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プリズンブレイク :: 2-16 :: Chicago [2] :: ネタバレ

date: 2/10 12:16

now how you feel." という台詞を幼児をあやすような口調でしゃべってましたが、彼はヘイワイヤをバカにしてたわけじゃないと思います。彼もまたドンヅマリのトラブルを抱えていることからすれば「おれもおなじさ」というシンパシーがそこにはあり、マホーンはこの哀れな脱獄囚に自分自身の運命を投影している。マホーンはキムに言われてヘイワイヤを殺したんだけれども、それだけじゃないような気がする。せめてこの男に死ぬ自由を与えてやろうという感情があって、それは愛とはまた違うけれど、ある意味、ヘイワイヤという孤独な人間を理解した数少ない者のひとりだったのではないでしょうか。という解釈は甘すぎ?マホーンは単に「死ねコノヤロ」と思っただけかもしれませんが。ま、この2人は地獄で再会するでしょう。

シーンがさかのぼりますが、彼がベリックを誘う台詞もたいへんステキでした。

"You're gonna do it for me... unofficially, under the radar, no paper trail. I need a junkyard dog who's willing to do the ugly things it takes to bring a con to justice. Are you my dog, brad?"

"Damn hell. Yeah, I am."

キャラと台詞がばっちり合ってますね。

キムのハメ手もおもしろかったです。カメラが切り替わり、大統領の声マネをしてたブロンド女性の背中が映り、それが振り向くと視線の先にキムがいるという映像でしたが、私、別パターンを思いつきました。「ブロンドのカツラをかぶったキムだった」というネタを思いついたので、MadTVにメールしようかなと思いましたが、たぶん同じメールがじゃんじゃんきてそうだと思ってやめました。

ところで余談ですが、ケラーマンがハメられたと気づいたときの台詞↓

"Whoever this is, tell Bill Kim that he just screwed up big time.(だれか知らないが、このマヌケってキムに伝えてくれ)"

"big time" は『一流の』とか『ものすごい』という意味ですが、否定的な意味と合体すると全然違う意味になります。"screw up big time" で『ドえらいヘマをやる』というような意味になる。

では最後に今週の名台詞を再び。これはシーズンを通じてのベストなフレーズではないでしょうか。ベリックが100年かかっても、こんなに "smooth" な台詞はいえないでしょう↓

Sara: "The first thing they tell you when you take the job is never to fall in love with an inmate."

Michael: "About before, me too."

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title: 2-16 :: Chicago

aired date: 2007/02/05

Writer: Nick Santora, Matt Olmstead

Director: Jesse Bochco

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