date: 9/24 17:43
は出ていった。マイケルはスクレを呼ぶ。「T-Bag探しは中断してこっちに合流しろ」と命じ、場所を教えた。マイケルの目の前にはなにかの機械がある。50センチくらいの大きさで、スイッチを入れたら掃除機かジューサーみたいな音がした。あれはなんでしょう。
作戦開始。セルフのヴァンに乗ったマイケル、リンク、スクレ、ベリックの4名は、地下駐車場から侵入。エレベータに直行。セルフはここで別れた。マイケルとリンクはスーツ着用。スクレとベリックは掃除係のツナギ姿。エレベータの中ではスクレがパネルをこじ開け配線をいぢった。そしたらエレベーターが途中で止まることなく一気に最上階へ。10階まで上がらず、その直前で停止させた。天井経由でエレベーターの箱を出る。
T-Bag。トリシェインがきた。「あなたのことをしゃべれば1万ドルくれるそうだ。わるくないわ。んで、こっちはなんていう?」と口止め料を要求した。T-Bagは答えた。「君は願いをかなえる妖精を捕まえてラッキーね。なんでも聞いてあげるよ」「うふん。いまサイン待ちのあなたの小切手がわたしのデスクにあるの」「ふむ。(ちと考えてから)次の言葉は慎重に選んだほうがよい。妖精はご主人の要求には逆らえない。(こわーい顔になり)でももしその願いが欲張りすぎるって思われちゃうと、えらいことが起こる」「(ちょいチビリ顔)今後永久にあなたのサラリーの3%をもらうってのは?」「了解」
セルフ。サム・ミドルトンのオフィスにきた。外に連れだすつもりだったのが、相手はすでにハンバーガーを買ってあるのだった。あちゃー。「外ににいこう。おごるから。ぼかぁベジタリアンなの。新しいダイエット法」と強引に連れだした。ふぅ。オフィスを出る際、セルフはマイケルに渡された黒い液体を、秘書に気づかれないようにカーペットにこぼして出てきた。
マイケルたち。天井ウラを伝って10階フロアに侵入成功。スクレとベリックは通風パネルを伝って、備品が置いてある倉庫部屋に入った。マイケルとリンクは天井ウラ。パネルを戻してたところにオバちゃんが入ってきた。オバちゃんはスクレとベリックを掃除係と信じて「トイレットペーパーがない!」と不備を責めた。ベリックが手近にあったペーパータオル(はははは)を「ハイヨ」と渡したが、オバちゃんは満足してくれないのであり、自分で目的のモノを探しだすと「整理整頓!」といって出ていった。
オバちゃんがウロウロしてる真上では、マイケルが必死でパネルを抑えていたが、またまた鼻血がタラーリ。リンクは弟が病気であることを知って驚いた。
マホーン。ローランドがサーチ結果を渡した。53のホテルがマッチしたそうである。彼はマホーンの決死顔を見た。それを見ればいまからカタキうちにいくんだろうなとわかる。ローランドは次のような話をした。
「人間てのは育った環境で決まるのか、あるいは生まれつき決まっちゃってるもんなのか。ていう記事をこの前読んだ。結果はまちまちなんだってさ。DNAはあらゆる結果をもたらす。ぼくはほんとうにそうだと思った。ぼくの兄は数学の教授、姉は小児科医になった。おなじ学校に通って同じ環境で育ったぼくだけが泥棒になって、ヤクとオンナで破滅人生。マイケルは工学の天才。あなたは法の番人。だよね?んで ... まぁなんちゅうか ... その ... あなたが追ってるそいつは、彼は自ら望んで殺人者になったわけじゃないんだろうなと ... なんてことを思ったりなんかしてるわけですよ」
マホーンはギロリとローランドをにらみ「次の言葉は慎重に選んだほうがよいぞ」と述べた。ローランドはギクリとし「つ、つ、つまりさ、人間はだれもが自分以外の者にはな
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