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ロスト :: 4-09 :: The Shape of Things to Come :: ネタバレ

date: 4/26 09:38

見殺しということだが、ハーリィがふたりを見捨てるわけないんで、彼は手近な家具を窓にブン投げてガラスを割った。ソイヤーとクレアは家に入ることができた。

家の中でベンがハーリィに銃を向けたことにソイヤーは気づかなかったみたいだ。知ったらその場で八つ裂きであろう。見えない敵に怯え、家にたてこもるという緊張場面において、玄関のチャイムが鳴った。おそるおそる開けたらマイルズだった。彼は無線機を持たされて入ってきた。

ベンはさいしょ敵と話すことを拒んでいたが、娘が人質になってると聞いて渋々無線機を受けとった。相手はマーティン・キーミーと名乗った。船にいた男である。キーミーはこういった。「自分はウィドモアの指令で動いている。顔が見えるように窓の近くにこい」。ベンが外を覗くとキーミーがひとりで立っていた。精悍な兵士である。「投降して出てくれば、他のひとたちの安全を保証する」といったが、ベンは信じなかった。「わたしを捕らえたら島の者たちは皆殺しのはずだろう?」「オイオイ、おれをなんだと思ってるんだ?」「マーティン・クリストファー・キーミー。元海兵隊曹長。1996年から2001年まで従軍。その後は傭兵。ウガンダで大活躍。わたしは君を知っている。だからズバッといってくれ」

キーミーは苦笑い。「オーケイ。わかったよ」と答えて部下に指示した。アレックスが連行されてきた。「娘を殺す。出てこい」と最後通牒。ハッタリではなさそうである。ベンは苦悩しつつ、これを無視。「こっちから提案だ。いますぐ撤退してヘリに乗れ。そして島を忘れるというのはどうだ」という非情ぶり。キーミーは頬をピクピクさせるのであり、発狂寸前のアレックスに「パパにお別れをいえ」と無線機を渡した。「パパ、このひとたちは本気だ。カールもママも殺された!」と泣く娘。ベンはこういった。「アレックス、心配せんでよい」「たすけえええええ〜!」

キーミーは「残り10秒」といってカウントダウンを開始した。この期に及んでベンはアレックスのチビリ顔を見ても態度を変えない。それどころかヒデーことをいいだした↓

She's not my daughter. I stole her as a baby from an insane woman. She's a pawn, nothing more. She means nothing to me. I'm not coming out of this house. So if you want to kill her, go ahead and do it.

そいつはわたしの娘じゃない。キチガイ女から赤ん坊を奪ったのだ。捨て駒の女がひとり死んでも、わたしにゃ痛くも痒くもない。わたしは出ていかない。勝手に撃ちやがれ。

こりゃヒデー。ズドン。アレックス死亡。父の無慈悲な言葉を聞きながら哀れに死亡。かわいそうだなぁ。

部屋にいた者たちは戦慄してこの会話を聞き、アレックスの死を見た。ベンはカッと目を見開くのであり、茫然自失となる。自分のせいで娘が死んだというのにそれが信じられないみたいだ。ぼそっとこういった。「あいつはルールを変えやがった」だそうである。謎だ。彼はチャールズ・ウィドモアと「娘は殺さない」みたいな約束をしてたんだろうか。

ソイヤーは「ベンを渡してしまえ」と何度もいっているが、ロックは応じない。渡したとしても生き残れる保証はないというのだが、そりゃまあそうだが、どうするんでしょう。ベンは決死の顔となり、目を盗んで本棚の裏の隠し部屋に入ってしまった。その扉がロックされてしまうと外から開かない。ソイヤーは「開けろバーロー」とばんばん叩いた。隠し部屋に入ったベ

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