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ユリイカ :: 2-01 :: Phoenix Rising :: ネタバレ

date: 9/13 22:32

うに黒コゲになった。ヘンリーが死因を説明し「前頭葉から放熱した」と述べ「脳をCPU、肉体をマザーボードに例えるとだな」なんて説明するが、高度すぎてよくわかりません。とにかくなんでこの3人が死んだのか、だれにもわからないのであった。

死んだ3名の共通点がわかった。セクション5が爆発したときその近くにいたのである。ジャックはさいしょヘンリーが殺したのかと疑ったのだけど、それは違った。3名は厚い壁を隔てて爆発の近くにいて、3人共無傷だったし、壁に穴が空くなんてこともなかった。でもアーティファクトの発した放射能(みたいなもん?なにかのエネルギー?)は壁を通り超えて人間の健康に害を及ぼしたようであり、アーティファクトそのものが謎なので推論になってしまうけれど、そう考えると辻褄が合うのである。そしてこんどはネイサンが黒コゲ死体になりそうになってきた。彼はきぶんが悪くなって、体温がグングン上がってきた。ほっとくと3人と同じように火を噴いて死ぬのであろう。これの治療法を知る者はいないが、ヘンリーが「これはてんかんの発作に似ている。てんかんの発作には電気ショックがいちばんである」なんていう仮説を立て、それが効くかなんてだれにもわからないが、とりあえずやってみた。ネイサンは助かった。ふぅ。ピンチ脱出。

ところで、ネイサンは助かったが、彼はセクション5の爆発事故の責任者なので処分を待つ身である。やがて政府の決定がなされ「ネイサンはクビ。後継者はアリソン」となってしまった。アリソンは自分が昇進したと知ってもぜんぜんうれしくないようであり、彼女はネイサンに惚れているようであり、彼をどうにかして引きとめたいと思っているみたい。その回りをジャックがそわそわと歩き回っていたりする。ジャックにとってはアリソンは愛する妻なのだ。あっちの世界ではネイサンは遠くにいっちゃって、ジャックとアリソンはくっつく予定だったのに、そういう展開はまったくナシ。だからジャックは泣けてきちゃうのだ。

という調子で黒コゲ死体事件は解決したが、ラストにギョギョギョのサプライズがある。ジャックとヘンリーがいる。2人の男は4年間の『なかったはずの未来』をいまだにひきずっていて落胆ムードだ。ジャックは「おれはいまごろアリソンと○○のはずだったのに」と文句を述べ「君を殺人者だと疑ってごめんよ」と謝罪した。

一方ヘンリーもまた苦悩の人であるが、彼は小さな発明品を取りだしてある提案をした。「いっそのことぼくたちの記憶を消してしまおうではないか」というのだ。その機械を使えば、極めて正確に特定日時の記憶だけを消せるという。「ええええええ!」とビビるジャックであったが、ヘンリーは説得する。「よいかね。君はキムを助けようとしたぼくの邪魔をした。それは正しかったというのはわかりすぎるほどわかっている。でもぼくの感情がおさまらないの。だからものすごく悩んじゃうの。君の顔を見るたび『コイツのせいでキムが戻らない』と思ってしまうぼくがいる。毎日毎日そればかり考えてしまう。君は親友だ。これはつらいぜ」と苦悩を告白した。かなり辛そうだ。

「だからこの機械で『なかった未来』の記憶をぜんぶナシにしよう。きみもぼくも。そうすりゃぼくたちラクになれる。オールオアナッシングだ。いいだろ?」「思い出がぜんぶ消えちゃうの?ちょ、ちょ、ちょい待ってよ!」「いいからいいから!ホレッ」

ヘンリーはサクッとジャックの脳から記憶を削除した。アリソンとの愛の思い出はナシになった。イッパツポンでリセットである。ジャックは少しヨタヨタ気味であり、頭が痛いといっていたがそれも最初のうちであり、ニコニコスマイルで「んじゃまたな!」と帰ってい

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