TOP
『トゥルー・ブラッド』のTOP
1 > 2 > 3 > 4

トゥルー・ブラッド :: 1-05 :: Sparks Fly Out :: ネタバレ

date: 10/13 09:58

トゥルー・ブラッド/True Blood。シーズン1の第5話。ネタバレ!

SPOILER!!!

ネタバレです!!!

前回のエピでビルは警官をチビらせたが、スーキーはそんなビルに深く失望した。「もうあなたのことは理解できません」といって完全ダメ出しである。ビルは説得を試みたが、聞いてもらえなかった。異文化的断絶というか。というようすをサムの飼い犬ファイドがくさむらでぢっと見ていた。サムのスパイなのだろうか。スーキーとビルの恋はオワリになった。これを素早く察知したサムは彼女をデートに誘った。

ちょうどその日の夜、スーキーのおばあちゃんが企画する『ヴァンパイアと語ろう会』が町の教会で開かれる予定である。これのメインゲストはもちろんビル。おばあちゃんはこの企画の発案者であり、彼女はこれをきっかけにヴァンパイアと人間の相互理解が深まればよいと思っている。「ヴァンパイアを教会に呼ぶなんてとんでもない!」という強固な反対者たちを説得して実現にこぎ着けた。

おばあちゃんがノリノリでやってる以上、スーキーとしてはビルとケンカしたといっても行かないわけにはいかない。と思ってたところにサムが誘ってきたんで、ふたりの初デートは教会ということになった。ビルの内側では嫉妬の炎がメラメラと思われるが、彼の内心はともかく、教会のイベントはハッピーに進行する。

町の教会に人々がざわざわと集まってくると、白いよそいきの服を着たおばあちゃんはうれしそうに歓迎した。ノリス市長もきた。市長の奥さんの手づくり料理がみんなに振る舞われるそうである。ヴァンパイアが教会でスピーチをするっていうのは前代未聞の珍事であるからして、教会にはたくさんのひとたち、子供からお年寄りまでつめかけた。みんなは興味津々である。そのほとんどはヴァンパイアを異端視しているが。

ビルは緊張顔で壇上にあがり、人々に挨拶した。どっかのおばちゃんが気を遣って十字架を国旗で覆ったのだが、ビルはみんなの見てる前で十字架を露にした。「ヴァンパイアは十字架の前に立っても燃えたりしないし、教会に入ることもできるんですよ」と述べた。人々はホエーとおもった。ビルは「ヴァンパイアと人間は共存できるとおもうのですよ」というようなことをしゃべりだした。聴衆の反応は(ふーんあっそ)てかんじである。次のquotesがナイスでした↓

Bill: Uneducated as we were, we knew little of the political or ideological conflicts that had lead to this point.

kid: Momma, he's so white!

Arlene: No, darlin', we're white. He's dead.

政治的な皮肉を込めてサラリと笑わせる脚本がよいですね。ここらへんまでは反応イマイチだったが、話題が変わって大昔の戦争の話になったら、人々は(ほうほう)と身を乗り出すようになった。やっぱり政治家みたいな話よりもリアルな体験話のほうがわかりやすいし、おもしろいのである。

ビルは1862年に従軍。第28歩兵隊の一員として闘ったといったら、聴衆のひとりが手を挙げて質問した。「わたしの祖父も第28歩兵隊だった。トリヴァー・ハンフリーズというんだけど知ってますか?」と聞いたら、ビルは友達だったと答え「彼は勇敢でした」といい、戦場で少年を救うために死んだという話をした。聴衆はしーんと静まりかえった。

次にノリス市長が手を挙げた。市長は町の古い資料を漁って見つけたものをビルに見せた。それはビルが戦争に行く前に家族と撮った写真だった。それを見

1 > 2 > 3 > 4

1-04 :: Escape From Dragon House :: ネタバレ (前の記事)
『トゥルー・ブラッド』のTOP
[ ドラマ番組カテゴリ ]
[ お知らせなど ]
[ パクリサイトにご注意 ]
[ このサイトについて ]
[ 管理人にメール ]

TOP