つける。そこにはじぶんそっくりのキャラが描かれていて、ストーリィも彼が経験した通りなのでびっくりする。そのマンガの作者を訪ねることにした。作者の名前はアイザック・メンデス(ヤク中の画家)。アトリエを訪ねていったら、死体と銃を発見する。なんと頭をスライスされているというグロテスクなありさまを見て、恐怖のあまりに立ちすくんでいたらポリスが来て逮捕される。
警察に彼は「昨日東京からテレポートしてきました。スタートレックですよ」というが信じてもらえない。警察は、パスポートもIDもドルも持たず、英語も満足にしゃべれない彼を持て余し、とりあえず通訳を連れてくる。ヒロは「東京の英語が話せる友人に電話して」とお願いする。電話してもらえた。同僚がいうには「(昨日じゃなくて)5週間前からヒロくんは失踪している」という。新聞の日付を見せてもらったら確かに1ヶ月以上経っていた。その日付は11月8日。ヒロは10月2日だと思ってたのだ。
そのとたん、街は強烈な光に覆われ、ビルがなぎ倒されていく光景が窓から見え、ギョエーと思ったら、次の瞬間、彼は東京で地下鉄に乗っていた。テレポート直前の瞬間に戻ったと思われ。
(ネバダ、ラスベガス)
ニキはガレージのベッドで意識を失っていたが、息子からの電話で目を覚ました。部屋には借金取りの男の死体。息子には「5分でいくね」といってカギをかけて彼を迎えに行く。途中、現場から持ってきたビデオをビビリつつ見る。ここに殺人の模様が映ってるかもと思ったんだけど、かんじんの映像は映っていなかったものの、男の悲鳴がしっかり記録されていた。そこにまた息子からコール。「もう5時間も待ってるのにどうしたの?」といわれる。時間が飛んじゃってる。
友人宅に到着。息子を引き取り、友人に「わたし、逃げなくちゃ」という。彼女は逃げる前にいったん自宅に戻る。ガレージをおそるおそる開けたら死体はきれいになくなっていた。そしてクルマのキーがある。近くに止まっていた赤いコンバーチブルのものだとわかる。彼女の名前の登録証もあった。そこに「トランクに地図があるよ」というメモがあったので、いわれるままにトランクを開けたら地図があったんだけど、借金取りの死体もあった。血のついた地図を頼りにそこにいったら荒野に新しいショベルが刺してある。死体を埋めろということかと思って、ショベルを刺したらなにかに当たった。頭蓋骨だった。
(ロサンジェルス)
マット・パークマンはLAPDの制服警官(彼はパイロットには出ていなかったから新顔だ)。シリアルキラーの事件現場にいて、彼はペーペーなので交通整理みたいなことをしてるんだが、女の子の「こわいよう」という声が聞こえて、それをおいかけて殺人現場の家の中に入っていく。中は凄惨なありさまで、被害者は頭をスライスされている。彼は声の方向を捜しクローゼットの中に隠れていた少女を見つけた。彼はリーディング能力があるんだ!お手柄。なんだけど、彼がどうしてそれがわかったのかってことが問題になり、おまけに限られた刑事たちしか知らないはずの容疑者の名前「サイラ」を彼がどうして知ってるんだと疑われて逮捕される。彼は刑事からリーディングしただけなんだけど。
※感想
おもしろくなってきました。ヒロが見た爆発の光景とアイザックが描いた絵の内容は一致する。つまり5週間後にNYでああいうカタストロフが起こるっていう意味なんだなきっと。そして、頭をスライスして脳ミソカラッポのグロテスクな死体が2件出てきた。NYのアイザック(本人?)とLAの事件現場だ。
んで、LAの刑事が内偵してるらしい容疑者サイラって男はモヒンダーの父と接触していた。彼はモヒンダー父が見つけた(またはつくった?)サイキックと思われ。彼は人々の脳ミソを集めて回っているのだな。たぶんだれでもいいというわけではなくて、相手を選んでやってるように思われ。
んで、クレアの父は限りなく怪しくて、養子縁組という件から想像すると、クレアの持つDNAになにか秘密があるのかなと思われてくる。フライング・ナースのピーターの父が病気だったということもこれに関連するのかもしれない。あと、パイロットのコメントでジョウさんが「ニキの息子はニキと人種がちがいすぎだ〜」といってたのを思い出した!もしかしたらなにか出生の秘密があるんかも。
これはぜんぶ私の推測なので、なんかあったらツッコんでくださいませ。私はふだんドラマの謎解きが苦手なんだけど、こんな私でもこれだけスラスラ思いつくくらいだからじつに素直なつくりの娯楽作品なんだ。これはイイ。Lostも始まったことだし、ややこしい謎解きはもうこれ以上関わりたくないもん。
マット役のGreg Grunberg(グレッグ・グランバーグ)はエイリアスその他おなじみで私も好きだからうれしい。
サイキックつながりということで、USAのThe 4400がライバルになるんだろうか。アッチはシーズン3がこのまえ終わって次シーズン続行が決定しているが、私はThe 4400のシーズン3はじつにダメダメだったと思うんで(2まではよかったんだけど)、こっちの方がずいぶんおもしろそうだなと思っています。
- Title: 1-02 :: Don't Look Back
- First Aired: 2006-10-02
Writer:
- ティム・クリング | Tim Kring [imdb] (Writer)
Director:
- アラン・アーカッシュ | Allan Arkush [imdb] (Director)
Star:
- サンティアゴ・カブレラ | Santiago Cabrera [imdb] (Isaac Mendez)
- トーニー・サイプレス | Tawny Cypress [imdb] (Simone Deveaux)
- ノア・グレイ=キャビー | Noah Gray-Cabey [imdb] (Micah Sanders)
- グレッグ・グランバーグ | Greg Grunberg [imdb] (Matt Parkman)
- アリ・ラーター | Ali Larter [imdb] (Niki Sanders)
- マシ・オカ | Masi Oka [imdb] (Hiro Nakamura)
- ヘイデン・パネッティーア | Hayden Panettiere [imdb] (Claire Bennet)
- エイドリアン・パスダー | Adrian Pasdar [imdb] (Nathan Petrelli)
- センディル・ラママーシー | Sendhil Ramamurthy [imdb] (Mohinder Suresh)
- マイロ・ヴェンティミリア | Milo Ventimiglia [imdb] (Peter Petrelli)
Recurring Role:
- クレア・デュヴァル | Clea DuVall [imdb] (FBI Agent Audrey Hanson)
- ノラ・ゼヘットナー | Nora Zehetner [imdb] (Eden McCain)
- クリスティン・ローズ | Cristine Rose [imdb] (Angela Petrelli)
- ジェイムズ・カイソン・リー | James Kyson Lee [imdb] (Ando Masahashi)
- マット・ランター | Matt Lanter [imdb] (Brody Mitchum)
- ダニエル・サヴレ | Danielle Savre [imdb] (Jackie Wilcox)
- トーマス・デッカー | Thomas Dekker [imdb] (Zach)
- ディアドラ・クイン | Deirdre Quinn [imdb] (Texas Tina)
- ジャック・コールマン | Jack Coleman [imdb] (Mr. Bennet/HRG)
- アデア・ティシュラー | Adair Tishler [imdb] (Molly Walker)
Guest Star:
- ステイシー・ハイダック | Stacy Haiduk [imdb] (FBI Agent Elisa Thayer)
- リチャード・スタインメッツ | Richard Steinmetz [imdb] (Detective)
- ブライアン・タランティナ | Brian Tarantina [imdb] (Weasel)
- ラッセル・B・マッケンジー | Russell B. McKenzie [imdb] (Beat Cop)
- タダオ・トモマツ | Tadao Tomomatsu [imdb] (Detective Furakowa)
- デニス・シェイヴィス | Dennis Chavis [imdb] (Newsie)
- イアン・クイン | Ian Quinn [imdb] (Fireman)
- カール・チャルファリオ | Carl Ciarfalio [imdb] (Jumpsuit)
- ジム・デヴォティ | Jim Devoti [imdb] (Cop)
- カール・T・ライト | Karl T. Wright [imdb] (Principal Marks)
- ジョシュ・クラーク | Josh Clark [imdb] (Sheriff)
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これ、複雑なストーリーラインが絡み合ってるのに、軽い気分で見れますよね。そういうわけで、私のエピガイもかなりハショってますから、こちらで詳しいおさらいができるのは嬉しいですね。感謝です♪
モヒンデルを助けてくれた女性はひょっとして、スパイだったりして…というのは勘繰り過ぎでしょうか(笑)?
マットがあれぐらいの事で即逮捕っていうのは変では?第一、犯人は多分、少女があそこに隠れているっていう事を知らなかったはず…。マットを逮捕した刑事が敵の回し者だったりして!?
ジョウさん、うたぐりすぎ〜。私は顔で判断する方なので、あの隣人は良い人と決めましたです(笑)。
Heroes のSubtitleだけを探してます!どっかのサイトあります、誰か教えてもらいませんか!?
ぜひ、宜しくおのえいがいします!