date: 1/31 23:46
シーズン3の6話。幽霊船と詐欺女。ネタバレ!
SPOILER ALERT!!!
ネタバレです!!!
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女性が深夜ジョギング中に幽霊船を見た。その後、シャワー中になにかに殺された。死因は溺死。
こちらは兄弟。前回ラストでサムはクロスロードの女悪魔を射殺したが、それがディーンにバレた。コルトの弾丸が減っていたからである。「おれにだまって危険な真似しやがって」とわーわー怒られたが、ヤッちゃったもんはしょうがない。女悪魔がいっていた悪魔のボスが次なる敵である。だが、サムが女悪魔を殺しちゃったから手がかりが消えた。どうやって探せばいいんでしょう。
溺死女性の叔母に話を聞きにいった。いつものようにニセ警官のフリをしていったら、伯母さんはさいしょすごく不機嫌だったが「死ぬ前になにかへんなこといってませんでした?」という質問をしたら急にきげんがよくなった。「アラ、あなたたちはアレックスのおともだち?」というのだ。勝手に勘違いしてるみたいである。幽霊船の話を教えてくれた。そして彼女はサムにcrush-onしちゃった。「なにかあったらなんでも聞いてよね。はぁと」という粘着中年おイロケ光線をサムに放つのだ。怖〜。
このエピは幽霊船のホラー話だが、はっきりいってこのオバサンのほうがホラーだったですね。ところでアレックスってだれ?
サムによれば、37年おきにこのエリアで奇怪な幽霊船が出現し、その度にだれかが溺死するんだという。いつも連続的に死人が出るので、きっとまただれかが死ぬんだ。サムは歴史の先生みたいにスラスラとこれに似たケースを挙げたが(S.S. Violet、the Griffin、the flying dutchman)、私、ぜんぜんわからないよ!ぜんぶ『死を予兆する幽霊船』の逸話であるらしい。日本人でサムとまともに議論できるのは荒俣宏くらいのものであろう。
まずは幽霊船の正体を特定してみようと思ったら、サムはもう調べたそうで、この付近で難破した三本マストの船は150件以上あるんだといった。多いなぁ。なんて会話しつつ歩いてきたらば、ディーンのインパラが消えていた!ひぃいいい。こりゃ一大事!
そこにアレックスことベラが登場。ウサギの足のエピソード(3-3)で兄弟をヒィヒィいわせたあの冷血女のベラである。駐車違反だからレッカー移動させちゃったといった。ディーンはちゃんとパーキングメーターにお金を入れたのに!いぢわるをしたんだな。
あのオバサンがいってたアレックスの正体はベラなのであった。ベラは、ああいうお金持ちのきげんをとってお護りを売ったり、降霊会をやって死んだネコとしゃべらせてやったりするんだそうである。それが彼女の仕事。金持ちにくっつく寄生虫みたいなやつだ。
ディーンは「この詐欺師め!」と不快であり、サムは「よくもまぁスヤスヤ眠れるもんだ!」と軽蔑した。ベラは「シルクのシーツで、お金に囲まれて眠るのいいきもちだわ」とうれしそうである。このひとは罵倒されることに生き甲斐を感じてるようだ。
ベラがインパラを隠して兄弟にいぢわるしたのには理由がある。兄弟が現れたせいで、ベラの金持ちクライアントは事件に幽霊船が絡んでいることを知ってしまった。そしてベラに「真相を調べろ」といってきた。「お陰で余計が仕事が増えちゃった、まったくもう!」というのが彼女の理屈である。この先だれかが死ぬかもしれないなんて、冷血オンナは知ったこっちゃない。ズラズラ文句を並べた後「チャオ〜」といって去っていった
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