date: 10/03 13:03
われる。リンクは写真の中でサラがこっそり新聞の一部を指差しているんじゃないかと述べる。写真は小さいので新聞の字が読めないが、リンクは同じ新聞を持っていた。それによればSanta Ritaていう町ではないかという。確かにそういうふうに見えるが、それだけでは範囲が広すぎて監禁場所を特定することは困難である。
マイケルは「サラはなにかを伝えようとしている!彼女とぼくが話をできるようにアレンジしてくれ」と頼んだ。これはかなり難儀な注文である。また、たとえ話せたとしても会話はすべて敵に聞かれるだろうから、居場所を探れるとも思えないが、マイケルは説得を続ける。「もう3日も過ぎたけど、良い手は浮かばない。もしだめだったときのために監禁場所を探すんだ!もしぼくが失敗したらリンクがふたりを助けるんだよ!」と熱い口調。どうやって居場所がわかるんだろう。マイケルがいうんだからなんか手があるんだろうなと私たちは思う。
オープニングテーマ曲〜♪
Sona。ウィスラーがマイケルに話しかけるが、マイケルの返答は冷淡である。これまでのマイケルの人生からして「容易には他人を信じない」というのは道理である。マグレディに「電話を手に入れられるか?」と聞いてみた。「そりゃまたむりだわ」といわれた。Sonaでは暴動以来、電話線はぜんぶ撤去されたという。リチェロだけがケータイを持ってるが、彼がそれを使わせてくれる望みはない。どうしましょう。
リンク。スーザンに「サラとマイケルに話をさせてやれ」と頼んでみたが、相手はアホかと拒絶した。「私をこの場でやっつけてむりやり電話したらいいんじゃない?」と笑われた。リンクは粘り強く説得する。「彼は2日間でウィスラーの所在をつきとめた。あんたらが2週間かかってもむりだっただろう」とか「うちの弟はものすごく頑固なのだよ」といってみた。
マイケルとリンクがジタバタしていた頃、リチェロはある問題に直面していた。彼はSonaの中からケータイ電話で外の子分に指示を与えてヤクの取引をさせているが、それがうまくいかなくて取引が停滞しているらしい。子分のだれかが裏切ってるのかも。
ウィスラー。ソフィアが面会に現れた。「君はきれいだ」「わたし、3日もシャワーを浴びてないよ」なんていってるのでふたりはやはり恋人のようである。ウィスラーは外に出てきてサッパリ顔になった。ふたりの会話からして、ソフィアはSonaから死体が出てくる度にメモを探していて、その度に彼女はそりゃもう心臓が止まる思いであったという感動の再会のようである。
ウィスラーが「本はゲットした?」とたずねた。ソフィアは「スキンヘッドの男に奪われた」と報告した。「『マイケル・スコフィールドの兄弟が持ってると伝えとけ』っていわれたよ。だれそれ?知ってるの?」と聞いたウィスラーの表情は曇り、彼はソフィアにすべてを話さない。「マイケルってのはぼくの弁護士みたいなもんだ」とごまかした。ソフィアは疑い顔になる。
「だからあの男に本を持たせたの?」「ソフィア、詳しく話せない。知らない方が君は安全でいられる」「知らないとあなたを助けられないよ!」「わかってる。だから少しの間、聞かないでいてくれ」「なにそれ!ジェームズ!だいたいなんであの本がそんなに重要なのか教えてちょうだい」「電話番号があの中に書かれているのだ」「うそついてるでしょ!」「うそじゃないヨ!」という調子でふたりは会話したが、電話番号説はやっぱりうそっぽいのではないかと私も(たぶんあなたも)思う。彼女を守るためにウソをついたのかな。
ソフィアは面会終了後、ゲートを通って帰るときに面会ノートを見た。そして自分のひとつ前の面会者、リンカーン・バ
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