date: 2/13 08:08
った。兵士たちはベリックを尋問し、スコフィールドを含む4人がそこにいたはずだと知った。いったいどこに消えたかと不思議がる。ヤードではすべての囚人が集められ、点呼が行われたが、彼らはいない。いったいどこだ!とドタバタ探しまわって、フェンスの穴が発見された頃には4人は塀の外だった。ドサクサまぎれにフェンスまで走って逃げていっちゃった。脱獄成功。
マイケルたちは森を走る。警戒態勢が敷かれてそこらじゅうに兵士がウヨウヨ。途中でウィスラーが転んで足首を捻挫した。かなり痛そうだが、むりやり立たせて走る走る。マホーンがやけに親切なのが不思議だが、ウィスラーを連れていかないとマイケルの逃走計画がパーになるから彼も必死なのだろう。また、バスジャックしたリンクのことも警察に調べられていた。背が高くてガタイのいいアメリカ人、という彼の特長はかなり目立つので乗客たちはよく覚えていた。
男たちはビーチに達した。リンクと合流。リンクは弟の顔を見てうれしそうである。「準備できてるよ」といったら、横にいたマグレディが「準備ってナニ?」と聞いた。リンクはこの新顔を見て怒るふうでもなく「いつもノラネコを拾ってくるヤツだな」といった。兄弟のヒストリーを感じるひとことである。なんかいいですよね。
ここでウィスラーがグズグズいいだした。「ぼくをこのままカンパニーに渡したらみんな殺されるだろう。ぼくはソフィアを銃撃戦の危険にさらしたくない。だからいまここでぼくを逃がせ。ぼくは自分でカンパニーに連絡し、LJくんの安全を見届けてから自分でそっちにいく」なんて勝手なことをいうが、とうぜん却下である。
さて、気になるクーラーボックスの中身が明かされます。3-05 :: Interferenceで、リンクがビーチでソフィアといっしょに埋めたアレである。中から出てきたのは4本のボンベなのであった。あれ、なんと呼ぶのか知らないが、マウスピースと小型ボンベが一体化した簡易型の潜水器具である。スプレー缶くらいの大きさ。5人いるのに4本しかないが、リンクとマイケルが1本を使うという。ソレでやるしかない。
リンクに着信。グレチェンだった。彼女にウィスラーの声を聞かせてやった。20分後にパナマシティで人質交換の予定だそうである。
リンクが防水用のビニル袋を出した。濡れて困るもんはここに入れとけばいい。ここでウィスラーのBIGなポカミスが発覚した。なんと彼は鳥の図鑑を落としてきちゃったのだ。SONAでトラックの下に隠れたとき、ポケットから落ちたのに気づかなかった。バカである。すべてはアレのためだったというのに。諦めるしかない。アレがなくて取引はどうするんでしょうか。
マホーンがリンクにお願いをした。「すまぬがこれもビニル袋に入れてください」と彼が出したのは息子の写真である。リンクは「バカめ」と相手にしなかった。マホーンの悲しげな顔が演技うまい!
さていくかと思ったら、マグレディがグズりだした。「ぼく、泳げない」だそうである。なんだこのバカってかんじだがマイケルが助けた。「ぼくに捕まっていればよい。ふたりでボンベを使っていこう」という優しいお言葉。5人は海に入った。
兵士たちがビーチに着いたときにはそこの無人。いったいどこに消えたかと彼らは不思議がる。双眼鏡で海を眺めてもボートなんかない。5人は潜水中。
SONA。囚人たちはヤードに集められ、捕まった3名はギューギュー責められる。リチェロは肩を撃たれて動けず。かなり出血がひどいが、治療なんかしてもらえない。まずはベリックがバンバン殴ら
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