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ロスト :: 4-12 :: There's No Place Like Home (1) :: ネタバレ

date: 5/17 08:33

ら」

娘の烈火に触れた父は言葉を失った。怖〜。

こちらはその後のハーリィ。父母の待つ家に戻った。白い豪邸。ある日、外から帰ってきたらだれもいない。呼んでも出てこない。へんだなーと思ったらヤシの実みたいなのが床に転がっていた。ハーリィはこわくなった。そこらにあったキリスト像を手に持ち、それを武器にしようと身構え、恐る恐る扉を開いたら「ハッピーバースデー!」と歓迎された。

びっくりシカケの誕生日パーティだったのである。父母と友人とご近所さん(?)が大勢集まってにぎやかなホームパーティには、ケイトとアーロン、サイード、ナディアも顔を出したが、ジャックの姿はない。たいへん陽気なパーティ風景だが、なぜかハワイアン風の演出である。ハーリィのママがアレンジしたそうで。

ハーリィのパパが誕生日プレゼントだといって、ガレージに案内した。カマロ。それはタダのカマロじゃなく、父息子の思い出のカマロである。少年時代、ハーリィは父といっしょにオンボロのカマロを修理していて、それはそれは楽しいfather-son-projectだったんだけど、ある日とつぜん父は「べガスに行く」といって消えてしまった(シーズン3の10話『Tricia Tanaka is Dead』)。以来このカマロはガレージにほったらかしになっていた。815便墜落で息子が死んだと聞いた父は黙々とひとりで修理していたという。償いのきもちでそれをやり続けるうち、息子といっしょに過ごしているような錯覚を覚えたそうである。

父はキーを渡した。ハーリィは大喜びで、運転席に座った。でもエンジンをかける直前、いやなものを見てしまった。オドメーターの数字がアレになってるのである。"4 8 15 16 23 42"。ハーリィは「いやなジョークだ」と気分を害した。なぜこうなっちゃったのか父もわからないという。ハーリィはものすごくこわくなり、走って逃げだした。

クリスチャン・シェパードのお葬式。ジャックは教会に集まった人々を前に優しいスピーチをして、父にお別れをいった。最後にひとりづつお礼をいって送りだした。ふぅと思ったら、知らない女性がやってきた。その女性は全身に深い悲しみをたたえたありさまであり、不思議がるジャックに驚愕の事実を告げた。悲しみの母は切々と語る。

「あなたのお父様がオーストラリアに来たのはわたしのせいなのです。といってもわたしに会いにきたのではありません。彼は自分の娘に会いにきたのです。そしてそれはわたしの娘です」という女性はクリスチャンの大昔の不倫相手なのだった。ジャックはががーん。

ジャックにとってにわかには信じがたい話だが、その続きはもっと驚きだった。「数奇な運命がもたらした真実をお伝えしたくて...。わたしの娘もまた815便に乗っていたのです。あなたの座席のすぐ近くに彼女は座っていたのかもしれません。あなたはそれが自分の妹であると知らずにいたけれど。彼女は死んでしまいました。その名前はクレアです」

ジャックは絶句。女性の切々とした悲しみ話は続く。「わたしはあなたを悩ませたいわけではありません。でもどうしてもお知らせしなくちゃと思ってやってきたのです。ほんとうにお悔やみ申し上げます」

クレア母はそれだけいい終えると静かに去っていったが、途中でアーロンを抱いたケイトに出会った。「かわいらしいですね」と優しく挨拶して出ていった。それが自分の孫であると気づくわけもなく。

※感想

フィナーレはオーキッドステーションの謎(てかその機能?)が明かされて、がががーーんと終わるんでしょうか。島が動くんで

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