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フリンジ/Fringe :: 1-02 :: The Same Old Story :: ネタバレ

transフリンジ/Fringe。シーズン1の2話。ネタバレ!
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!

ボストンのどっかのモーテル。男と娼婦。娼婦はリラックスムードで「わたしの本名を教えてあげようかー」としゃべっている。男の方はバスルームにいて怪しげなツール(注射器とか手術道具みたいな)をこっそり取りだした。彼が注射器を出して、これから殺しちゃうんかなと思ったら、女が急に苦しみだした。おなかがぽんぽんになってくる。男はアワを食って彼女を車に乗せ、病院の前に落として逃げた。

女のおなかがどんどん膨らんで、妊婦のようになった。彼女はすぐに手術室に運ばれる。医師たちは緊急出産の用意を始める。でも彼女はさっきまで妊婦じゃなかったのだ。医師たちはそれが妊婦であると疑わない。産まれるかーと思ったところで、彼女はウギャーと悲鳴をあげて死亡。なにかが彼女を内側から殺した。医師は帝王切開で赤ん坊を取りだした。こんどは医師がウギャーと悲鳴をあげた。モンスターベイビー?

謎のベイビー出産事件から43分後。深夜だというのに謎の組織のみなさんが集まった。組織名がわかんないんだけど『パターン』を研究してる秘密結社の会合である。ブロイルズが司会進行する。メンツの中にはシャープ女史がいて、他にも数名がいるが顔が見えない。ブロイルズはさきほど病院で起った事件の概要を説明しつつ、話題は新メンバの紹介に移る。ビショップ博士、ピーター、ダナム捜査官の3名である。

ブロイルズは博士を現代のアインシュタインと持ちあげ「こいつらは使えます」と大推薦をしたが、シャープが文句をいった。「博士は精神病院あがりで、彼が70年代に行っていた研究は『パターン』の大元かもしれない(つまり彼はわるもんなのかもしれないではないかという意味と思われ)」と疑い、ピーターに関しては「こんなハチャメチャ男に世間を揺るがす機密情報へのアクセス権を与えるなどもってのほか」と怒り、ダナムに関しては「ルールを無視して職場恋愛をするバカ女。おまけにその相手は組織への裏切り者だった」とヒステリー気味な意見を述べた。こういうひとにかかるとすべてダメ人間だと烙印を押されそうである。

ブロイルズはそのひとつひとつに反論した。博士に関しては「17年間病院にいたんだから、そろそろ容疑者リストからはずしてもいいでしょう。彼の知識は価値がある」。ピーターに関しては「彼はIQ190です。自分の親を見てるんだからバカなまねはせんでしょう」。ダナムに関しては「自分の恋人を助けるために一心で証拠を追い、それが裏切り者とわかったらパッと気持ちを切り替える。タフな女性です」なんてかんじで、うまいこというなァと感心する。

ブロイルズはオリヴィアに電話。「病院にいって調べてこい」と命じた。彼女はピーターと博士を呼ぶ。このチームには朝も昼もないのだ。夜中だろうが電話一本で呼びだされる。寝ていたピーターはヤレヤレと起きて、博士を起こしにいった。ところが博士はベッドにいなくて、クローゼットで体操座りをしていた。不安そうである。精神病院じゃカルロスっていう入院患者が毎晩うたを歌ってたそうだ。それが聞こえないと眠れないっていう。手のかかるオヤジだなー。ピーターは相変わらず父を「ウォルター」と呼んでいる。この父息子の空気はなんともいえないワビサビがある。

病院に着いたら、ブロイルズが待っていた。彼はやけに礼儀正しくピーターと博士に挨拶した。「我々の一員になってくれて感謝です」なんて丁重なしゃべりかたである。ピーターは「そんな約束してませんって。ぼくはただの子守りです。あなたたちが必要なのは父でしょ」といった。その博士はクルマの中にいて、シートウォーマーに感激アメアラレのまっさいちゅう。おしりがぽかぽかあったかいのがうれしいのだ。ブロイルズに「これってすごいよね」と同意を求めた。精神病院の中庭の会話みたいである。

さて、謎の出産事件。ブロイルズが死体を見せてサマリした。この女性はとつぜん運ばれてきて、医師たちは妊婦だと思ってそのような処置をしたが、本人は妊娠を否定していた。赤ん坊は産まれ、母親は死亡。産まれたベイビーは4時間のあいだに成人男性にまで成長し、おじいちゃんになって死亡。死体にはヘソの緒。母親の身許は不明。現在照会中。

急成長男の死体を見た博士のおめめがきらり。見て、触って、いぢって「ラボに持ち帰って詳しく調べるんだ」と新しいオモチャをもらえてわくわく顔。それはいいんだけど、このシーンの博士はへんだった。彼はハーバードの自分のラボを昔と同じく使えるようにしてもらったという点を完全に忘れちゃっていたのだ。私は、前回のエピガイ (1-01 :: Pilot) で、博士の物忘れのヒドさを天才だからそういうもんなのかみたいに書いたんだけど、これはなにかもっと深い理由がありそうだなと思った。きっとこの先明かされていくのだろう(たぶん)。

とあるモーテルで妊娠女と白人男がいたという目撃情報が寄せられた。冒頭のシーンで男が病院に向かうとき、だいじょうぶかと声をかけていたひとがいたんでそこらへんと思われ。オリヴィアとピーターがモーテルの部屋を調べたら、女の所持品はあったけど男の手がかりはゼロだった。ピーターがバスルームにオレンジ色のジェルの痕跡を見つけた。それを見るなりオリヴィアの顔はこわばり「ロッカーを開けてみろ。シーツが入ってるに違いない」といったら、その通りだった。

犯人はオリヴィアとジョンが過去に捕まえることができなかった残虐ケダモノ冷血サディストシリアルキラーなのだった。そいつは女を拉致して殺すんだけど、モーテルのシーツを証拠の血液が残らないようにleak-proof(水分がしみ込まないてこと?)のシーツに替えておく。いつもオレンジ色の筋肉弛緩剤を使う。拉致女性を拘束し、筋弛緩剤を射つ。犠牲者は意識があるが、動けない。ステンレスの器具を口の中に突っ込んで、ググーッとアゴを開かせる。目のあるところまでアゴを開かせ、鼻腔から器具を突っ込んで、脳を掻きだすというスプラッタープレイをやる。

てわけでプロファイルは完全マッチだが、そのキラーと急成長ベイビーのつながりが謎である。ドラマを見てる私たちにもわからない。冒頭のシーンでは、女が急にあぁなっちゃったのは犯人にとってハプニングだったように見えた。オリヴィアはやるきまんまんとなり「いまわかることは彼がまた殺すだろうってことだけだ」と述べた。

FBIにいって、チャーリィにキラーの資料をもらった。このシーンで、チャーリィは「ブロイルズはいつになったら君を特別任務から返してくれるんだ?」と質問していたので、いまのオリヴィアの立場はサラリーマン風にいうとHomeland Securityに『出向』ってかんじだろうか。これからは『出向』を命じられたら、special assignmentといおう。その方がかっこいい。チャーリィはいつも協力的で、オリヴィアの頼れる友人風である。彼の声ってちょっとトム・ウェイツみたいですね。

キラーが次の犠牲者を襲った。こんどはモーテルじゃなく、自分が住んでるらしい倉庫に娼婦を連れ込んだ。キスしながら注射をズブリ。女はアガガガガー。窓の外から大きな橋が見える。

ピーターがラボに帰ってきたら、博士は牛の乳搾りをやっていた。すでに急成長男の分析は済んだそうである。以下、博士がいったこと。30年前にこのラボで行われた実験と同じやり方で妊娠させられた。でもどうやるのかはわからない(資料がないから細かく覚えてない)。でもグッドニュースがある。17年前にクルマを置いた場所を思いだした。そうである。ナンじゃソレ!

そのクルマが関係してるんだろうか。ていうんで、ピーターといっしょにでかけた。どっかのオンボロのガレージ。3-1-4-1-5-9ていうダイヤル鍵のコンビネーション。ドラマを見てる私たちは「Lostみたいな謎解きはかんべんしろ」とうんざりするんだけど、これはただの円周率なのだった。私はほっとした。

ボロガレージにボロクルマがあって、資料が隠してあった。その中には人間の手のホルマルン漬けなんかもある。ピーターはボロクルマをいぢって走れるようにした。ピーターはいった。「あんたは人間を生き返らせるのが得意だけど、死んだメカを生き返らせるのはぼくにもできるよ」

博士はラボに戻ると、持ってきた古い資料をドサッとおいてなにかを探し始めた。このシーンでは、彼は何度も会ってるアストリッドに「ありがとう。ぼくはウォルター・ビショップ」と自己紹介し、アストリッドちゃんは保母さんのように優しく「わたしたちはもう会いました。わたしの名前は〜」と教えてあげた。博士の記憶構造はものすごく謎である。こういうのはしょっちゅう忘れるけど、鍵のコンビネーションはちゃんと覚えていた。

博士が古い資料の中から『下垂体』に関するなにかを探すんだといったら、オリヴィアが反応した。彼女がFBIからもらってきたキラーのファイルの中にもその言葉があったからだ。キラーは『下垂体』を犠牲者から奪っていたのだ。おぉ。手がかりが!

博士はなにかを思いついたようすであり「下垂体は早老症に効くんだ!」と思いついた。そして、むむーと考えこんだ。『下垂体』を意味する "pituitary" という単語にハッとし「Pで始まるアレなんだっけ?」と考えはじめると、やにわ内的世界に没入。Pで始まる単語をぶつぶつつぶやき、横にいたオリヴィアが「ケースファイルにペンローズ (Penrose) って名前がある」といったら「ソレだ!」と喜んだ。クラウス・ペンローズ博士はかつてビショップ博士の同僚だった。彼といっしょに『人間を急成長させる研究』というのをやったんだと思いだした。

※早老症 = 老人じゃないのに老人になっちゃう病気。それに効くっちゅうことはつまり、老化速度を鈍らせる働きをするのが pituitary gland = 下垂体ということですね。

現在ペンローズ博士は政府機関で働いておらず、ボストンカレッジの教授だった。オリヴィアとピーターが話を聞きにいった。病院で起きた事件を説明し「ベトナム戦時中、ビショップ博士と急成長ホルモンの研究をしましたね?」と聞いたら「あれは大間違いだった。人間がやるべきことじゃない。だから1年で辞めた。政府の下で働くことを拒否したらば、ものすごいいやがらせを受けた」と遠い目で語った。そして、目の前にいる男がその息子であると知らずに「ビショップくんは精神病院に入っちゃってお気の毒とは思うが、人類のためにはそれが最善であろう。彼の知識をこの世に広めてはならない。わたしはあの研究を忘れる努力をずっとしてきたのです。お役に立てなくてすまぬね」なんて調子の善人ぶりだが、なんか怪しいかんじもする。

そうこうしてるうちに次の犠牲者が出てしまった。同じパターンの死体が発見された。オリヴィアたちがペンローズに会いにいってるあいだ、ビショップが死体を分析する。帰ってきたらば、博士は検死を終えていた。そして大昔に政府が行った極秘プロジェクトの話をした。

『急成長ホルモン投与型ソルジャー』の育成。英語では "cultivate soldiers" といっていた。ラボで卵子に受精させる。それは特製の成長ホルモンに浸されて大きくなる。3年間で21歳相当に成長しちゃう。短期間でピンピンの兵士を量産してしまえという極秘計画なのだった。が、この研究は不発に終わった。成長させることはできたけれど、それを止めるワザが見つからなかったからである。3年間でげんきな兵士ができても、スグにおじいちゃんになっちゃうから使えないってわけです。

ここまでは博士が語った昔の話で、次は推測。恐らくキラーはラボで産まれた急成長ベイビーのひとりである。彼は自分の老化を防ぐために、定期的にひとを殺して下垂体を奪っていたんじゃないか。病院の事件に関してはこうである。キラーは殺すつもりで娼婦を連れ込んだが、殺す前にエッチをした。受精した。ハイパーホルモンを持つ精子が受精したらば、赤ちゃんはグワーンと急成長した。またたくまに妊娠期間を通りすぎて、おなかが大きくなったんじゃないか(『スピーシーズ』のエイリアンベイビーみたい)。つまりあれは、キラー自身も想定してなかったアクシデントだったんじゃないか。彼はこわくなって逃げちゃったんだな。博士がしみじみとした口調で「コンドームも完璧じゃないからね。きみらも気をつけるんだよ」と述べた。

てかんじでいろんなことがわかってきたんだけど、結局のところ、推測だけで犯人の手がかりはゼロなのだ。オリヴィアは悔しくて、キーッとした。ピーターが「いやいや、大進展だよ。ぜんぜんむだじゃないって」と慰めたつもりだったのが、逆効果。「死んじゃった女の子にそういいなさいヨ!」とキレちゃった。横で見ていた博士は「おまえは女の子の扱いがうまいと思ってたのになぁ」と感想を述べた。

こちらはキラー。彼が隠れ家の倉庫に帰ってきたらば「クリストファー!」と呼ぶ声がする。暗闇から登場したのは、ペンローズ博士であった。「今日FBIがきたぞ。おまえは女を妊娠させちゃったんだな。もっと気をつけないといけないぞ。あとひとりだけヤレ。そうすれば助かる。慎重にな!」というわけで、クリストファーくんはペンローズ博士がラボでつくった実験物だったのである。

さて、このエピでは、オリヴィアたちはキラーを見つけるんだが、そのやり方が独創アイデアである。このドラマは毎回この種のギミックを使って事件解決するんだな。博士が犠牲者の死体をいぢくりつつ、ジュール・ヴェルヌの『The Kip Brothers』ていう小説の話をした。その中に、死ぬ瞬間に見た映像が網膜にプリントされるっていうくだりが出てくるそうである。ピーターが「それは小説でしょ」とバカにしたら「息子よ。おまえはいつから想像力を失ったのだ」と嘆くので、ピーターは話につきあってやることにした。

網膜に残された電気信号を受像できればよい。殺された女性は薬物を投与されて筋肉が弛緩した状態で死んだ。てことは、神経は死んだ直後の状態に保たれている。ゆえにこれを映像化することができる。ディスプレイモニタに映しだせるかも!ほんとにそんなことができるんかい!と思うわけだが、それをやるのに必要な光学機器のパテントを、ある企業が保有しているとピーターが明かした。それはもちろん『マッシヴ・ダイナミクス』。

オリヴィアがシャープ女史を訪ねてソレをレンタルさせてくれと頼みにいった。シャープはえらくにこやかに出てきて、気前よく願いを聞いてくれた。前回の飛行機事件のときに『マッシヴ・ダイナミクス』の名前をプレスに一切出さなかったことに対するお礼だそうである。また、死んだスコット捜査官のお悔やみを述べた。シャープはウラの話までぜんぶ知ってるはずだが、部外者を装っている。「長年いっしょに働いたパートナーをなくすってつらいものよね。男社会で女性が働くことをわたしも経験してきた。そりゃまぁイロイロあるわよね。オホホ」なんつって、その口調はイヤミったらしいものではなく、とても親しみがこもった風である。ブツが届いた。『エレクトロニック・パルス・カメラ』をゲット成功。

このシーンでは、シャープが「飛行機の旅はお好き?わたしはきらい。いくら安全と聞かされても手に汗をかいちゃう」なんていう台詞もあった。義手でも汗かくのかと思ったら、義手じゃないほうの手のことをいってるようだった。

オリヴィアが待たされてるあいだ、彼女はへんな幻影を見るというシーンもあった。ブロイルズが目の前に出てきた。彼は「スコットと関係をもって、君は安全だった?」と意味深な質問をした。次の瞬間、オリヴィアのおなかが痛みだして、冒頭で死んだ女性みたくにおなかが膨張。死ぬーと思ったら幻だった。

さて、お話の続き。オリヴィアが持ち帰ったナントカカメラを使って実験開始。犠牲女性の死体の目玉をくり抜いて、慎重に神経をカメラにつなぐ。映像が出てきた!ファジーなイメージの連続である。一瞬、橋が映った。キラーが女性を殺した倉庫の窓から見えた橋。アストリッドがその橋を知っていた。ココから先は、FBIのハイテクツールでトントン拍子。橋を特定したら、地図上で角度と距離を計算して地点を特定。衛星写真でようすを見たら、怪しいクルマを発見。レッツ犯人逮捕だ〜。

このシーンでは、網膜の映像を再現するというスゲーことをやったビショップ博士が、衛星写真を見て驚くという楽しいシーンもあったぞ。このオッサン、いちいちおもしれえ。

オリヴィアとピーターが倉庫に急行。細かいことだが、この時点でオリヴィアが応援を呼ばないのがへんだなという気がしたが、キラーはすでに次の犠牲者を拉致してる可能性が高いから時間がないという理由なんだろうかと思った。オリヴィアたちが突入したらば、次なる犠牲者女性が拘束されており、その隣にペンローズ博士がいた。博士は観念顔である。オリヴィアはキラーを探す。

拉致された女性は生きてたんだけど、ペンローズが逃げだして、ドタバタしたら女性は心拍停止してしまった!ピーターは逃げた男をほっといて女性を助けようとする。電気ビリビリのショックをやらなくちゃと思うんだけど(救急隊員がよくやるアレですね)、そんな機器はここにはない。大急ぎで博士に電話。彼に教わりつつ、そこらへんにあるモノを使って、即席の電気ショック蘇生を行った。博士はポップコーンを食いながら、マイクロソフトのサポートがOSのインストール法を教えるみたいに的確アドバイス。彼女は生き返った。おもしろいな〜。

こちらはオリヴィア。キラーを追って倉庫街。敵は暗闇でゲホゲホ。彼女が見つけたときには老人の姿だった。「彼はぼくをすぐに殺すべきだったのだよ。ぼくは元々実験物だったのに、彼はそのぼくを愛してしまった」といい残して死亡した。事件解決。てか、ほぼ解決。ペンローズ博士が逃亡中なので。

オリヴィアはナントカカメラをシャープに返しにいった。シャープは以前に増してにこやかであり「あなたがなににこれを使ったのか聞いてみたいけれど、守秘義務があるから聞けないわね」と理解を示した。そして、びっくりすることをいいだした。『マッシヴ・ダイナミクス』にスカウトしたいそうである。

「我が社は世界でTOP 10に入る大企業。我々の兵器開発に基づいて国は防衛構想を練る。我々の投資はマーケットに多大な影響を与える。大統領選挙にも。我々は国際市場に大きな責任を果たしている。あなたが答えを知りたがっていること、ここにくれば、あなたはそれを加速できるでしょう」「パターンのことですか?」「そう。そのすべて」

オリヴィアは次にブロイルズに会いにいって、捜査のあらましを報告。倉庫から逃走したペンローズはいまだに見つからないと教わった。そして「この種の事件の内容はぜんぶ機密であるぞ」と念を押された。いわれなくても彼女はわかっている。ブロイルズは続けた。「『パターン』に関して知る権利のある人間たちがいる。ニナ・シャープもそのひとりだ。だが個々のアクセス権は限られている」「わかってます。えーと、それがなにか?」「シャープは君と会ってるとき、君になにかを教える?質問する?」「ええ。彼女はあなたをよいひとだといいました」「それだけかね?」「えーと ... 彼女はわたしをスカウトしました」「(なぬぅ顔)それでなんと答えた?」「あなた(ブロイルズ)はわたしの給料を上げてくれるだろうっていいました」「 ... (むむー顔)」

こちらはラボのみなさん。オリヴィアが持ってきた書類にサインしろといわれたピーターは「こんなんぜったいイヤ!政府に身を売りたくないヨ!」とわめいた。こんな書類を持ってくるくらいだから、彼女はシャープの誘いには乗らないのだろう。ビショップ博士は「サインする」という。ピーターは「やってられんわ!ぼかあ、もうじゅうぶんトラブルを抱えてる(つまり父といっしょにいること。イヤミな感情的発言と思われ)」といって、出ていった。

その次のオリヴィアと博士の会話は意味深である↓

Dr. Bishop: About my former colleague and his son. It's one of the inherent pitfalls of being a scientist. Trying to maintain that distinction... Between god's domain and our own. Sometimes, I forget myself. But then, you already know that.
Olivia: What do you mean?
Dr. Bishop: If you've read my file, then you know the truth about Peter's medical history. I've been meaning to ask you to...
Olivia: Walter... There was no mention of any medical history. Just his birthday.
Dr. Bishop: Oh. I was going to ask you to keep it between just the two of us, but, uh... I suppose, then, there's no need.

ビショップ博士: ペンローズ博士がやったことは、すべての科学者が陥りやすい穴ボコだ。人間は神の境界に立ち入ってはならない。わたしもよく忘れてしまう。あなたはご存知だろうが。
オリヴィア: どういう意味ですか?
ビショップ博士: わたしのファイルを見たのなら、ピーターの医療記録も見たのでしょう?前からいおうと思ってたんだけど ...
オリヴィア: ウォルター、ピーターの医療記録なんてなかったですよ。あったのは誕生日だけ。
ビショップ博士: あ、そなの。わたしはあなたに黙っててくださいとお願いしなくちゃと思ってたんだけど、その必要がなくなりました。

秘密って、なんでしょうねー。気になりますねー。

夜。博士とビーターは同じ部屋で寝ている。博士はベッド。ピーターはソファ。博士が眠れないからといって、数字を数える。その数え方がまたへんなのだが↓

1... 2... 3... 8... 13... 21... 34... 55 ...

1... 2... 33... 3... 77... 2... 21... 6... 110...

円周率でホッとしましたが、やっぱりコレ系が出ちゃったかぁと私はげんなりしました。深い意味がないことを祈ってます。

ピーターは眠れない博士のためにうたを歌ってやった。精神病院にいたカルロスっていうのがうたっていたヤツ。

row, row, row your boat
gently down the stream
merrily, merrily, merrily, merrily
life is but a dream

「おれがうたってやるからもう寝ろ」といわれた博士のおめめはうるうる。へんな親子!

ラストシーン。どっかのラボで人間が3人眠っている。このシーンは意味はよくわからなかった。寝ていたのはだれなんだろう。コピー人間?死んだキラー意外にもソルジャーの生き残りがいますよって意味かな。あるいは逃げたペンローズ博士?

※気になったんでMEMO

ラストの博士とオリヴィアの意味深会話で、ピーターにはなにやら出生の秘密がありそうだと示唆されました。博士がいった通り素直に解釈すれば、ピーターはラボで産まれたバイオベイビーだったのだろうかと推測できるんですが、それじゃ簡単すぎるでしょう?なにかもっとアッと驚く秘密があるんだろうなと思いました。んで、その点に注意して考えると、これまでいくつか暗示的と思われる台詞があったと思うのですね。こういうの↓

  1. 久しぶりに息子と対面したとき「もっと太ってるかとおもった」発言
  2. そして彼はピーターの目玉をチェックして「目はいいな!よしよし」発言
  3. 今回のエピでは、最初のほうのシーンで「白人の赤ん坊の92%は目が青い。でもおまえは緑だった」発言

なんか目が関係してるのかな。まるっきりハズしてるかもしれませんが書き出してみました。あるいはSpoiler系のサイトでは既にさんざん出てるネタかもしれませんが、私はそういうところをあまり見ないのでわかんないのですよ。こういう細部にハマりだすとヤバいなとわかってるんですが... 。あちこちのサイトを見て回って、ビデオをリプレイしてあーでもないこーでもないとやりだすと人生が壊れていくのであんまり触れたくないわけですが、それでも気になってしまう。みんながエミーの結果でわーわーいってるときになにやってんだろと思いつつ触れてみました。

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  • Title: 1-02 :: The Same Old Story
  • First Aired: 2008-09-16

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Thanks to: imdb.com, tv.com

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