date: 10/06 03:20
くそったれヴァンパイアめ!はやくしろ。Hep Dに感染させてやるぜ。ひひひ」というのが聞こえた。スーキーは大声をあげた。「彼はHep Dを持ってる!Hep Dってナニ?」といったら、部屋にいたすべてのヴァンパイアたちは凍りついた。
Hep Dていうのがなんだかわからないが、ヴァンパイアにとっては致命的な毒物らしい。彼らにとってはスーキーのテレパス能力に驚くよりも、Hep Dに感染しちゃったかもしれないという事実の方が衝撃。スーキーはさらにジェリーの心の声を聞いた。彼は恋人男がヴァンパニアに殺された過去があり、復讐のために彼らのコンパニオンになったフリをしてたとわかった。3人の凶悪顔ヴァンパイアたちは、自分たちをハメようとしたジェリーに怒るのであり、彼を連れてモンローの家に帰っていった。
3人が去ったのち、スーキーはがくがく震えていたが、やがて頭にきちゃって質問開始。「あいつらはナンだ?」「あんなチンピラと友達なのか?」「Hep Dってなんだ?」「スーキーはおれのものってどういう意味だ?」とわーわー怒った。
ビルはいつものビルに戻り、すまぬすまぬという調子で説明した。Hep D は Hepatitis D の略。人間には無害だが、ヴァンパイアには悪影響を及ぼす病原菌で、コレに冒されると1ヶ月間弱くなる。それ自体に致死性はないが、弱くなってるあいだに捕まってクイを打たれちゃうと死んじゃうのでヴァンパイアはものすごく怖れている。ヴァンパイアはHep Dの存在を隠している。だそうである。
「スーキーはおれのもの」発言については「ああいうしかなかった。彼らとモロに闘うのはむりだから。特にマルコムはぼくよりもずっと年長でちからがある」と言いわけし「ダイアンと一度だけsexした。1930年に彼女がヴァンパイアになった直後のこと」と明かした。そして「マルコムたちのように群れて棲んでるヴァンパイアたちは、邪悪かつ凶暴である。ぼくのようにひとりで棲んでるヴァンパイアは人間だった頃のきもちを失っていない」だそうである。
スーキーはここまで聞くと(あぁそうですか)と冷淡顔になり「はい、これが電気会社の電話番号」とメモを渡し、キスを拒否して去った。泣いて家に帰った。そしたらビルが外で待っていた。このシーンの会話はかなりおもしろい。テレパス女とヴァンパイア男が恋に落ちたらこうなるのかと思った。原文でご賞味下さい↓
Sookie: Goddamn it, Bill. How many times do I have to tell you, do not do that?
Bill: I'm sorry. It wasn't intentional. I just got here. I wanted to make sure that you were safe.
Sookie: Why can't I hear your thoughts? Do you even have any thoughts?
Bill: Oh, I have thoughts. Many lifetimes of thoughts.
Sookie: So why can't I hear them?
Bill: I don't know. Perhaps it's because I don't have brain waves.
Sookie: Why not?
Bill: Because I'm dead.
Sookie: No, you're not. You're standing here, talking to me.
Bill: I have no h
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