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フリンジ :: 1-03 :: The Ghost Network :: ネタバレ

date: 9/28 23:08

リ顔となり、待ってましたと思ってたかどうか知らないが「ちょっとした手術で可能になる」と答えた。ピーターは「『ちょっとした脳外科手術』だろーが!」と訂正した。

つまりロイの頭に電極差し込んで、彼が受信している情報を強制インターセプトしてしまえというキチガイサイバーパンクな手術に突入。この流れもまたこのドラマの様式美となりつつある。いつかだれかが死ぬんだろうなという気がする。

博士はその手術をやるのに、彼が1983年に発明した『Magnetic Neurostimulator』ちゅうもんが必要であると述べ、そのありかを教えた。17年前にビショップ家が住んでいたケンブリッジの家の壁に隠してあるそうで。ここでもまた記憶力の良さを見せた。

オリヴィアとピーターはその家にきた。ピーターにとっては子供時代に住んでた家である。不法侵入。目的のブツをゲットした。このシーンではピーターが昔話をした。「父が精神病院に入ったら母はここの家賃を払えなくなり、オースティンのアパートに移った」そうである。その後の母についてはノーコメント。なんかありそうである。今日のファミリーネタはこれまで。

ラボ。ピーターたちが持ち帰ったブツはいかにもホラー映画に出てそうな『ナチス収容所サディスト無慈悲実験ラボ特製です人間なんかモルモット』というムードの器具であった。ロイをベッドにくくりつけ、ヤク漬けにして、怪しい器具を頭にセット、頭蓋にドリルで穴を開けてどーこーという楽しい科学教室が始まる。このあいだロイは意識がある。わるもんたちの会話をインターセプトするのが目的だから、彼には起きててもらわないと困るのだ。

ロイくんは気のいいアンちゃんなので、素直に従ったが、かなり不安そうである。アストリッドが「原因がわかっただけでもよかったよね。心配しないでね」と優しくなだめた。ロイは「原因.... 説明してもらったけどよくわかんない」と答えた。ロイは博士の顔を見て「どっかで会いませんでしたけ?」と聞いた。博士はウソをついた。「よくいわれるんだよネ」とごまかしたが、そのすぐあとに「精神病院にいた頃の話....」とブツブツいったのは、ロイには聞こえなかったみたい。ロイは博士をえらい先生と思っている。

ところで、手術をやる直前、ハーバードの新入生が部屋を間違えてノックし、オリヴィアが応対し、

student: Is this poli sci 101?

Olivia: Not remotely.

poli sci = political science = 政治学

Not remotely.は「まったくちがう」の意。

という小ネタがあったりした。政治学とは無縁のクレイジーラボである。

博士はロイに説明した。「君の頭の中には金属物が入ってて、それは視覚の神経につながっている。いまからわたしはそれを聴覚のほうに移動させる。君にいろんな絵を見せる。君は『感覚』を覚える。それをわたしに教えてください。んじゃいくぞ」

てわけで、実験は始まった。絵を見たロイが「ガソリンの味がする」といいだすと、博士は予定通りだという調子で「味覚の層に達した。もうちょっとだ」と順調そうだったんだけど「まだなにも感じない」と聞くと、博士がとつぜん怒りだした。「おかしいな!まだなにも感じない?感じないのかオドレ!」と大声を出した。ロイは「こわいです」と答えた。

博士のコーフンはやまないのであり「くっそォ!なんでだばっかやろおお!200ガウスにあげろ!」と叫んだりして、かなりヤバめになる。もうやめたらと思ったところで、ロイが意味不明の言葉をしゃべりだした。それはラテン語で、言語学を学んだアストリッドが翻訳した。

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