トップセールスマン・オブ・ザ・イヤーになんとドワイトが選ばれた。彼はデッカいカンファレンスに招かれてスピーチを行うことになった。マイケルもかつて受賞したことがあるらしい。ドワイトにとってこれはスゴい晴れ舞台なんだけど、彼はアガリ症でそんな大勢の前でスポットライトを浴びた経験なんてないわけで、そこでヘタクソをやったりしたらば、名誉どころか社の汚点ともなってしまうわけで、彼はものすごいプレッシャーに立たされるのであった。

一方、パムのウェディングは着々と準備が進められ、彼女は手製のインビテーションカードをつくったりしていて楽しそうだ。もちろんジムも招待されるんだが、彼はウェディング2日前に旅行に出かけるんだという。辛いからそこに居たくないらしい。

※感想

ドワイトの熱演スピーチがス、ス、スゴすぎる。コメディってこんなに熱くなれるものだったんだ。リスペクトだよドワイト。このキャラは学んでつくれるものではない。ある意味、コメディアンとしてマイケルの上をいってるのではないかとも思える熱演ぶりであった。マイケルのアシストぶりもよかった。彼は愛する部下のため（というか社のため？）、ガチガチになっちゃったドワイトを思わずアシストするんだけど、マイケル優しいじゃんかーと思ったら、これがスベリまくりで、会場はシーン。マイケルはやっぱりマイケルなので最悪の空気を作った。そこにドワイトがウルトラCをやっちゃうんだな。スゴい〜。これは見ごたえがありますよ。

一方のジムだが、好きなコが結婚しちゃうから旅行に出るなんていまどき珍しいタイプだ。ここまで純情だったとは。彼はどうなっちゃうんだろう。

追記。おもしろかったネタ。

（会議室にて）

マイケル「いいか、ドワイト。スピーチってのはみんなの心をガッチリ掴まないといけないんだぜ」
ドワイト「ぼかぁ、そんなスピーチできましぇん泣」
マイケル「ダイジョブだ。おれが手本を見せてやる。見てろ」

（マイケル、会議室を出てみんなの前に現れる）

マイケル「みんなー、ちょっとニュースがあるから聞いてくれ！」

（みんな注目する）

マイケル「喜べ、諸君。特別ボーナスが千ドル出ることになったぞ」
社員一同「おぉ〜」

（みんな拍手喝采。そしてマイケルはドワイトと会議室に戻る）

ドワイト「マイケル、スゴいじゃんか〜。うれしいっす」
マイケル「なにが？」
ドワイト「千ドルボーナスに決まってるじゃ ... 」
マイケル「ウソにきまってるだろ」
ドワイト「 ... 」
マイケル「いいか、ドワイト。あのみんなの喜びようを見たか。あれこそがナイスなスピーチなんだぞ。勉強になっただろ」
ドワイト「 ... 」

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2-17 :: Dwight's Speech
aired date: 03/02/2006
Writer: Paul Lieberstein
Director: Charles McDougall