date: 10/12 08:24
たが効果ゼロ。ラファイエットに治療法を聞いたが「ひゃひゃひゃ」と笑われた。このシーンのジェイソンの台詞によれば、その想像を絶する痛みは「チンコが痛風になった!」というくらいにしんどいそうである。
Jason: When my grandpa was alive, he had gout. And he said just the weight of a sheet on his big toe was too much to bear. So help me God, that's exactly what this feels like.
LaFayette: Maybe you should try rubbing one out.
Jason: Were you listening to me? I got gout of the dick!
ジェイソンは途方にくれてへたり込んだ。それをタラが見つけた。彼女はそのブツを見て、うへーとタマげ、嫌がる彼を病院に連れていった。医師は「Oh boy!」と驚き「ナスのようであるね。私の身に起こらなくてよかった」と感想を述べた。「治してください」といったら、デッカい注射器を出してきて血液を吸引するという。医師は「麻酔ナシでやります」と告げた。ジェイソンは「どんなヤクもやってない」と嘘をついたが、医師はまるきり信じてなく「どんなヤクをやったか知らないが、麻酔と相互作用するかもしれんからだめ」だそうである。ジェイソンは逃げられない。涙目でタラの手を握った。ナスビに注射器がズブリ。絶叫。うぎゃああああああああ。
という調子で、バカジェイソンがアタフタしているあいだ、妹スーキーはこのバカ兄にかけられた嫌疑を晴らすべく行動を開始した。ジェイソンは釈放されたといっても疑いが晴れたわけでなく、おばあちゃんがものすごく心配して「兄を助けてやれ」とスーキーに頼んだのでそういうことになったのだ。
スーキーはテレパス能力を大開放し、人々の心の声を聞きまくって兄の無実を証明しようとがんばる。これは彼女にとって、とてもヘビーな労働である。普段はなるべく聞かないように自制しているが、それでもしょっちゅう頭が割れそうになるのに、自ら「聞くぞ」と構えたら洪水どころの騒ぎじゃない。そこらじゅうから人間どものわめき声がドバーと聞こえて頭がわんわんする。人間たちの頭の中にあるのはsex, sex, sexである。彼らが心の奥底に隠している欲望やら嫉妬やらは聞くに耐えないものばかり。人間たちはヴァンパイアを口では嫌いつつも、ヴァンパイアとsexしたがっている。
スーキーは狂いそうになってくるが、たったひとりだけドーンの死を悲しんでいる優しい青年がいた。スーキーは感動し「ありがとう」といって、そいつのほっぺにチューをしてあげるという心温まるシーンがあったりした。
そうこうやってるうちに、殺されたドーンとマーデットには共通点があったとわかった。彼女たちはシュリーヴポートにあるヴァンパイアバーにいっていたそうである。スーキーはビルに聞いてみた。『ファングテイジア』ていうバーだと教わった。
てわけで、そこに連れていってもらうことにした。スーキーは「これはデートじゃない。友達として頼んでいるのだ。わたしは事件の真相を探りにいくのだから」とクギを刺すようなことをいったけれども、ビルは「わかった」といいつつうれしそうである。
スーキーは「デートじゃない」といいつつ、かわいいドレスに着替えてやってきた。ビルはそれを見てやばいなぁという顔つきになった。「ヴァンパイアのエサに見えちゃうぞ。君のおばあちゃんに『スーキーを守る』と約束し
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