date: 9/27 22:27
になって、パイの約束を忘れちゃったんである。ディーンは神に試されているのだろうか。
オリヴィアの家で死体を発見。ソルトが撒かれているので悪魔にヤラレたとわかった。彼女の死体のありさまが異様である。ズタズタなのだ。憎しみがこめられているよう。ボビーがうろたえ顔で出てきた。ナニゴトかと思ったら「近所のハンターに連絡したけど、全員が連絡とれない」という。ま、まさかみんなヤラレちゃったんじゃ!?
という心配はアタリで、兄弟とボビーが調べたら、近所のハンターは皆殺しにされていた。ボビーは "They've redecorated... in red.(赤色に再デコレーションされていた。つまり血みどろだった)" と述べた。
サムはガススタンドのトイレで、死んだヘンリクセンのオバケに襲われた。「おまえのせいでおれと署のみんなは死んだ」と呪詛を吐いて襲ってきた。ディーンに救われた。
というあたりでだんだんわかってくるように、今回の敵はディーンたちが過去において救えなかったひとたちのオバケである。冒頭の「ご、ごめんなさい」発言はそういうことだったか。「おまえのせいでわたしは辛かった。助けてほしかったのに!」といわれるのはハンターにとってものすごく辛いことである。兄弟とボビーは自分たちの過去の功罪と対決させられる。これもまたパイの逸話と同じく、神に試されているんだろうか。なつかしいひとたちがいろいろと出てきたが、中でもいちばんはメグだった。
メグのオバケが出てきたとき、ディーンはさいしょそれがメグだとわからなかった。髪型や雰囲気が大違いだったせいである。メグのオバケは「あの髪型は悪魔がわたしを悪魔らしくしたんだ。わたしの本当のすがたはこれ」といった。悪魔界にはスタイリストがいるんだなと思ったら、彼女は悲しい話をしはじめた。
「わたしは普通の大学生だった。夜道を歩いてたら悪魔に襲われた。気づいたらわたしは囚われの身になっていた。わたしは悪魔がわたしの肉体を使って人々を惨殺するところをずっと見なければならなかった。とても辛かったよ。あなたがきて助けてくれると思った。はやくここからだしてと叫び続けていたんだ。それなのにあなたはなにをした?窓からわたしを放り投げてヒーロー気取りか。なにも知らないスラッシャーのくせしやがって」
かわいそうだなぁ。ディーンは絶句するのであり、すまぬすまぬとうろたえた。「できるだけのことはしたんだ」といったらケトばされた。メグはディーンをケトばしながら妹の話をした。メグの妹はメグがいなくなって自殺したそうである。「ぜんぶおまえのせいだ。おまえは自分の復讐のことしか頭にないだろボケカスめ。おまえの両手は血塗れだ」と呪詛を聞かされた。「おまえのいう通りだ」といったらまたケトばされた。こりゃたまらん。
あっちの方では、ボビーがふたりの少女オバケに迫られてひィひィ悶絶中。小さな女の子ふたりがボビーの耳元で恨みを吐き続ける。「わたしたちはモンスターに殺された。あなたはほんの少し近くにいたのに助けてくれなかった」とわーわーいわれて、こっちもヘロヘロである。日頃冷静なボビーアニキの目玉がキョロキョロしだして、彼はどうしていいのかわからない。
ボビーはサムに救われ、ディーンは自力脱出した。3人は敵の正体を知った。ハンターたちが過去に助けられなかったひとたちのオバケがワンサカ出てきて殺しまくってるんである。他のハンターたちが問答無用で惨殺されたのに、ボビーとディーンはヒョイと逃げられるのは不思議に思えるが、ドラマだからそういうもんなのだろう。
メグとヘンリクセンには肌にへんなマークがあった。焼ごてでつけられたようなしるしである。それを
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