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ロスト :: 4-09 :: The Shape of Things to Come :: ネタバレ

date: 4/26 09:38

い。ベンのくせにかっこいいことしやがって!

ベンはチュニジアのTozeurていう町にたどり着いた。ボロボロの服装だが、高そうなホテルにつかつか入っていき「プリファードゲストのディーン・モリアーティ」といってパスポートを見せ、キーを受けとった。彼がチュニジアにきたのは初めてでないそうである。「モリアーティ」という名前をチェックしたフロント女性は、大統領を見るみたいな顔つきになった。こ、このひとが!みたいな。ベンは重要人物なんでしょうか。ベンは去り際「今日は10月24日だよネ。2005年の」と確認した。フロント女性はそうだと答えた。てことは815便墜落の約1年後。

部屋にいこうとしたらば、そこにあったテレビのニュースに興味を惹かれた。サイード・ジャラーという名前が聞こえたからである。サイードがマスコミに追いかけられてて、彼は「わたしは妻を安らかに埋葬して欲しいだけなんだ!」といっている。なにがあったんでしょう。

ベンは報道ジャーナリストのフリをしている。彼はサイードの妻ナディアの棺を運ぶ行列を見た。高いところに登って、行列の周囲を観察する。行列を注視する眼光鋭い男に目をつけ、一眼レフで男の写真を撮った。さらに棺を運ぶひとたちの中にサイードを発見。こちらも写真を撮ったら目が合ってバレた。逃げようとして捕まった。

サイードは自分を尾行する男がベンと知って驚いた。捕まえて目的を問いただす。「ここでなにしてんだ?」「君の奥さんを殺した男を見つけるため」「どうやってココに来た?」「シリアから入国した」「ちがう。どうやって島を出た?」「デズモンドのヨット、エリザベスでフィジーにいって、そこからチャーター機で」というのであった。さらにベンはチャールズ・ウィドモアの話をした。サイードは混乱する。「それとナディアとどういう関係があるんだ?」「奥さんの棺の行列を見守るなかにある男がいた。彼の名前はイシュマエル・バキア。ウィドモアの手先である」といって、男の写真を見せた。それは5日前のLAで撮影された映像だといって住所を述べた。そこはナディアが殺された場所の近所だった。サイードはますます混乱。「なぜ彼らがナディアを?」「わからない。でも確かなんだ」。サイードは悔しさいっぱいで写真を握りつぶした。ベンはいつものこわい顔。しめしめみたいな。

雑踏。ベンはひとりでバキアを尾行。が、バレて捕まった。「おまえはだれだ」「ベンジャミン・ライナス。ウィドモアに伝言がある」「ほう。ならいえ」。ここで横からズドン。サイードがバキアを射殺した。ふたりは共同してバキアをハメたようだが、殺すことまで同意してたんだろうか。ベンはなにか使い道を考えてたかもしれないが、サイードはそんなこと知ったこっちゃない。妻のカタキを討つのは当然である。

ベンは得意ワザの芝居をする。「彼を殺せてよかったな。君は自分の人生に戻れ」と立ち去ろうとした。そんな気ないくせに。「まてまて」「悲しみを怒りに変えないほうがよい。経験上の話。これはわたしの戦争であって、君のじゃないから」といわれて、サイードが納得するわけない。「おれは8年間かけて愛する女性を探した。やっと見つけて彼女と結婚したのに殺された。彼女を埋めたのは昨日である。おれの戦争じゃないなんていうな」と熱い口調で訴えるのであり、最後に「ベンジャミン。次はだれだ?」と心を許すようなしゃべり方。ベンは心の中でガッツポーズ。笑いをこらえて思慮深い友人のような顔つきであり「また連絡するよ」と答えた。背を向けたらニターリ顔になった。悪魔である。

ここはロンドン。深夜。スーツ姿のベンが高級アパートのペントハウスに侵入。エレベーターを降りたら部屋の中

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