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ヒーローズ :: 2-05 :: Fight or Flight :: ネタバレ

date: 11/03 20:16

」と答えた。謎である。

マットは父をリーディングしようとしたが、激しい頭痛に襲われて失敗した。父もまたリーディング能力があるんで、お互いにソレをやろうとすると頭痛がしてだめだめになるというのは以前にも出てきたな。kennさんがかつてこれのことをリーディング能力者の『ハウリング』とうまいことをいった。それそれ。ハウリングしちゃうんですよ。使わせてもらうわ!困ったマットに父は「息子よ、手錠を外してくれたらぜんぶ話す」と頼んだ。

マットとネイサンの絡みはおもしろい。マットは決断力に欠けるタイプ(よくいえば人間的)で、ネイサンは常にクールである。ネイサンという男は自分の家族のこととなると急に感情が激化するが、他者に対する興味が薄い。マットの父との再会なんか彼にはどうもいいんである。そのカラッとしたかんじがおもしろい。ついでにいうと、ネイサンのこの『家族愛』が、弟ピーターの目から見ると「自分と家族さえよければいいのか!」みたいな反発アレルギー反応を起こして、兄弟はよくケンカをしていましたね。

モニカ。家に帰ってきたらピアノの音がする。マイカが弾いているのだった。こういう才能もあったのか!そのピアノはモニカの死んだ母が残したもので、それに触れる者はだれもいなかったんだという。きれいなメロディを聴いたモニカはママを思いだしてじわーんとした。マイカもママを想ってじわーんとした。モニカは「あなたのママはきっといつか迎えにくるから心配しなくてよい」と述べた。そしてこういった↓

I know new things can be scary. My mom always said god doesn't give us anything we can't handle.

新しい出来事は不安だよね。でもわたしのママがよくいってたけど『神はその人が扱いきれないようななにかを人間に授けたりはしないものだ』なんだってさ。

という台詞はママの不在を嘆くマイカを慰めると同時に、極度の不安に悩む自分への言葉でもあろう。という会話をしつつ、モニカの両手が勝手に動き始めた。タララララーン。マイカが喜んで「モニカもピアノ弾けるんだね!」と聞いたら「できないよ」といいつつ、彼女の両手がビュンビュンと鍵盤を叩いているのだ。またこれである。本人もマイカも大仰天。

モヒンダー。彼はひとりでNYのアパートにいてモリィの看病をしていたが、なんとかしなくちゃと考えて彼女をカンパニーに連れていくことにした。そしてノアにそれを告げた。ハイチ人と旅行中にその知らせを聞いたノアは「あいつらは敵だぞ。わかってんのか」と止めたが、モヒンダーの気は変わらない。敵だというのはわかっているが、モリィの症状を診断できるのはカンパニーだけだというのもまた事実なのだから。

マットとネイサンはマット父を尋問中。手錠を外してもらった彼は哀れな声を出して「悪いパパですまぬ。おれは能力を使って悪さをしちゃったっていうのに、おまえは警官か。息子がこんなに立派になってうれしいなー」なんていうが、マットもアホじゃないのでその手には乗らない。「ぜんぶしゃべれ」と突き放した。

マット父は秘密グループのことをしゃべりだした。かつて能力者たちが出会って、彼らは世界を救おう無敵チームをつくろうとしたんだけど、そのうちの何人かは私利私欲の欲望に走った。善人グループはそいつらを止めようとした。という話は以前リンダマンがネイサンに語った内容と一致する。つまりこの男はさいしょは悪いことしたけど途中から改心したということをいいたいらしい。マットが「どうやって止めようとした?」と聞いたら「うまく説明できない」という。父によれば、マッ

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