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プリズンブレイク :: 2-14 :: John Doe [1] :: ネタバレ

date: 1/25 10:26

マークされていることを見越して、安モーテルに潜伏中。

マイケル、リンクはこの急展開にアタフタ気味だが、テレンス・ステッドマンを捕獲したという事実に大きな満足を覚える。彼はリンクの冤罪を晴らす動かぬ証拠であり、逃げ回るのも今日でおしまいだやったぜとうれしく思う。「彼に今日の新聞を持たせて写真を撮ろう」とマイケルがいうと、ケラーマンに「似てる男の写真を撮ってもしゃあないよ」といわれた。彼の説明を聞いて、そう簡単には進まないことを知り、再びがっくりする。

ケラーマンの説明。政府の陰謀グループはテレンスの死を偽装するためにあらゆる手を打った。歯は入れ歯にし、指紋を消す手術をし、過去のあらゆる医療記録を差し替えた。DNA記録もどっかのホームレスのものに差し替え、顔は整形した。つまり客観的にこの男をテレンス・ステッドマン本人であると証明するのは至難の業だという。たとえ長年の友人が彼に出会ったとしても「確かに似てるね」くらいしかいえないだろう。

この話を聞いて言葉を失う兄弟に「おれたち、なかなかヤルだろ("Trust me. We're very good.")」と自慢するケラーマンだが、いまはこんな調子で追われているくせに自分の仕事ぶりを自慢するトロさというのが、じつに彼らしくてステキ。

テレンスは「おれを逃がしてくれよ」なんていうが誰も聞かない。あたりまえだ。リンクはずっと宙を睨んでいる。恐らく彼は、口を開いたらこの男を殺してしまうことが自分でわかっているのだろう。むっつりと黙り込んでいる。

いったいこれからどうするんだとマイケルも私たちも思うわけだが、ケラーマンには筋書きがあるようだ。彼は「2、3日ここに滞在してからDCを目指す。そして政府内にいる反カンパニーの連中(死んだ父アルドの仲間)と接触しよう」という計画を明かす。マイケルの台詞「ライオンの巣に入ってくていうことだね?("We just stroll right into the lion's den then, huh?")」。

こちらはマホーン。病院にいたら前妻のパムからコール。コロラドの息子が交通事故に遭ったといって彼女はパニックになっている。マホーン、すべてを捨ててコロラドに行こうとしたらば、病院の外でキムの部下とバッタリ。

「頼むから仕事してくださいよ。またいつコロラドで事故が起こるかわかりませんよ」と脅された。マホーンの顔に再びナイフのような冷たさが宿る。「あぁわかったよ。やるよ」と答えた。こういう瞬間のマホーンの冷たいギラリ感がとてもよい。

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(後半に続く)

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