TOP
『ターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ』のTOP
1 > 2 > 3 > 4 > 5

ターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ :: 1-08 :: Vick's Chip (1) :: ネタバレ

date: 3/07 05:42

ジョンは「いつから会話する機能がついたんだ?」と冷たくあしらってました。またこのシーンではキャメロンのウィンクが見れました。きっとキャメロンはあらゆるところで顔の表情やら会話表現をせっせと学習しているんだと思われます。不思議ちゃんです。

お話に戻ります。ジョンが "crank the juice" をやってみたらば、T-888の記憶された視覚映像がモニタにウジャーと出てきた。女性が出てきて「わたしに話してちょうだい」「だまってたらわからないよ」「いっしょにがんばりましょう」なんてことをしゃべりだした。それらは断片的な映像の洪水であり、しばしば画面は乱れる。T-888はヴィックと名乗ってこの女性と結婚してたみたい。女性は自分の夫がロボットなんて知らなかったんだろうな。彼女はバーバラという。映像の中に郵便物が出てきて住所がわかった。サラとデレクがその家にいってみた。

家に不法侵入。家の中は無人。コンピュータが持ち去られていた。バーバラはLAの役所に勤めているひとで、市のインフラ整備に関する部署で働いていたとわかった。それとスカイネットが関係あるのだろうか。

ジョンはその後もハッキングを続けて、T-888が女性を殺害する映像を見つけた。どこかの山の中でブン投げて無惨に放置。このときジョンは「チップの中にはたくさんの情報が独特のやり方でカテゴリわけされている。女性の映像が出てくる度に "weird robot symbols"(へんなロボットの記号)が出てくる」といっていた。ターミネーターの頭の中は謎だらけということみたい。シンボルちゅうのがまたいつか出てくるかもしれません。

T-888は何も知らないバーバラを無慈悲に殺したのである。許せん。デレクは「それがコイツらのやり方だ」とキャメロンをにらんだ。サラたちは映像を手がかりに山の中の殺害現場を特定できた。死体を発見。が、意外にもそれはバーバラではなかった。財布から身元が判明。死体女性はジェシカ・ペックとわかった。キャメロンは「その女性はスカイネットの敵だ」と教えた。てことはサラたちの味方なのかと思ったらそうではなくて、ARTIEに反対する勢力がよこしたロビイストであった。とジョンが調べてきた。

「ARTIEってナニ?」という質問にジョンが答えた。それは Automated Real Time Traffic Information Exchange の略である。『高度な交通制御システム』とでもいえばよいのだろうか。町のいたるところに監視カメラ/集音マイク/センサーが設置され、それらは市の中枢データセンターに直結している。そこから得られた情報によって交通情報をリアルタイムに監視し、交通の流れを制御するというインテリジェントシステムがARTIEである。簡単にいうと『信号機を自動制御するプログラム』てかんじか。

現在のところARTIEは開発段階のパイロットプログラムであり、LAの一部エリアで試験運用されているが、完成すれば全米中に導入される。バーバラはARTIEの設計担当者だった。ゆえに次のような推理ができる。スカイネットは信号機が欲しいわけではなくて、ARTIEから得られる情報を欲しがってるんだろう。これをまるごと手に入れちゃえばアメリカじゅうの情報(映像&音)を得られるのだから強力だ。Turkを頭脳に例えるならば、ARTIEは感覚器官ということになる。T-888はARTIEを守るためにバーバラに接近し、邪魔をするジェシカを殺したんだな。

サラたちはARTIEを破壊しなくてはいけないが、市役所を爆破するわけにもいかないし、どうせ破壊してもまたつくられてしまうだろう。だか

1 > 2 > 3 > 4 > 5

1-07 :: The Demon Hand :: ネタバレ (前の記事)
1-09 :: What He Beheld (2) :: ネタバレ (次の記事) >
『ターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ』のTOP
[ ドラマ番組カテゴリ ]
[ お知らせなど ]
[ パクリサイトにご注意 ]
[ このサイトについて ]
[ 管理人にメール ]

TOP