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4400 未知からの生還者 :: 4-11 :: Ghost in the Machine :: ネタバレ

date: 9/12 10:31

モスはその後巨万の富を築いたのだから。

トムとダイアナはさっそくトラスクを訪ねた。娘が出てきて会わせてくれたんだが、トラスク氏は3ヶ月前に発作で倒れて意識不明となり、自宅で植物人間状態となっていた。生命維持装置がベッドの隣にあって彼は息をするだけのひとなのであった。これじゃ彼が攻撃できるわけないかと思ったが、トムが真相をサクッと見抜いた。昏睡中のトラスク氏だがその意識は覚醒中であり、彼は電話線等を経由してコンピュータネットワークに接続し、ウィルスを増殖させてネットワークにバラ撒いているんじゃないかというサイバーパンクな復讐説を話した。それを聞いた娘は満足げであり、「パパ、がんばって!あんなヤツ潰しちゃえ!」と応援しだした。インモスはトラスクの人生を潰したのだ。

同情すべき状況ではあるが、NTACとしては彼の復讐を阻止しなければならない。だが相手は昏睡中の病人なので即逮捕はできない。正当な手続きを経て政府が管轄する病院に移送して隔離したいんだが、メガンによれば、裁判所の手続きに数時間かかるという。よって脅威を取り除くのは明日の朝に持ち越された。

ところで、トムは前エピからトムじゃなくなっている。彼は "Marked" に精神を乗っ取られちゃったような風であり、ダイアナやメガンに隠れてインモスと連絡を取り合ったりしている。ときおり変なニターリ笑いを浮かべてたりするので、ニセトムってかんじだ。いかにもニセニセ感があるので、ニセウルトラマンみたいだ。メガンはトムと同棲中だが、夜中に彼が目を覚ましているのを変に思ったりする。ダイアナは「トムはなんかへんだ」と感づいているが、確証を得るに至ってはいない。

ニセトムはこっそりインモスにトラスク復讐説を教えてやった。インモスは「明日の朝まで待てん!会社が潰されるわ!」と怒る。ニセトムは「心配せんでもよい」と答えた。その夜彼はひとりで車を盗み、トラスクの近隣にて電柱に激突。そのまま逃げた。付近一帯は停電となり、トラスクの生命維持装置の緊急予備電源が作動したが、娘のケータイは何者かによってJAMされて彼女はレスキューを呼べなかったのでトラスク氏は死亡した。その瞬間、ネットワークからウィルスは消え、すべてのシステムは正常に戻った。

明くる朝になった。裁判所命令が出る前にトラスク氏が偶然に死亡したので、メガンとダイアナは拍子抜けである。ニセトムはもちろん驚くフリをする。ダイアナがトムの額にかすり傷を見た。その後、彼女は電柱に激突した車から小さな血痕を発見。こっそりマルコにDNA検査を頼んだ。結果はトムと判明。てわけで彼女は証拠を掴んでビビリまくりでメガンに相談した。2人は「トムをトムに戻さなくちゃ。真相がわかるまでは知らないフリをしていよう」と相談するが、メガンは同棲中であるからしてこれはたいへんだ。敵とナニしなくちゃいけないわけだから。職務とプライベートを混同した罰だな。

ところで、こんなお話の間に、いくつかのサブストーリィも同時に展開している。まとめて書きます。

前回トムは秘密裏にイザベルを捕まえたが、彼は彼女を郊外の別荘に監禁している。男たちが家を警備している。トムはダイアナに「病院に行く」とかウソをついてちょくちょく職場を抜け出してはここに現れる。トムはイザベルの前ではニセトムであることを隠そうともしていない。変なニタリ顔で「おまえのパパはヴァージニアに移送されることになった。おれのいうことを聞かないと、パパが生きて飛行機を降りれるかどうかわからんな」とリチャードの命を種に脅すのである。「おまえのせいでママ(リリィ)は死んだよな。こんどはパパもか。ひでぇ話だ」なんていっていぢめている

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