date: 11/02 13:36
たしはちがうでしょ?えらくなったように見えない?」とウキウキ顔でいった。ディモンは「だれかが死んでアネキが昇進すんのか」とカマした。姉は「このまえ受けたトレーニングプログラムの結果がわかるんだ。じついうとわたしゃAなんだわさ。ウフフ」ということで、昇進気配濃厚なので彼女は喜んでいるのである。モニカはレストランで働いているのだ。
弟は「んじゃ65ドルくれや」といった。ディモンはプロレス中継のPPVを見たくって、それを祖母におねだりして「わたしもほしいわ!」といわれたばかりだったのだ。だが姉は拒否。「だめ。おばあちゃんも絶対あげちゃだめだよ。たくさんのひとたちがFEMA TRAILERS(FEMAが用意したトレイラーハウス。カトリーナ被災者たちのこと)で辛い目に遭ってるっていうのにプロレスなんか見なくてもよい」とぴしゃり。次におばあちゃんがいった。「裸の男が暴れてるとこを見たいならバーボンストリートにいったらいい。タダで見れるよ」「ちょ、ちょ、ちょっと、タイトルマッチなんだよ!バァちゃん!たのむよ!」「プロレスなんかアホくさい。あんたはもっと頭がよくなる番組を見なさい。これとかさ」といって、指差したのは料理番組なのであった。モニカは「晩ゴハンをレストランからもらってくるね。いってきます」とげんきに出勤した。
料理番組のシーンで、トマトをフラワーのかたちにカットするのが出てきたとき、モニカの目つきが一瞬だけ複雑ゲになった。
というにぎやかな食卓にあって、マイカは黙ってニコニコ笑ってみんなの顔を見比べているのであった。かわいいオサルさんみたいである。姉が出ていった後、マイカはディモンに「PPV見せてあげるね」と謎スマイルをしてやった。
こちらはネイサンの母アンジェラ。病院に入院中。ふたりの刑事に「カイト・ナカムラを殺したのは自分である」と告白した。前回襲われたのは相手が見えないフシギ事件だったのだが、それはアンジェラが自殺しようとしたのであり、カイトを殺した動機はカネとsexというお決まりパターンでチャンチャン。マットと相棒刑事がその自白を聞いたが、このときアンジェラはマットに念を照射した。「パークマン、わたしが殺したということにしなさい。わたしたちのことをヤツラに知られてはいけない」という声はマットにしか聞こえない。彼はウヘーと驚いたが、相棒刑事は「キマリだね。書類つくってくるわ」と席を立った。
クレア。学校に来たらチアリーダーのひとりにチアリーディングの申込書類を渡され「あんたもきなさいよ」と強引に誘われた。体育館の事件がクレアを有名人にしちゃったのである。「あのコはガッツがある!」とみんなに思われちゃったのだ。彼女は目立たないようにしてるつもりなのにこうなっちゃうんだな。
「考えとくわ」と答えて別れたら、こんどはウェストがきた。「昨日は感動した。やっとわかりあえる人と出会えた」と大喜びである。が、クレアは父のことがあるので憂鬱である。「あー、えーとですね、わたしたちはデートしないほうがよいと思う」というしかないのであった。「な、な、なんで?!くそォ。ぼくの首の傷を見てエイリアン・アブダクティだと思ったんだな。あれはメガネ男が!」「ソレ、わたしの父なんだってばさ」「... は?!(絶句)」クレアは悲しみのひととなり「あなたのことはとっても好き。でもだめなの」と拒否。「うちの親はサイコパスだから」といったというのはウソで「うちの親は超過保護だから」と答えた。「んじゃお父さんと話させてください」「うまくいかないでしょ」「ぼくは空を飛べるし、君は不死身パワーだ。ベストカップルだろう?」「つらくさせないでちょうだい」
天国から地
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