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ナイトライダー/Knight Rider :: 1-04 :: A Hard Day's Knight :: ネタバレ

transナイトライダー/Knight Rider。シーズン1の第4話。ネタバレ!
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!

政府にマークされている運び屋のプロっちゅうのがいて、そいつはNSAの極秘情報を北朝鮮に運んだとか、アリ・アタワをアフガニスタンから出国させたとか、アフリカの反政府組織に武器を運んだとか、人間でもブツでもとにかく『運ぶ』のが専門なんだけど、相当にズル賢くていつも逃げられちゃうんだが、やっと尻尾を捕まえたぜ!と思ったらまた逃げられた!と思ったらやっぱり捕まえた。

KITTの新機能。人間の顔を偽装するマスクをつくれる。スパイ大作戦や明智小五郎のアレですよ。わるもんの前で「フフフ」と笑いつつ、ゴムのマスクを脱いで正体を明かす。わるもんはチビる。「お、おまえは!」みたいな。この偽装マスクを使って運び屋プロをつかまえた。

バカですねー。まだまだコレで終わらない。今週はオバカなガジェット類がこれでもかっちゅうくらいに続々出てくる。

KITTの新機能。『ナイトインダストリーズ』の秘密基地のKITT専用台。KITTをそこに置く。わるもんだけをKITTに乗せる。スイッチオンすると遊園地のアトラクションみたいにグルグル回転する。わるもんはヘロヘロになり、いうことをきくようになるという拷問(てか、お遊びじゃねーか)機能。

これを使って運び屋に協力させる。マイケルが運び屋になりすまして潜入捜査するんだけど、取引相手は運び屋の顔を知らないんで、網膜認証と声紋認証を使ってほんとに本人かどうかをチェックしようとする。これをダマすために次なるガジェットが登場。

"The quick brown fox jumps over a lazy dog." ていうフレーズをしゃべらせた録音ボイスから1枚のシールができあがる。それをノドに貼ると本人と同じ声になる。もうひとつはゴーグル型の機械で、これを装着させるだけで網膜認証をダマせるコンタクトレンズをつくれる。

※The quickナントカっていうのはパングラムというもんで、AからZまでがひとつの文に含まれています。昔のアップルのコンピュータではコレがフォントのサンプル文になってましたね。いまのOSXのFont Bookには出てこないんだけど、どっかに入ってるのかな。

声シールとコンタクトレンズができたら準備オッケー。マイクが運び屋になりすましてわるもんのところにいく。運び屋本人だと信じてもらったらブツを受けとり、相手が指定するだれかにソレを渡すフリをして一味を捕まえちゃえというのが任務の目的だが、このわるもんはマイクにへんな毒を注射しやがった。ミッションを成功させたら解毒剤をやるという。リミットは3時間。3時間でマイクは死んじゃうのだ。

運べといわれたブツはアルミのケースである。指定場所に行く前に中身をチェックしたらば、近々どっかで開催される予定のハイテク企業が集まるサイエンス関連のシンポジウムの入場パスとクロークの受取証だった。コートやらハンドバッグを預けといて、あとから受けとるためのチケットですね。

これらのブツの目的は謎だが、マイクは運び屋のフリをして相手に渡しにいく。渡すフリをして相手の顔を写メしようと思ったんだけど失敗した。女が現れてケースを持って逃げた。マイクは射たれた毒のせいでヘロヘロ。サラによれば、その毒は自白剤と似たような成分のドラッグだそうである。自白剤と聞いたゾイちゃんが喜んで「サラのスクールガールのコスプレみたいですか?」という質問をするなんて小ネタがあったりした。カーチェイス。女は自爆事故して死んじゃった。ヤバい!

死んだ女のクルマの中から変わった銃が出てきた。プラスチックとラバーだけででてきてて、銃弾は陶製である。つまり金属探知機に引っかからない銃である。という状況から推測し、恐らく女は殺し屋。ケースの中身の入場パスはそこにいるだれかを殺せという指示と思われ。クロークの受取証の意味はわかんない。たぶん殺人ミッションに必要ななにかなのだろう。

死んだ殺し屋女のクルマにあったラップトップをKITTが調べたら、殺人を依頼した者からのメールがあった。コイツが黒幕であろう。ターゲットの死亡が確認されたら彼女の口座に1千万ドルを入金すると書かれてある。てことは、相手の希望通りに殺人ミッションを実行し、カネを振り込ませることができれば、KITTは送金元を特定できるという。

てわけで、マイクは殺し屋になりすまして殺人をやることにした。でも本当に殺しちゃうわけにいかないので、死を偽装することにした。このドラマは死を偽装するっていうトリックが多い。3度目じゃないか。こうなるともはやトリックとはいえない!

殺人みせかけミッションは予定通り行われ、黒幕を特定することに成功した。その目的は金儲けだった。ハイテク企業のCEOを殺して株をどーこーしてガボッと儲けちゃえみたいな。

ちなみにクロークの受取証の中身は顔認証システムが内蔵されたハイテクコンタクトレンズだった。これを装着すると殺しのターゲットを識別できるようになる。ターミネーターみたいな画面が視界に現れるのですね。かっこいー。

KITTの次なる新機能。殺し屋を演じたマイクは現場から逃走しなくちゃいけないんだけど、このときKITTはパトカーにトランススフォームした。次はガンダムになるんじゃないか。

マイクは射たれた毒が回ってヨタヨタになってきた。敵はヘリで逃亡を図っている。ヤツを捕まえて解毒剤をゲットしないと死んじゃう!どっかーんとアクションをやってるあいだにマイクはついに限界。バタンと倒れて心拍停止した。オダブツしたーと思ったら、そこにサラが現れて、必死の蘇生処置を行って心臓がまた動きだす。敵を捕まえろー。あーもーだめー。また死んじゃうー。うわー。

ラストはギリギリで助かったマイクとサラのハネムーンシーンで終了。ふぅ。相変わらずノーテンキ路線を爆走するドラマです。

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